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校長のひとり言ブログ

2010年8月30日

突然死

 私は毎月、かって働いていた職場の同僚とゴルフをしていますが、最近、あれほど元気だった人が死亡したというニュース等に接する機会が多くなったようです。先日も、ゴルフ場に到着した途端、友達から「Hさんがゴルフ中に急死したことを知っている?」という話を聞いたのです。Hさんといえば、若い頃は柔道の猛者として知られ、体重120キロ位はあろうかという巨漢で、一昨年定年退職し、現在は第2の職場で元気に働いているということを人伝てに聞いていたので、突然の訃報にびっくりしたのです。その友達から聞いたところによると、Hさんは、朝、スタートして間もなく、第2打を打ち、そのボールが見事グリーン上に乗り、大喜びした直後、うずくまるようにしてその場に倒れたそうです。驚いたパートナーがゴルフ場に知らせ、救急車を呼んで病院に運んだのですが、既に心肺停止の状態であり、間もなく死亡が確認されたということで、死因は「心筋梗塞」だったということでした。
 このように、死ぬとは予想できなかった人が、突然、容態がおかしくなって、発症から24時間以内に死亡するのを「突然死」といいますが、日本国内では年間8万~10万人がその犠牲になっているといわれています。その原因の大部分が心臓の病気で、中でもほとんどが心筋梗塞だろういうことです。こうした「突然死」では、就寝中、急に胸を押さえて意識不明となったりする場合もありますが、大半は、ゴルフ、野球、ジョギング、水泳などスポーツ中が多いそうです。その中でもとりわけゴルフ中の「突然死」が多いようで、ある病院関係者の調査結果によると、ゴルフ中の「突然死」は、圧倒的に中高年の男性で、それも、高脂血症、喫煙、肥満等の危険分子を持ったゴルフ愛好家が、心筋梗塞や心不全等の「突然死」で死亡しているということです。
 また、ゴルフ中での体調の急変は、スタートホールのティーショットとグリーン上に集中しているそうで、これは次のようなことが関係しているともいわれています。それは心筋梗塞は、起床後2~3時間ほどの間に起こることが多く、早朝にスタートするゴルフは、発症しやすい時間帯と丁度重なっていることも関係しているということです。人は緊張すると、アドレナリン等のホルモンが分泌されて血圧が上昇し、心拍数も増えるので、心臓がドキドキします。パターをするときも同じように緊張をするそうで、特に難しいパターを決める瞬間は、最高に緊張するそうですから、十分気をつけたいものです。
 それでは、ゴルフを安全に長く続ける秘訣ですが、それは
  ○ ゴルフはのんびりと楽しく、マイペースでする。
  ○ プレー前夜、睡眠は7時間以上とる。
  ○ プレー前の準備体操は十分に行う。
  ○ 禁煙する。
  ○ ラウンド半ばの飲酒はしない。
  ○ 季節を問わず、ラウンド中は水分を十分に摂取する。
  ○ 普段からゴルフ以外にウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなど1回に20分以上、週2回以上行い、年1回以上は定期健診を受ける。
だそうですから、ゴルフ愛好家の方は、この注意事項を忠実に守るように心がけましょう。

2010年8月23日

臨機応変な運転

 自動車学校では、交通社会において守るべき基本的なルールを学びますが、いざ運転免許を取得して道路を運転してみると、なかなか習った通りにはいかないもので、そこには自ずから「臨機応変な運転」が求められているところです。しかしながら、実際の道路においては、「臨機応変な運転」をすることが出来ないドライバーを見かけることがしばしばあります。最近も、そのようなドライバーを見かける機会がありました。
 その一つは、交差点に入ったものの、信号が変わって前に進むことが出来ず、横断歩道上で立ち往生している車のドライバーです。先日の朝、自転車で出勤途中、約50メートル先に信号機のある交差点が見えて来ましたが、私が進行している自転車道上に1台の白い軽自動車が止まっているのが目に入りました。私が進む方向の信号機は「青」となっていましたから、おそらく、その軽自動車は信号に従って交差点に入ったものの、信号が変わって前に進めなくなり、立ち往生したものと思われました。交差点に近づいてみると、軽自動車が止まっている場所は、車の前半分は自転車道、そして後ろ半分は横断歩道上でしたから、自転車は自転車道を進むことが出来ない状態になっていたのです。しかしながら、その軽自動車の後の方を見ると、全く車の姿はないのです。つまり、車を一寸バックして交差点外に出て止まれば、自転車はもちろんですが、歩行者にも迷惑をかけないで済むわけです。仕方がないので、私は自転車道を迂回し、その車の後ろの横断歩道を通ったのですが、運転席を見ると、若い女性がしきりにミラーを見ながら髪の形を整えており、しかも車の後部には、あの若葉マークが付いていたのです。自動車学校ではこのような場合、後方の交通を確認して交差点外にバックするよう指導されているはずですが、まだまだ「臨機応変な運転」が出来ないようです。
 その二つは、かたくなに「安全」だけを考え、自分本位に車を運転しているドライバーです。それは先日の日曜日、妻の実家に行く途中のことで、時間はお昼ごろでした。その日は交通量が少なく前を行く車もなかったので、スムーズに車は走らせていると、ふと前方に1台の普通自動車が走行している姿が見えました。その車はゆっくり走っており、その付近は制限速度が50キロの所でしたから、たちまち私の車はその車に追いついたのです。その車は私の車が追いついても、相変わらずゆっくり走り、私の車のスピードメーターを見たところ、40キロを指していました。その道路は片側1車線の県道で、はみ出し禁止区域となっていますから追い越すことは出来ませんし、ましてやクラクションを鳴らすわけにもいかず、しばらくその車に追従して車を走らせることにしたのです。車を見ると国産の高級車で、車を運転している姿は見えませんが、慎重すぎる運転ぶりからすると、おそらく女性ではないかと推察されたのです。約5キロその状態が続き、その間、道路左側には車を避けることが出来る空き地がありましたが、全くその車は進路を譲ろうとしないのです。バックミラーで後方の車を確認すると、約10台位が数珠つなぎでつながっており、私も少しイライラしていたところ、ようやく信号機のある交差点で右折車線に入ったので、私はその車のすぐ左横に車を停止させ、運転席を見たところ、やはり女性で年齢は50歳前後位のドライバーでした。このようなドライバーは、確かに安全運転はしていますが、車の流れが悪くなるほか、後続車両のドライバーがイライラして対向車線にはみ出し、大きな事故につながることがありますので、わき道に車を寄せて進路を譲るとか、「臨機応変な運転」をしてほしいものです。

2010年8月16日

梅干

 職場で私の右隣に座っている甲斐副校長の昼食は、奥様お手製の弁当ですが、その弁当の真ん中には、ほぼ毎日のように美味しそうな真っ赤な「梅干」が入っています。振り返ってみると、私の小学校や中学校の頃の弁当にも、この「梅干」は必ず入っており、私達はそれを「日の丸弁当」と言っていましたが、遠足や運動会のときのおにぎりの中に入っている「梅干」は、酸っぱいけれども美味しさがあり、おにぎりには欠かせない食べ物で、年中食べていたような記憶があります。
 その「梅干」とは、梅の果実を塩漬けにした後に日干ししたもので、漬物の一種だということですが、効用として、「唾液の分泌を促す」、「疲労回復などの薬効」、「解熱」、「抗菌、防腐」などがありますが、なんといっても夏バテ防止にはもってこいの食べ物で、今や私の朝食には欠かせないものとなっています。
 最近、その「梅干」は、もっぱらスーパー等で買い求めていましたが、今年の5月中旬ごろ、ゴルフ仲間のKさんから、「今年は梅を40K位漬けた」と言う話を聞いたのです。聞けばKさんは毎年知り合いの所から梅をもらい、10年位から自分で「梅干」を作っているということでした。 私は、今まで、「梅干」を作った経験はありませんでしたが、Kさんの話を聞いてみると楽しそうでしたから、今年は「梅干」作りにチャレンジしてみようという気になったのです。幸い、妻の実家には樹齢60年位の梅の樹があり、毎年たくさんの実をつけていますが、熟した梅の実がボタボタと落ちていることを知っていましたので、義母の了解を得て、「梅干」の材料となる梅の実を調達することにしたのです。
 さて、その「梅干」の漬け方ですが、友達の話等を参考にしながら、次の要領で挑戦してみました。まず、梅は洗って一夜漬けにし、翌日、竹の串で梅の蔕(へた)を取り除きました。蔕には汚れが付いており、これを取っておかないとカビの原因となるのだそうです。蔕を取った梅は、1個ずつ丁寧に布巾で拭きとって漬物用のポリバケツに入れ、約400グラムの塩を入れてまぶしたあと、5キロの重しを載せました。そのままの状態にしていると、やがて白い梅酢が浮き上がってきますので、1週間後にその白い梅酢を捨て、次は赤シソを入れるのですが、聞くところによると、シソは揉む人によってシソ独特の赤い色が出ないということでした。そこで、今回は不安でしたから、市販の赤シソと赤梅酢を使い、梅と赤シソを交互に入れ、それに35度の焼酎約300ミリと梅酢を入れましたが、焼酎を使ったのは、カビ防止のためです。
 これらの作業は6月10日ごろに終わり、そのまま梅雨が明けるのを待っていたところ、ようやく7月20日に南九州に梅雨明け宣言が出されましたので、土用干しが終わり、晴れが続いた7月31日に漬けていた梅と赤シソを取り出し、ざるに広げて4日間、天日干しにしたのです。私が子供の頃、実母が漬けていた「梅干」は、このような天日干しはしていなかったようですが、調べてみますと、天日干しをすると、カビの心配が皆無になるほか、梅の皮が軟らかくなり、手触りも滑らかになり、梅の果肉と種の離れ具合が良くなるのだそうです。
 さらに、天日干しが終わった梅と赤シソは再び梅酢の中に入れましたが、これで「梅干」漬けは無事完了しました。しばらくこのままの状態で保存したあと、8月10日ごろ試食してみたところ、思ったより塩辛くなかったので、現在では毎朝食べています。真っ赤な「梅干し」は見ただけで食欲が増しますので、どうやら今年の夏はバテずに済みそうです。今年の経験を活かし、来年はもっとおいしい「梅干」作りに挑戦したいと考えているところです。

2010年8月 9日

うっかり運転

 数ヶ月前になりますが、当校のK指導員が、研修会に出席される講師を鹿児島空港に車で迎えに行ったところ、「うっかり」して、高速道路の分岐点であるえびのジャンクションで宮崎方面に曲がらず、そのまま直進して通り過ぎてしまい、途中で気づいたものの、Uターンする場所がなく、隣りの県である熊本県の八代インターでようやくUターンし、無事当校に帰ってきたことがありました。早速その出来事は朝礼等で紹介されたので、全職員の知るところとなり、当の本人は恥ずかしくて、おそらく「穴があったら入りたい」心境だったものと推察されます。しばらくの間は、職員間でこの「うっかり運転」が話題になっていましたが、時間の経過とともに、その話題も途絶えてしまい、いつしか私の脳裏から消えつつあったのです。
 ところが、先日、私も車を運転中、K指導員と同じような「うっかり運転」をしてしまい、すぐさま、K指導員のことを思い出したのです。それは、妻が運転免許を持たないので、私が夕方、妻を乗せて約2K位の距離にあるスーパーに買い物に行くのが日課となっていますが、その際、妻と話をしていたため、「うっかり」して、スーパーの入り口を通り過ぎてしまったのです。
 その日もいつものように自宅を出発し、途中まで走行していたのですが、運悪く渋滞に巻き込まれてしまいました。ノロノロの状態が続きましたので、私は妻と話をしながら運転をしていましたが、目はちゃんと前の車の動きを見ており、前車が発進すれば私の車も発進させ、車間距離を十分取っていたのです。また、このような渋滞の時は、左横を通り抜けるバイクがいますので、そのようなバイクはいないか、サイドミラーで確認しながら運転したつもりでした。
 すると、私の耳に、妻の「お父さん、どこへ行くの」という声が飛び込んできたのです。その声にハッとして前方を見ると、なんと、私が運転する車は、目的地の道路左側にあるスーパー入り口を通り過ぎてしまっていたのです。私は、妻と話をしながら、前の車の動きばかり見ていたので、どうやら、私の頭の中は、前の車のことだけを考え、肝心のスーパーに行くことをすっかり忘れてしまっていたようです。妻からそう言われ、その場は、「ああ、そうだった。うっかりしていた。」と取り繕い、その場でUターン出来なかったので、次の交差点を左折してからスーパーの周りを一周し、ようやく目的地のスーパーにたどりつくことが出来たのです。
 この出来事は、私にとって大ショックでした。私は運転免許を取得してから約50年になりますが、こんな「うっかり運転」をしたことは全くありませんでしたので、その日は、自宅に帰ってからも、このことが脳裏から離れず、「年のせいかな」と自問自答したのです。その時に思い出したのが、冒頭に紹介したK指導員の「うっかり運転」だったのです。
 そこで、K指導員には古傷に触れるみたいで悪かったのですが、なぜ、標識を見逃したのかを聞いてみたのです。K指導員の話では、「うっかり運転」の原因は、助手席の講師が質問する内容に気を奪われ、目は前を向いていても、運転に集中していなかったという反省の弁でした。その話を聞き、一寸安心しました。なぜならば、私の場合も「うっかり運転」の原因は、やはり妻との会話に気を奪われ、運転に集中していなかったからです。
 おそらく、交通事故の原因は、大半がこのような「うっかり運転」だろうと思われます。そこで、この大失敗があってから、運転する際は、同乗者との話に気を奪われることなく、常に緊張感を持ってハンドルを握っているところです。

2010年8月 2日

キオビエダシャク

 今年の6月中旬ごろ、いつものように早朝散歩をしていたところ、乱舞する数匹の昆虫の姿が目に入りました。その昆虫は、モンシロチョウ位の大きさでしたから、てっきり蝶だと思ったのですが、近くに寄ってみると、翅(はね)が黄色いというかどちらかというとオレンジに近い色でした。また、よく見ると、黄色のほか、紺色みたいな色もあり、それらの翅は毒々しい色をしていましたので、その昆虫は、南の地方から飛んできた蝶だと思ったのです。それから、数日して私の庭でも、その蝶らしき昆虫が数匹飛びまわっていたので、庭ほうきを使ってそのうちの一匹を捕えてみたところ、それは蝶ではなく、蛾だったのです。 
 その後、その蛾のことはすっかり忘れていたところ、7月になって、庭に植えてある紅葉の木の葉に毛虫が付いているのを見つけ、業者に害虫駆除をお願いしたのです。その際、妻が時々庭に飛んで来る黄色の色をした昆虫のことを話したところ、それがヒトツバ(イヌマキ)の葉を食い荒らす「キオビエダシャク」という蛾の成虫だったのです。業者の人の話では、今、宮崎市内ではこの「キオビエダシャク」の幼虫が大繁殖し、業者はその駆除に追われているということでした。そういえば、5月ごろの回覧版に「ヒトツバの葉を食い荒らす蛾の幼虫が異常発生」という記事が掲載されていたことを思い出し、どんな蛾なのか調べてみることにしたのです。 
 それによると、この「キオビエダシャク」という蛾は、もともと九州本土には土着していなかったのですが、西南諸島から偶然侵入してきたもので、今から10年前の平成12年の夏、鹿児島県の頴娃町で初めて姿を発見されたそうです。鹿児島県では庭木として、ヒトツバ(イヌマキ)を植えるところが多く、この「キオビエダシャク」の幼虫が大繁殖したため、たちまちヒトツバが丸坊主になったということです。しかしながら、この「キオビエダシャク」は、もともと南方の昆虫ですから、九州本土では越冬は出来ないものと思われていたところ、地球温暖化の影響なのか、鹿児島県内でこの「キオビエダシャク」のさなぎと幼虫が見つかり、越冬できることが分かり、その後、平成17年には、宮崎県内の串間市、そして隣の南郷町でも、この「キオビエダシャク」の成虫が飛び回る姿が確認されたということです。それから5年経過し、今年ごろから、都城市内や宮崎市内で乱舞する姿がみられているようですから、段々宮崎県内を北上しているものと思われます。 
 インターネットで調べてみると、「キオビエダシャク」の幼虫はシャクトリムシで、頭、尻、及び側面がオレンジ色で、他の部分は灰色と黒色のまだら色をしているということです。成虫は、全体的に濃い紺色で、羽に黄色の帯がある美しい蛾(ガ)で、昼間飛びまわっているということです。 
 この「キオビエダシャク」の駆除ですが、幼虫の発生が少ない場合は、木を揺すって落ちた虫を捕殺し、木の根元の土中に茶褐色で紡錘型をした蛹がいる場合は、掘り出して捕殺するほか、成虫は、捕虫網で捕獲したり、薬剤散布が効果的ということです。当校の吉原指導員の話によると、ディプテレックスという乳剤が最も効果的だということですから、ヒトツバの葉に幼虫を発見したら、早速薬剤散布する予定にしております。

2010年7月26日

熱中症

 気象用語では、日中の気温が30℃以上になる日を「真夏日」、35℃以上になる日を「猛暑日」というのだそうですが、今年は、梅雨が明けた途端、日本国内に猛暑が押し寄せ、特に関東の群馬県や岐阜県等では、連日のように最高気温が38度以上になっているようです。この影響で、農作業中に死亡したお年寄りや、救急車で搬送された患者のことがニュースになっていますが、その原因は「熱中症」のようです。テレビを見たり、ラジオを聴いていますと、必ず,「熱中症」のことが話題になっていますが、先日の朝、散歩中にラジオで聞いた「年代別の熱中症」は、内容も分かりやすく、大変参考になりましたので、皆さん方に紹介します。
 そのラジオは、NHK「健康ライフ」で放送されたものですが、年齢によって[熱中症]が発生する原因は違っており、従ってその対策も変わって来るということでした。まず、幼児の場合で、人間は体内の温度が高くなると、熱を体外に汗として出す機能がありますが、幼児の時期はその機能がまだ未発達だそうです。従って、水が飲みたいときは、泣いたり、ぐずったりするわけですが、母親が幼児の表現をうまくキャッチしないと、「熱中症」になり手遅れになってしまうことがあるそうです。特に、幼児は小さいので、地表からの照り返しが強く、大人と幼児では気温が3度も違うそうですから、この時期、幼児の手をひいたり、乳母車などで散歩する場合は、帽子を被せたり、傘をさしたりし、さらに、途中で休憩したり、水分を与えることが必要だということです。
 次は若い人、つまり10代後半から20代の年代の人達ですが、この年代はスポーツ関係者の人が「熱中症」に罹っているそうです。高校野球のように炎天下でスポーツするわけですから、「熱中症」に罹るのは当然ですが、しかし、専門家によると、熱を体外に出す新陳代謝機能が発達し、例え[熱中症]に罹っても80%は軽症だということです。しかしながら、命かかわることですから、スポーツ関係者は、練習時間を短くしたり、途中で休憩を取ったり、水分を取らせる等の配慮が必要ということでした。
 次は高齢者ですが、若者が[熱中症]に罹っても軽症なの比べ、65代以上の高齢者では、半分以上が重症になるということです。その原因は三つあるそうです。まず一つは、身体の中の熱を汗として体外に出す機能が衰えて来る、つまり年を取ると、下手になって来るということです。その二つは、のどが渇いても、それを脳に伝える中枢神経が衰えて来るということです。その三つは、いろいろな病気で薬を服用するため、自然と体が汗をかかない体質になってしまうということです。
 最後は、「日中症」に罹る時間帯ですが、若者が罹るのは日中炎天下の時間が多いのに比べ、高齢者では自宅居室、しかも10%は夜間だそうです。なぜかということですが、その原因は二つあるそうです。一つは、高齢者は暑いのに、クーラーや扇風機を使うのを嫌がるということと、二つは、トイレに行くのを嫌がって水分を取らないため、就寝中にけいれんを起こして意識障害になるということです。高齢者が[熱中症]に罹った場合、重症になることが多いので、クーラーは除湿にしてやるとか、扇風機は直接身体に充てず、部屋の空気の流れをよくしてやる等、周りの人達が細心の注意を払うことが大切だということです。