広 告
17万台の格安合宿免許!


校長のひとり言ブログ

2010年3月 8日

なぜ?

 私の妻の母は、大正8年2月1日が誕生日ですから、今年91歳になりました。義父が7年前に亡くなり、実家で一人住まいをしていますが、高齢と永年の農作業、それに骨粗鬆のため、腰がエビのように曲がっていますので、今では杖なしでは歩けない状態になっています。そこで、私達は、1週間分の食料買い求めと義母の話し相手をするため、毎週妻の実家に帰省することにしています。義母は、腰こそ曲がっていますが、目や耳は健康ですし、特に、頭の方は全くボケの症状がないどころか、むしろ私達より記憶力が良いようです。おそらくそれは、日頃から新聞は丹念に読みますし、テレビやラジオでニュースは欠かさず見ているほか、何十年も日記を書いていますので、そのせいではないかと思われます。また、新聞等を読んでいるせいか、横文字でも結構内容を理解しているようです。私がびっくりしたのは、大相撲のテレビを見ていた時、グルジア国出身の栃ノ心関が画面に映し出されたところ、それを見ていた義母が、「この相撲さんはイケメンね。」と言ったからです。思わず、私はエッとびっくりし、義母の方を振り返ったほどでした。このようなことはまだ日常茶飯事で、色の明暗を現すときに使う「コントラスト」等、たくさんの横文字を知っており、内容を理解してうまく使い分けている「ハイカラばあさん」なのです。 
 先日の日曜日に帰省した時は、丁度、前日にチリで大地震が発生し、日本に大津波が押し寄せるという情報があり、どのテレビのチャンネルを回しても、その津波関係の映像ばかりで、義母が楽しみにしていたNHKテレビ「のど自慢」は放映されませんでした。仕方がありませんので、私は義母と一緒に炬燵に入ってテレビを見ていたところ、テレビでは、専門家が津波の起こるメカニズムを説明していましたが、それを見ていた義母が「なぜ、海の波は起こるのだろうか。」と私に聞いてきたのです。私は予想していないその質問にびっくりし、考えてみましたが、即座に思い当たる回答が出て来ません。 
 そこで、回答を保留し、早速自宅に帰ってパソコンで調べてみたところ、やはり同じ疑問を持つ人が多いのか、その質問に答える内容がありました。それによると波が起こる要因は、「風と月の引力」の二つだそうです。そのうち「風」ですが、地球を取り巻く大気は太陽の光を浴びれば温められ、夜になると急激に冷えます。その結果、大気の多い方から少ない方へ大気が移動するという現象が起こるのですが、この流れが「風」で、この風の力の影響を受けて波が起こるのだそうです。また、海水は「月の引力」に影響を受けており、引力が大きい海面は海水面が上昇、少ない海面は海面が低くなり、このときに生じる海水の流れが波を起こしているのだそうです。そういえば、台風の時は波も高いし、天気予報で等圧線が狭い時は、強風注意報が出されるほか、波も高くなって注意報や警報が出されています。 
 その結果を早速、妻を通じて義母に知らせたところ、義母の返事は、「ありがとう。これでゆっくり眠れるわ」ということだったそうです。このやり取りを聞き、私達夫婦は大笑いして1件落着しましたが、さあ、次はどんな「なぜ?」の質問が飛び出すか、恐怖?でもあり、楽しみでもあります。

2010年3月 1日

ジンクス

 カナダのバンクーバー市で開催されていた冬季オリンピックは、本日をもって全日程を終了しましたが、日本は残念ながら、金メダルはなく、銀3個、銅2個の合計5個の成績でした。今回のオリンピックでは、フリースタイルスキー・モーグルの上村愛子選手や女子カーリングの活躍ぶりに注目が集まりましたが、国民の目が最も集中したのは、何といっても女子フイギュアではなかったかと思います。特に、浅田真央選手については、全国民が金メダルを取って欲しいという願望がありましたが、結果は浅田選手のライバルである韓国のキム・ヨナ選手の圧勝でした。決勝の当日、私も当校のテレビでその模様を見ていましたが、キム・ヨナ選手に全くミスがなく、その優雅な姿に思わず見とれてしまい、「これでは駄目だ。浅田選手の金はなくなった。」とあきらめてしまったほど、キム・ヨナ選手のスケートは素晴らしいものでした。試合後、この決勝の結果を見た、あるテレビのコメンターが、「浅田選手の演技は『頑張った』と言えるが、キム・ヨナ選手の演技は『うまい』と感じた」と表現していましたが、まさにその通りで、今回はキム・ヨナ選手の演技には、全く文句のつけようがありませんでした。浅田選手には、4年後に開催される冬季オリンピックに期待しましょう。
 今回の浅田選手とキム・ヨナ選手とのライバル対決には、私には、一つの布石があったような気がします。それは決勝当日の朝、選手達は本番に備えて練習光景がテレビで放映されましたが、浅田選手が真っ赤な衣装を身に着けていたのに比べ、ライバルのキム・ヨナ選手は鮮やかなブルーの衣装だったからです。その映像を見た瞬間、私は「これはキム・ヨナ選手の勝ちだ」と直感したのです。それは数日前のテレビで、「女子フイギュアには、ジンクスがある。それは金メダルをとるのは、ブルーの衣装を身につけた選手」と放映していたからです。そう言えば、前回のトリノ大会でも金メダルを取った日本の荒川選手が身に付けていたのは、ブルーの衣装だったからです。そうは言っても、私の心の中にはやはり、「浅田選手に是非勝ってほしい」という気持ちがありましたが、キム・ヨナ選手の姿を見て、演技する前から浅田選手の金メダルは無理だと感じました。それは、ブルーの衣装を身に着けたキム・ヨナ選手の態度には、世界チャンピオンらしい風格があり、全く隙がなかったからです。スケート関係者の話によると、ブルー系統の衣装は、審判員に対し、フイギュアにとって大切な優雅な印象を与え、高度の点数を獲得できるものだそうです。そこで、その状況を素早くキャッチし、演奏曲の選定のほか、フリーが苦手のキム・ヨナ選手にブルー系統の衣装を身につけさせて自信を植え付けたカナダ人コーチの手腕が、今回の金メダルの獲得につながったようです。
 スポーツ界では、このような縁起をかつぐ、いわゆる「ジンクス」が数多く見られます。例えば、ゴルフ界ではアメリカのタイガー・ウッズ選手は、最終日、勝負をかける時の服装は真っ赤なシャツと黒いズボンですし、高校野球では、ピンチやチャンスのとき、PL学園高校の選手が必ず見せる「胸のお守りをぎゅっと握りしめる行動」もその「ジンクス」の一つです。こうしてみると、スポーツ選手にとっての衣装や行動の「ジンクス」は、勝ちに結びつく縁起のよいものだけでなく、自分を落ちつかせる原動力にもなっているようです。浅田選手には、次の冬季オリンピックで金メダルを取ることを期待しましょう。

2010年2月22日

非常識

  いやあ、驚いたですね。こんな「非常識」な人が日本代表として、冬季オリンピックに出場していたのだなんて。その「非常識」な人とは、スノーボードのハーフパイプに男子代表として出場した国母和宏選手のことです。今回の「国母騒動」は、日本からオリンピック会場であるカナダのバンクーバーに移動する際、国母選手がサングラスをかけ、公式服装のネクタイを緩め、シャツを出し、腰までズボンを下げている「腰パン」姿でテレビ放映されたのが騒ぎの発端ですが、私もその姿を見た瞬間、「なんでこんな恰好をしているの」とびっくりしたほどの服装でした。テレビの字幕に「国母」という名前が出てきたとき、私は思わず、どこかで聞いたような名前だと思い、記憶をたぐってみたところ、ようやく思い出しました。それは、昨年の12月ごろのテレビで、今回のバンクーバーオリンピックのスノーボードハーフパイプでは、メダル獲得が有力だということを放映していたからです。その時は、珍しい名前だと思っていましたが、まさか、その選手がテレビの画面でだらしない恰好をしている選手と同一だとは信じられなかったのです。
 報道を知った人々から日本オリンピック委員会(JOC)や全日本スキー連盟(SAJ),等に対し、「だらしない」「なんであんな選手を選んだのか」といった抗議の電話やメールが殺到したそうです。この事態にびっくりしたJOCでは、先に出発していたスノーボードの監督や国母選手に同行していたコーチと連絡を取り、注意をするとともに、「国民の税金を使った代表の服装ではない。誠に申し訳ありません。直ちに現地で、謝罪会見を実施します。」というコメントを発表したのです。私はこの報道を聞き、国母選手という人物の性格等は知りませんでしたが、オリンピックの代表選手ですから、自分の服装が日本において、大きな問題になっているわけですから、監督やコーチなどの意見を取りいれ、素直に謝罪会見をするものとばかり思っていたのです。
 ところが、会見場に現れた国母選手は、鼻と耳にピアスをつけ、さらに会見では、「服装の乱れを注意され、入村式には出ませんでした。競技には影響ありません。反省していま~す。」と語尾を伸ばした発言をし、さらに記者から服装問題について質問されると、「ちっ、うっせーな」と舌打ちしたのがマイクで流されたのです。すると、この謝罪会見を見た人達から、JOCやSAJ等のほか、国母選手が在学している大学に「スポーツマンらしくしてほしい」「国民の代表としてふさわしくない。即刻辞退させろ」といった苦情や抗議の電話やメールが殺到したということです。一時、SAJ等では、出場辞退の話も出ましたが、大学の監督を急遽現地に派遣したり、橋本団長の決断で出場が決まりましたが、国母選手は、決勝までは進出したものの、成績の方は、本番では転倒し、残念ながらメダルは獲得出来ませんでした。
 報道等を見ると、今回の騒動は、単なる服装だけでなく、国母選手自身の「非常識」な言動が原因のようです。国母選手は前回のトリノオリンピックでも、先輩選手を「お前」呼ばわりしたり、日頃から、他人から注意されるのを極端に嫌っていたようです。これも小さい時から「スノボの天才」と言われた程の素質はありますが、残念ながら、スノボだけの狭い分野で行動していたせいか、社会人としての「常識」が欠けており、これが仇で天狗になり、躾が疎かになっていたと思われます。まだ21歳と若いので、もう一度人間として必要な「常識」をきっちり養い、次回のオリンピックで頑張って欲しいものです。

2010年2月15日

人情

 最近のニュースといえば、政治資金規正法違反事件や雇用の不安等何かと暗い話題ばかりでしたが、久方振りに「人情」溢れる明るい話題に接することが出来ました。それは、先日の朝、散歩中にラジオから流れてきたものでした。それによると、埼玉県の女子中学生が、石川県の高校を受験するため母親と向かう途中、大雪のため列車が運休して足止めされながら、ヒッチハイクしてトラックに乗せてもらい、無事試験場にたどり着き受験、合格したというものでした。この話題を紹介した生島ヒロシさんも、「いやー、感動しましたね。まだ、こんな人情溢れる日本人もいるのですね。」とトラック運転手のことを褒めちぎっていましたが、ラジオを聞いていた私も生島さんと同感でした。
 その日の朝、テレビでもこのことが詳しく放映されており、再び感動したところです。テレビによると、話題になった埼玉県の女子中学生は、子供の時から「航空自衛隊のパイロット」になることが夢で、今年の1月中旬、石川県輪島市にある日本航空石川高校の推薦入学試験を受験するため、試験前日、母親と一緒に東京から新幹線に乗り新潟県に向かったのだそうです。予定では、新潟県の長岡駅から石川県に向かう列車に乗るスケジュールだったのですが、大雪のためその列車が運休になったということです。深夜であるし、他の交通機関もなく途方にくれてしまい、女子中学生は泣き出してしまったそうです。すると、母親が「絶対あきらめないで」と娘をなだめ、ヒッチハイクをすることを提案したということです。しかしながら、大雪の降る中で、初めてのヒッチハイクだったせいか、思うようには車は停車してくれず、それでも約1時間傘を振り続け、ようやく1台の車が停車したので事情を説明し、新潟県上越市まではたどり着いたということです。
時間は深夜の午前2時、試験が始まるのは午前9時、上越市から試験場の石川県輪島市までは約300キロと条件は益々悪くなるばかりでしたが、母親が再び「あきらめないで」と娘を元気付け、雪の中を歩きつづけ、ようやく午前4時ごろになって、ガソリンスタンドで給油中の大型トラックを見つけたそうです。運転手は熊みたいな感じの中年の男性で、当初、母娘とも怖かったそうですが、思い切って事情を説明したところ、石川県の金沢市までなら乗せてやるということになったということです。母親としては、入試開始時間まであと5時間、金沢市まで乗せてもらったとしても、金沢市から試験会場の輪島市まで行く手段などは全く当てがありませんでしたが、それでも車中で、娘に「あきらめないで、なんとかなる。」となだめていたところ、それを聞いていたトラックの運転手が「よっしゃ、輪島まで行っちゃる」と言い出し、途中からトラックの進路を変え、一路輪島市に向かったそうです。
 トラックが会場に到着したのは試験が始まる10分前で、その時の様子について、学校関係者は「いきなり、大型トラックがすごいスピードで入ってきたので、何ごとかとびっくりしていたところ、母親と娘らしき二人がトラックから飛び降りてきたので、初めて受験生だとわかった」と説明するほど、まるで映画のワンシーンのようだったということです。さらに、驚いたことには、偶然にも、この日の作文のテーマが「私が感動したこと」だったそうです。女子中学生は、トラック運転手に助けられたことや「絶対あきらめないで」と励ましてくれた母親への感謝の気持ちをつづったところ、見事合格したということです。トラックの運転手は「私にも同じ位の娘がいますから」と言って名前を名乗らず学校から立ち去ったそうですが、その後学校が調べて電話をしたところ、開口一番「試験の結果はどうでしたか」と尋ね、合格した旨を伝えると、「ああ、よかった」という答えが返ってきたということです。
 この話を聞き、受験生に合格を運んでくれたトラックの運転手さんが、まさにドラマの主人公のように思えるとともに、このような「人情」溢れる人がいることを知り、なんだかうれしくなったところです。

2010年2月 8日

水と健康

 私が早朝散歩中によく聞くラジオに、生島ヒロシさんの「おはよう一直線」という番組がありますが、先日、その中の「健康広場」で、東京医科歯科大学の藤田紘一郎教授が「水のあれこれ」について話をされていました。藤田名誉教授は「寄生虫博士」で有名な人ですが、「万病を防ぐ水の飲み方」を著作するほど、「水と健康」に関しても専門家です。その藤田教授の話によると、糖尿病や痛風病患者、それに高脂血症と診断された人にとって、水は最高の治療薬であり、アルカリ性の水を毎日2リットル以上摂取しなさいということでした。その話を聞いて、実は私も30代前半の頃痛風を患い、以来40年近く、毎日治療薬のザイロリック錠を服用していますが、そのほか、数年前から医師に勧められて、毎日2リットル以上の水を飲んでいるところなので、その放送を興味深く聞いた次第です。
 さて、人間の身体の約70%は水で、その人間は、1日に約2リットルの水を飲料や食物から取り入れ、同じ量の水を尿や汗、呼吸とともに体外に出していますが、身体の中の水分は、夜眠っている時にも呼吸をしたり、汗をかいたりするので、皮膚からどんどん失われていくのだそうです。従って、例え健康であっても、人間は、朝起きたら、すぐコップ1杯の水を身体に与え、失われた水分を補給しなければならず、この水が新陳代謝を促し、細胞をリフレッシュさせ、自律神経が目覚め、身体も頭もすっきりして、食事がとても美味しくなることにつながっているそうです。
 それでは、なぜ、1日に約2リットル以上の水を補給しなければならないかということですが、それは、成人の1日の尿は、約1,5リットルだからです。尿のほか、呼吸や汗で水分が身体から失われていくわけですから、それ以上の水分を補給しないと、健康な人でも脳梗塞や心筋梗塞症状を起こすことになるにわけで、ましてや糖尿病の人や痛風病の人は、なおさら、水を飲まなくてはならないということです。
 その水ですが、必ずしもミネラルウォーターをわざわざ金を出して買い求めなくても、各家庭にある水道水で十分だということです。それは、我が国の水道水は、北海道や北陸の一部の地区を除き、アルカリ性だからです。私も、そのことを担当の医師から聞き、数年前から、まず朝起きたらコップで2杯の水を飲み、散歩から帰ってきて朝食前には、500ミリリットルのペットボトルの水を飲むほか、毎日、ボトル2本の水を携帯して飲むなど、1日約2,5リットル位の水を飲んでいます。そのせいでしょうか、朝食を終えたら、10分位後には確実に便意を催すなど、体調もすこぶる良く、定期的に行っている検査でも、尿酸値の値は正常のようです。
 藤田教授の話によると、一度に大量の水を飲むと、大量の排せつ(尿)が起こり、大切なミネラル分も排せつされるので、コップ1杯位の水(およそ200CC)をゆっくり味わいながら飲むと良いそうです。間隔は30分から1時間に1杯が適当だということです。また、水を飲む時期ですが、起床時、スポーツ中およびその後、入浴の前後、寝る前(約30分前)、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要だということです。その中で、寝る前に水を飲むと、夜半に尿意を催すのではないかと懸念される人もいますが、私の経験では、そのような心配は全くありませんので、持病を持っている人も、健康な人も、この機会に是非水を飲む習慣を身につけましょう。

2010年2月 1日

新聞離れ

 「ニューヨークタイムス」と言えば、アメリカを代表する新聞社ですが、先日のテレビ放送によると、この「ニューヨークタイムス」では、毎年、新聞を購読する人が減少しており、会社の経営陣はその対策に追われているということです。その原因は、インターネットの普及による新聞購読離れが最大の原因だそうです。一方、我が国においても、同じような現象が見られ、大手の新聞社では、その対策として、地方の新聞社と業務提携を模索している状況のようです。
 私達が育った年代は、現在のようにテレビがなく、世の中の出来事等を知らせる情報源は、ラジオと新聞だけでしたから、私の記憶では、小学校低学年の頃から新聞を読んでいました。その当時、新聞購読といっても、政治や経済関係の記事を見るわけではなく、見ていたのは、野球や相撲等のスポーツや漫画だったようです。その新聞ですが、現在、我が家では、約40年前から「朝日新聞」を読んでいます。その理由は、活字が見やすいからです。一部の人は、「朝日新聞は記事が偏向している」と言いますが、それを承知で読めば、自分なりに世の中のことは判断できますから、私にとって、新聞の購読は、今や生活の一部となっているところです。
 さて、その新聞の購読ですが、先日、当校の職員に「新聞は何新聞を読んでいる?」と聞いてみたところ、驚いたことに、30代以下の職員の大半は、妻帯者や独身の如何を問わず、「新聞は購読していない」という答えが返ってきたのです。購読しない理由は、「仕事が忙しくて、新聞を読む暇がない」とか「新聞代がもったいない」という経済的なもののほか、「テレビやインターネットで情報は得ている」と答えた人が大半だったのです。
あるネットリサーチサービスの調査によると、ニュースを読んだり、見る媒体を尋ねたところ、テレビが88,8%、パソコンのインターネットが82,7%、新聞はテレビやインターネットよりも少なく、69,5%だったそうです。若い年代ほどインターネットを利用してニュースを得ており、新聞でニュースを読む20代は半数に過ぎないことが分かったそうです。
 また、新聞を購読しないという人の中には、「新聞の購読をやめてから約半年になるが、テレビやインターネットでニュースを見たりするので、一切不自由しない」という人がいるほか、「毎日膨大な数の新聞紙がトラックで販売店に運ばれ、それをバイクで分散して戸別に配達するのは、ものすごい紙資源とガソリンを消費しているので、環境破壊につながるから、新聞購読をやめた。」という考えを持っている人もいるということです。確かに、今のようにインターネットなどの情報伝達手段が発達するまでは、新聞の戸別配達が果たしてきた役割はとても大きく、日本の隅々まで情報や事実を伝えてきた功績はありますが、そろそろ新聞社は、毎日膨大な量の紙資源を消費することから方向を転換すべき時期に来ているのかもしれません。
 しかしながら、私にとって、毎朝、新聞を読み、脳の活性化のため、声を出して「天声人語」を読むことは日課になっていますので、これから何年先になるかわかりませんが、生きている限り、「新聞離れ」はないものと思います。