校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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エアバッグの代用品

 最近の自動車には、エアバッグの装置が施してある車両が多くなっていますが、この装置によって命が助かった事例をたくさん聞いておりますし、また、交通事故現場でエアバッグが作動した状態を見たことが何回もあります。
 私の次男も新車を買ってから1ヶ月もしないうちでしたが、雨が降る夜、会社から自宅に帰る途中、道路の右側から飛び出してきた老女を避けようとして左に急ハンドルを切ったところ、街路樹に車が正面衝突したことがありました。新車は大破しましたが、幸いエアバッグが作動して、かすり傷一つ負いませんでした。もし、エアバッグの装置がなかったら、間違いなく死亡事故になってもおかしくないほどの車の損壊ぶりでした。次男は、「買ったばかりの車なのに・・・・」とぼやいていましたが、命が助かっただけでも良かったじゃないかと慰めたところでした。
 それまでエアバッグの効用については、話に聞いたり、実験結果をビデオ等で見ていましたが、このときほどエアバッグの有難さを痛感したことはありませんでした。
 ほとんどのドライバーは、エアバッグを正しく使用していますが、中にはこんなドライバーもいます。
 ある朝、自転車で出勤途中、信号が「赤」に変わりましたので、自転車を止め、左右に流れる車の動きを眺めていましたところ、右側から進行してくる1台の車に目がとまりました。それは、その車は若い女性の運転する車でしたが、普通のドライバーでしたら視線を正面に向けているのに、その女性は視線をやや下の方に向け、しかもニコニコしながら何かつぶやいているみたいなのです。私は一瞬その女性が何をしているのかわからず、女性が見ている先を何気なく見たところ、ビックリ仰天する光景がそこにありました。
 なんと、若い女性はハンドルと自分の間に赤ちゃんを乗せ、その赤ちゃんをあやしながら運転していたのです。その車は信号待ちしている私の前を右から左に過ぎ去っていきましたが、微笑ましい姿どころではなく、なんと無神経な母親だろうと開いた口が塞がらないほどでした。
 もし、その車が衝突したとしたら、母親は助かるかもしれませんが、赤ちゃんは母親とハンドルの間に挟まれ、母親の犠牲になることは間違いありません。運転している母親は、そんな認識は全くないようで、おそらく赤ちゃんがむずかるのでチャイルドシートに座らせずに、このような格好で乗せたものと思いますが、可愛い我が子をエアバッグの代用品にしている母親の安全意識を疑った場面でした。
 その後、注意をしながら特に若い母親らしき女性が運転している車を見ていますが、1ヶ月の間に2回も同じような場面を見ました。そのほか、スクーターの運転席とハンドルの間に子供を立たせて乗せている母親の姿もありました。もし、転倒したり、衝突したらどうするのでしょうか。考えただけでもゾッとします。決して可愛い我が子をエアバッグの代用品にしないようお願いします。

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2003年01月16日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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