校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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少年ソフトの監督

 私の趣味の一つとして「サイクリング」がありますが、休みの日、気が向いた時にはぶらりとサイクリングに出かけています。
 先日、都城までサイクリングの途中、田野町を通りかかったところ、町営のグランドで少年ソフトの試合が行われているのが目に入りました。自宅を出てから約1時間位走った頃で、休憩しようかなと思っていた時間でしたので、しばらく子供達のソフトの試合を見学することにしました。
 試合は小学校のチームによるソフトで、対戦していたのは、郊外にある小学校のチームと市内にある小学校のチームのようでした。一見したところ、郊外にある小学校のチームの選手達は、全員が真っ黒に日焼けし、選手は5、6年生でチームを構成しているらしく、いかにも強そうな感じを受けました。一方、市内にある小学校のチームの方は、全員が小柄で顔も色白であり、しかも女子選手が2名も入っているチームでした。
 両チームの監督を見比べてみますと、郊外にある小学校のチームの監督は、顔が真っ黒に日焼けしており、ユニフォーム姿も良く似合う専属の監督という印象でした。市内にある小学校のチームの方は、一見サラリーマン風で色も白く、休日なのでピンチヒッターで監督になったような感じの人でした。
 これでは郊外にある小学校のチームの一方的な試合になるなと予想していましたところ、どうしてどうして試合は1点を争う好試合になっていました。
 市内にある小学校のチームの攻撃になり、先頭の女子選手がショートゴロを打ったところがイレギュラーし、ヒットになったのです。すると、すかさず次の選手がバントで2塁に送り、さらに次の選手もバントで3塁に送り、2アウト3塁の状態になったのです。打順は下位になり、チャンスは少なくなりますから、こんな攻撃は高校野球でも滅多に見られない攻め方ですが、市内にある小学校のチームの監督の様子を見ると、迷わずサインを出していましたので、味なことをする監督だなと考えたのです。それは、私がもし監督であれば同じ作戦を取るのだがなと思ったのです。
 というのは、郊外にある小学校のチームの監督は、自分のチームの選手がエラーや凡退をするたびに、「ダメじゃな。」「バカが。」等と、大きな声で罵声をあびせるので、選手はすっかりおびえ切っている様子でしたので、ピッチャーが暴投する可能性があったのです。
 ランナーが3塁になり、監督からの指示も、「相手が下位打線だから、真ん中に投げろ。」というものでした。これではピッチャーもビビルかなと思っていたところ、案の定、ストライクが入らず、スリーボールとなってしまいました。
 するとすかさず、「俺が言うとおりせんかいじゃが。バカが。」と大声をあげたので、ピッチャーは腕が縮こまり、次のボールはとんでもない高い暴投になり、難なく1点が入ってしまい、これが結局、決勝点になってしまったのです。
 子供達は純真なので、監督の言うことは素直に聞きますが、反面怒鳴り過ぎると萎縮してしまい、大事なところで失敗するところを目の前で見て、つくづく少年ソフトの監督の難しさを知ったところでした。

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2003年01月17日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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