自動車学校の職員室にいると、外部からいろんな電話がかかってきます。そのほとんどは学校入校に関するものですが、中には自動車学校の車の運転方法等について、注意というかお叱りを受けることがあります。
どんなお叱りかと言いますと、例えば次のようなものです。「今日午後7時ごろ、都城市上水流町の○○商店付近で、私の車の前を走っていた都城自動車学校の教習車が制限速度が50キロなのに10キロくらいオーバーしていた。制限速度を守らないでいいのか。どんな教習をしているのか。教習車のナンバーは『○○ー○○』だ。」とか、あるいは「今日午前11時ごろ、山田町の県道で都城自動車学校のマイクロバスが前を行く車を追い越していったが、車線を変更する時、方向指示器をつけなかった。こんな運転でいいのか。」といった内容のものです。
そのつど、電話の応対をする元吉副校長等が平謝りをしていますが、私もこれまで何回かそのような電話を受けたことがあります。電話の相手方には、車に都城自動車学校の文字があったことやナンバーを言われ、そのナンバーの車がその時間帯に指摘された場所付近を通行していますから、確かにお叱りを受けるような運転をしていたものと思います。
それにしても、一般のドライバーの方は、自動車学校の車の運転方法についてよく観察しておられます。まるで、自動車学校の車は、パトロールカー等警察車両と同一に見られていますが、反面よくよく考えてみると、わざわざ自動車学校まで電話し、自動車学校の車の運転方法について注意されるということは、それだけ自動車学校の車は、模範運転をしてもらいたという期待感、あるいは、当然模範運転をすべきだという使命感の現われではないかと思います。こんな電話をされる方の中には、「私も都城自動車学校の卒業生です。その自動車学校の車が、模範運転をしていないと恥ずかしい。模範運転をするよう伝えてください。」とはっきり自分の住所と名前を名乗られる人もいます。
誠に有難いというかお叱りですが、ここで私達都城自動車学校の職員が考えなければならないことは、私達は「交通事故を起こさない。安全で確実な初心ドライバーを育てる」ことを使命感にしているということです。これは当たり前だという人がいるかもしれませんが、人間はともすると経験を積み重ねると、ついマンネリ化してしまい、原点を忘れてしまいがちです。
このように、自動車学校の車の運転方法について電話をいただくことは、それだけ一般のドライバーの方が、自動車学校の職員の運転方法に注目しているということではないかと思います。
私達は公私を問わず、いつも「都城自動車学校」という看板を背負って生活をしているのだという自覚を忘れないようにしなければいけないと考えています。自分一人だけならいいだろうという考えの方がいると、組織全体が崩れます。この機会に全職員が心を一つにして模範運転に努めるようにしましょう。






