校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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思い込み

 交通事故の原因の一つに「ドライバーの思い込み」があります。つまりドライバーが自分勝手に判断し、思い込んで行動するため、交通事故を起こしてしまうわけです。私も最近この「思い込み」を体験しました。
 私がJR山之口駅に降りると、自動車学校から迎えの車が来てくれますが、先日、職員の幸津さんが迎えに来てくれた時のことです。山之口駅前を出発し、駅前広場を左に曲がろうとしたところ、丁度カーブの所に、山之口町福祉協議会所属の大型マイクロバスが停車し、その周りには、バスに乗ると思われる高齢者の方がウロウロしていました。
 幸津さんはその人達に注意しながらバスの横をゆっくりと通過しましたので、助手席に乗っていた私は「はい、OKです。」と幸津さんに知らせてやり、すぐ前にある駅前の信号を見たところ、信号は「赤」になっていました。
 私達の車は駅前交差点を左に曲がりますので、車を一番左側の車線には入れようとしたところ、その車線には、軽自動車の姿が見えました。しかもその軽自動車は、横断歩道の上に止まっていましたが、すぐバックランプが点灯し、バックしながら角のところに止まっているバスのすぐ前に止まりましたので、そのバスの関係者だろうと思ったのです。
 一番左側の車線には、その軽自動車が止まっており、その前に止めるだけの余地がありませんでしたから、幸津さんは仕方なく中央側の車線に車を止めました。私は並んで横に止まっている軽自動車の運転席を見たところ、運転席には、中年の婦人が乗っていましたが、私達の車には振り向こうとせず、じっと前方の方を見ているようでした。
 いくら交通量が少ないとはいえ、交差点に近いこんな所でバスや軽自動車を止めているのは、あまり誉められたものではなかったので、幸津さんと、「バスと軽自動車は同じ人達だろうか。駅前に広場があるのだから、何も狭いこんな所に止めないでいいのにな。」と話したのです。つまり二人とも、その軽自動車の止め方の様子から、バスと軽自動車を関係者と思い込んでいたわけです。
 やがて、信号が「青」に変わりましたが、横に止まっている軽自動車は、発進する様子はなかったので、幸津さんは、車をゆっくり発進させ、ハンドルを切りながら横断歩道上まで進んだ時、左のバックミラーを見ていた幸津さんが、「アッ」と言って急ブレーキをかけたのです。
 前方の信号機を見ていた私もビックリして、左横を見たところ、なんとさっきまで全く発進の気配のなかった軽自動車が発進し、並んですぐ横まで来ていたのです。軽自動車の運転席を見ると、婦人が不満そうな顔をしており、その表情から「なんで私が進む前を横切ろうとするのよ。」と言う風に読み取れました。
 どうやら軽自動車はバスと全く関係がなく、おそらく横断歩道上で信号が変わった為、邪魔にならないよう、車をバスの前までバックさせていたものと思われます。
 幸津さんが左側の巻き込みを警戒しながら運転していたから、軽自動車と衝突せずにすみましたが、もし、バックミラーを見ていなかったら、当然衝突したところでした。幸津さんが、「思い込みは事故のもとですね。良い教訓になりました。」と言ってくれましたが、私も同感で、こんな所に危険が潜んでいたことを知り、大変勉強になりました。

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2003年02月06日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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