朝、散歩中にラジオを聞いていると、ある医者が、「指回しの運動は、脳を活発に働かせ、ひいては老化防止には非常に効果的である。」という内容の話をされていました。その話の中で、日本では昔から子供、特に女の子は小さい時から「あや取り」という遊びをしていたが、これは子供の脳の働きを活発にさせるためには、最高の訓練であるということも紹介されていました。
また、ピアニストや画家は、常に指先を動かしているので、脳の働きが活発になり、長生きする人が多いということでした。そういえば、有名な演奏家や画家が亡くなったとき、新聞に掲載されていますが、いずれも死亡した時の年齢が80歳を超え、中には100歳に近い人も見受けますので、満更この説もウソではなさそうです。
その後、アナウンサーが「指回し」の要領を説明していたので、早速やってみることにしたのです。
そのやり方は、先ず両手を広げ、右手の「親指」と左手の「親指」をくっつけ、次に右の「人指し指」と左手の」人指し指」をくっつけ、さらに同じ要領で、右手と左手の「中指」、「薬指」、「小指」同士をくっつけ、丁度半ドームの形を作るのです。そして、先ず右手の「親指」を時計回りと同じ方向に回し、逆に左手の「親指」は時計回りと反対方向にグルグル回していくのです。その間、他の指同士はくっつけたままにしておくわけです。その回数は大体20回位が適当だということでした。
「親指」の指回しがすんだら、次は、「人指し指」、「中指」、「薬指」「小指」と順にやっていくわけです。ところがいざその通りにやってみると、そう簡単にはいかないのです。最初の「親指」は、まあ楽に指回しをすることが出来、「なんだ、このくらい」と思い、次に「人指し指」に移り、この指回しも比較的簡単に回すことが出来ました。
次は「中指」に移ったところが、うまく回りません。「中指」同士がうまく回れないどころか、隣りの「人指し指」と「薬指」が邪魔するのです。指同士が当たり、うまく回せないので少しイライラ状態になったところで、まるで私が苦労しているのを見透かしたように、アナウンサーの「最初は指同士が当たりますが、慣れてくると上手に出来ます。焦らずにゆっくりやりましょう。」という声が聞こえてきました。その声を聞いてホッとし、それからはゆっくりながら少しづつ出来るようになったのです。
この要領を覚えてからは、自転車で出勤中の信号待ちの時間を利用して、両手の指を合わせて「指回し」をしたり、電車に乗ったとき、小説を読む前に頭の体操として「指回し」をしています。お陰で小説を読む時、すぐ集中出来そうな感じがします。
中央研修所では、教習の前にこの「指回し」が必ず行われるそうですが、確かに集中した仕事をする前には、効果があるようです。最初はぎこちなかった「指回し」も慣れてくるに従って、最近では少しづつ上達しているようです。「ボケ防止」のためにも、これからも続けていきたいと考えているところです。






