校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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あいさつ3点セット

 ある朝、散歩中にラジオを聞いていたところ、「あいさつ3点セット」のことが話題になっていました。話をしていたのは、マルちゃんこと丸山先生でした。丸山先生は、NHK教育テレビの手話を指導している方ですが、時々ラジオ番組にも出演しています。
 その日の話は、丸山先生が日頃から心がけている「コミュニケーションの取り方」でした。丸山先生は、日常生活で接する様々な人とトラブルを起こさず、しかも相手側に不愉快な思いをさせないために、次の「あいさつ3点セット」を常に考え、実行しているということでした。その挨拶とは、「失礼します。」、「お世話になります。」、「ありがとうございました。」の3つです。
 それは、丸山先生は仕事の関係上、よくタクシーを利用しているそうですが、先ずタクシーに乗るときに、「失礼します。」と言い、席に座ったら運転手に、「お世話になります。」と挨拶をします。これは、タクシーに乗ったら自分の命の保証を一時的にせよ運転手に預けるわけですから、その気持ちを込めて声をかけるということでした。さらに、代金を支払って降車する時、「ありがとうございました。」と挨拶をすると、どの運転手さんからも「気をつけてください。ありがとうございました。」と感謝のこもった答えが返ってくるそうです。
 余談ですが、丸山先生がタクシーに乗車した時、「失礼します。」「お世話になります。」「ありがとうございました。」の挨拶をしたところ、運転手から「失礼ですが、組関係の方ですか。」と尋ねられたそうです。つまり、ヤクザ関係者と間違えられたということもあったそうです。
 また、英語でこの「あいさつ3点セット」を例えるならば、「エクスキューズミー」「プリーズ」「サンキュー」ですが、アメリカ人は自分の子供には、「アイアムソーリー」という言葉はあまり教えないそうです。なぜならば、「アイアムソーリ-」とは、「私が悪うございました。」と自分の非を全面的に認める意味になり、かえってトラブルになることが多いからだそうです。
 この「挨拶3点セット」を聞きながら、なるほどと思うことがありました。それは、先日山陰のある温泉旅館で、旅行に来ていた客同士が数人で喧嘩になり、そのうち一人が殴られて死亡し、数人が怪我をするという事件が発生しました。その喧嘩の原因は、酒に酔った二つのグループが旅館の廊下ですれ違う時、たまたま肩が触れ合い、「謝れ。」、「そちらこそ謝れ。」ということが発端だということです。しかも両グループとも60歳代の分別をわきまえた人達であり、事件後に関係者が何人か逮捕され、ことの重大さを知った時は時既に遅しという状態だったようです。
 もし、このような時、「あいさつ3点セット」のことを知っていたならば、肩が触れ合った時、「失礼しました。」とすかさず挨拶しておれば、こんなトラブルにならなかったものと思います。

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2003年02月26日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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