校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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マドンナ

 60歳を過ぎたら途端に、やれ中学生時代の同窓会だとか、還暦同窓会等が多くなってきましたが、特に忙しい身ではありませんので、誘われた同窓会には殆ど出席し、懐かしい友と旧友を温めています。
 その中には、中学校を卒業して以来会ってなく、45年ぶりに顔を会わせた同級生もいました。男性は名前を忘れた人もいましたが、話をするうちに昔にタイムスリップして、あだ名で呼びかけることが出来ましたが、女性の中には、「私を覚えているでしょう。」と言われ、名前はおろか、顔を見るのも初めてのようで、即座に返答に困ったことがありました。女性も60歳を過ぎると、髪に白いものが目立つようになり、若い時の顔とすると随分変わりますので、話しながら思い出そうとしましたが、どうしても思い出しません。
 このときは、咄嗟に「覚えているよ。」と言いながら、トイレに行く振りをして、離れた所のグループに加わりながら、女性の同級生にそれとなく「あの人は何と言う人だったかな。」と名前を聞き、教えてもらってからもとのグループの所に戻り、先程の女性にさも昔の名前を覚えている振りをして、「○○ちゃん」と姓でなく、名前で呼びかけたところ、とても喜んでくれましたが、それ以上話していると、ウソがばれそうなので、再びその席を外した思い出があります。中学時代のアルバムを見ましたが、名前を見てもどうしても思い出すことが出来ません。今でもその女性には全く記憶がなく、次の同窓会の時、もしその女性に話し掛けられたらどうしようかと思案しているところです。
 ところで、同窓会に出席する理由は何でしょうか。ラジオで聞いたところによりますと、ある生命保険会社がアンケート調査したところ、圧倒的に多かったのが、「マドンナに会えるかもしれない。」だったそうです。それを聞いて私もその口かなと納得したところです。
 私の憧れの女性、つまり「マドンナ」は、小学生、中学生、高校生の時と色々変わりましたが、いずれのマドンナに対しても思い出があり、懐かしく、今でも心がときめく時があります。しかしながら、変な意味の恋心とは一寸違いますので、誤解のないようにしてください。
 このようなマドンナですが、いざ同窓会に行って会いますと、どのマドンナも60歳を過ぎて顔のシワが増えており、老眼鏡をかけて同窓会名簿を見る姿は、どう見ても只のおばちゃんのようです。かく言う私も女性側から見たら、頭に白いものが目立つ只のおじちゃんに過ぎないのかもしれません。
 ところが、アルコールが入って話を始め出すとすぐ昔に戻り、只のおばちゃんの姿が、マドンナに変身するから不思議でたまりません。マドンナと話をしたくても、する勇気がなかった男どもは、この機会を利用してマドンナの周りを囲み、昔話に花を咲かせており、これが唯一の楽しみになっています。毎回このような同窓会ですが、次回誘われたらまたいそいそと出かけることでしょう。

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2003年02月27日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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