校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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ナンジャモンジャ

 ゴールデンウィーク明け、都城自動車学校に出勤し、事務所のドアをあけた瞬間、中から花の香りがしましたので、事務所内を見渡したところ、カウンター上に紫色と白色の花びらがついた鉢植えの木が置いてありました。
 その花びらを見たとき、その木が「ブーゲンビリア」に似ていましたから、窓口にいた事務員の川本さんに、「これはブーゲンビリア?」と尋ねたところ、「いいえ、もっと長い名前でした。この鉢を持ってきた有田先生から名前を聞きましたが、直ぐ忘れました。アラビア語みたいな名前でしたよ。」と教えてくれたのです。
 昼休みの時間、鉢の持ち主で花好きな有田検定員に、正式名称を聞いたところ、和名は、「マツリカソウ」で、本名は、「ジェランタ・バイオレット・タカラヅカ」という木であると教えてもらいました。なるほど、川本さんが言うようにアラビア語みたいで、何回聞いても直ぐ忘れてしまう名前の木でした。
 さらに有田検定員と珍しい名前の花木について話しているうち、有田検定員から、「ナンジャモンジャという名前の木があるそうですが、校長は知っていますか。」と尋ねられました。お菓子の名前ならそれらしい名前を聞いたことがありますが、木の名前では聞いたことがありませんので、思わず「そんな名前の木はなんじゃ。」と答えたほどでした。有田検定員もまだその木を見たことはないが、「白い花が咲く木」ということでした。
 そんな話をした翌日の朝、ラジオを聞いていたところ、偶然にも「ナンジャモンジャ」という名前の木が話題になっていました。放送は、長崎県の対馬からでしたが、その土地の人の話によりますと、4月下旬から5月中旬にかけ、対馬の北端にある鰐浦地区の山々は、一面まるで雪が降ったように真っ白になるということでした。それは、この地区には、約3,000本の「ナンジャモンジャ」と呼ばれる木があり、その花がこの時期に咲き、その様はまさに見事なものだということでした。
 ラジオから流れてくるその話をうっとりしながら聞いているうち、土地の人が「ナンジャモンジャ」という木の本名を言われましたが、メモしておらず、直ぐ忘れてしまったのです。
 そこで、長崎県の共立自動車学校の中川専務に電話で問い合わせたところ、この木のことは知っておられました。それによりますと、昭和の始めごろ、対馬の鰐浦地区に春先になると「白い花が咲く木」が約3,000本自生しているのが見つかり、国の天然記念物に指定されたそうです。
 この木はモクセイ科で、本名は「ヒトツバタゴ」ですが、土地の人達は、この木のことを「ウミテラシ」だとか、「ナタオラシ」と呼んでいるそうです。これは、花が咲くと直ぐ近くの海まで真っ白に見えることから「ウミテラシ」といい、また、ナタが折れるほど堅いので「ナタオラシ」と呼ばれているのだということでした。
 「ナンジャモンジャ」という名は、木の名前が良く判らないことから、付けられたということですが、想像するだけでも楽しいし、いつか機会があったら、このは名が咲いているところを是非見たいものです。

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2003年05月21日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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