校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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交通安全の大切さ

 春の全国交通安全運動を前に、平成15年5月9日、都城市民会館において、都城地区の「交通安全のつどい」が開催され、その中の行事として、交通事故の犠牲となった家族が綴った「交通安全の大切さ」という手記が、朗読されました。その手記を聞き、私も思わず感動しましたので、その手記の内容を紹介します。
 「私は、10月11日に妹を交通事故で亡くしました。なぜあんなに元気で明るく優しい子が、車に跳ねられて死ななきゃならないのかと思うと、悔しくて涙が出てしまいます。学校では明るくやっているつもりでも、一人になると、妹の笑った顔を思い出して、泣いてしまいます。だって、妹の「お姉ちゃん」という呼ぶ声が、二度と聞けないのだから・・・・。
 一番つらかったのが、私が誕生日を迎えることでした。私は12月3日で15歳になりました。妹が生きておれば今は13歳です。天国では13歳かもしれないけれど、この世では12歳のままです。たった2歳しか離れていなかったのに、三つ半も離れてしまったことを考えると、はっきり言って私は、誕生日を迎えたくなかったなと、涙が出てきました。
 私は皆さんに、そんな思いをしてほしくありません。家族が一人減ったことの悔しさ、悲しみは、一生おさまることはありません。このようなことを防ぐためには、一人一人が交通安全という言葉を大切にすることです。
 私は妹が亡くなって、自転車に乗るのが怖くなり、学校に行くのもやっとです。たまに信号を無視してそのまま渡る人とかを見かけますが、腹が立ってたまりません。事が起きてからじゃ、もう遅いのです。
 私達の学校にも、『並列をしている人がいる』等電話がかかって来ます。私達を良く見てくれているなと、とても感謝しています。それを聞いて私達学生は気をつけて登下校しないといけないと思うし、また、それを実行に移し、交通安全運動を各地域や学校でしないといけないと思います。それぐらいしないと、この東郷から交通死亡事故を減らすことは不可能と思います。自分のたった一つの命を大事にしようと思うなら、一人一人が気をつけ、交通安全という言葉を大切にしていくことが必要だと、私は思います。」
 この手記を書いたのは、県北東郷中学校3年生の草留麻衣さんですが、交通事故によって大切な家族を失った悔しさ、悲しみが素直に書き綴られていました。
 また、手記を朗読したのは、都城地区交通安全協会の女性指導員の徳留さんでしたが、会場が暗くなり、スポットライトを浴びた徳留さんが、手記を静かに、そして切々と朗読し始めると、それまで多少ざわついていた会場もシーンとなり、会場を埋め尽くしていた約1,000名の中には、思わず感動してすすり泣く声も聞かれました。
 そして、徳留さんの朗読が修了すると、会場内からは、大きな拍手が沸き起こりましたので、大会に参加した人達に対しては、草留麻衣さんが訴えた「交通安全の大切さ」が十分伝わったものと思います。
 職員の皆さんも、家族の一人が交通事故の被害者となった草留麻衣さんの訴えを汲み取り、教習等に活かしていただくことを望んでいます。

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2003年05月22日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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