飛行機事故の98パーセントは、離・着陸時に発生するといわれ、従って飛行機が無事に離着してしまえば、先ずは一安心というところですが、何回飛行機に乗っても、いつも不安なのは「天候不順による機体の揺れ」です。
特に気流も変化によっては、飛行機の機体が大きく揺れ、機体からギシギシというきしむ音が聞こえてきた時は、「ひょとしたら、墜落するのでは・・・」と不安感が頭の中を駆け巡り、手のひらに汗をかく時がありますが、職員の皆さんはこんな経験はありませんか。
平成15年度の九指連大会は、5月14日、沖縄県で開催されましたが、その大会に参加するため、宮崎空港から飛行機に乗ったときも同じような体験をしました。前日から宮崎県地方は雨となり、朝方は大雨洪水警報が出されるほどのドシャ降りで、飛行機の出発が心配されましたが、予定時刻前にはその雨も止み、ホッとしました。
しかしながら、これまでの飛行体験から「気流の変化で、ひょっとしたら機体が揺れるのでは」という心配がありました。案の定、飛行機は予定時刻に宮崎空港を離陸しましたが、離陸してから間もなくすると、機体は「ゴトゴト、ギシギシ」と小刻みに揺れ始め、機内の乗客も不安感があるのか、シーンと静まりかえっていました。
すかさず、女性の機内乗務員から「気流の関係で、多少揺れがありますが、ご心配はありません。シートベルトをしっかりお締めください。」というアナウンスがありました。それでも揺れは段々と激しくなり、私も一寸不安になり、読んでいた新聞から目を離し、そっと、周りの様子を伺ってみると、ほとんどの乗客が目をつむったり、ヘッドホーンを付けてラジオを聞いている様子でした。
さらに、機体が大きく揺れ始めた時、機長からマイク放送がなされたのです。その内容は、「只今機体が揺れていますが、これは奄美大島から沖縄にかけ、梅雨前線が近づき、積乱雲が発生しているからです。これから10分後、さらに揺れがひどくなることが予想されますが、飛行には全く支障がありません。ベルトサインが消えるまで、しっかりとシートベルトを締めてください。」というものでした。
機長の声は、自分の腕に余程自身があるのか、私には力強い「神の声」に聞こえました。すると、不思議なことに、それまでは機体が揺れるたびに、私の頭の中にあった「ひょっとしたら・・・」という「不安感」がウソのように消えてしまったのです。
それからは、機体が揺れるたびに、「気流の変化で多少揺れるが、機体は大丈夫だ。」という気持ちになって、精神的にも落ち着き、那覇空港までの約1時間20分は、機内のラジオで大好きな演歌を聞きながら、楽しく過ごすことが出来ました。
このような「不安感」は、自動車学校における検定試験、中でも仮免試験を受ける生徒さんに見られるときがあります。極度に緊張している様子が、ありありと判りますが、このような時、検定員から「さあ、深呼吸して落ち着いて検定を受けましょう。」と声をかけてやれば、きっと検定員の声が「神の声」に聞こえ、生徒さんから「不安感」が取り除かれて、普段の練習どおり、うまくいくのではないかと思いますが、職員の皆様方の意見はいかがでしょうか。
校長のひとり言ブログ|都城自動車学校
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