校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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節電

 新聞報道によると、東京電力管内では、今年7月下旬猛暑になれば、200万キロワットの電力が不足し、最悪の場合、長期の停電が予想されるということが発表されていました。
 これは、昨年発生した東京電力管内の原子力発電所によるデータ改ざん等、トラブル隠しをしたことで批判が相次ぎ、東京電力管内の全ての原子力発電所が運転を停止したことにより、電力を供給することが出来なくなったからです。
 東京電力では、電力不足の最初の危機は、6月に訪れると予想してしていたようですが、6月中の電力の需要は、例年をわずかに上回る水準であり、これはどうにか乗り切ることが出来たようです。
 しかし、今年は熱い夏が予想され、梅雨明けの7月下旬は、猛暑だった平成13年並みの需要が見込まれており、経済産業省によると、現在の電力の供給量から見て約200万キロワットの不足が懸念されるということです。
 この対策として東京電力では、火力発電所の試運転電力やJR東日本からの余剰電力購入、新潟県の柏崎原子力発電所の再開、関西電力等他社からの応援融通等で、これに対応しようとしていますが、これではとても需要を満たすことが出来ないようです。
 そこで経済産業省では、東京電力等とプロジェクトチームを作り、東京電力管内の各企業に対し、夏場における大幅な電力抑制を呼びかけ、そのための節電訓練の既に行われており、その模様がテレビで放映されていました。
 訓練では、使用していない部屋の消灯や廊下の電灯を消す等の対策が講じられていましたが、企業が考えている目標の約3割しか節電が出来ていないようでした。
 また、ある牛乳メーカー工場の様子が出ていましたが、もし停電となった場合、見積もりによると約8、000万円の損失となりますので、自家発電機を使い、最低でも冷蔵庫の電源だけは、確保する計画を立てているようです。
 この他、停電になった場合、最も大きな痛手を受けるのはコンピュータですから、各企業とも頭を痛めているようです。
 かって、日本でもこうした電力不足により、東京タワー等全国至る所で明かりが消え、日本国中、「節電対策」が取られましたが、現在はどうでしょうか。盛り場はもちろんのこと、何処へいっても一晩中、こうこうと明かりが点き、家庭でも職場でも電気が無駄遣いされています。
 人間はいったん豊かな生活をし始めると、なかなか元の生活に戻ることが困難になってきます。今の日本が丁度このような状態ではないかと思われます。「節電対策」は、何も東京電力管内だけの問題でなく、日本国民が考えなければならないことなのです。
 諺に「いつまでもあると思うな、親と金」というのがありますが、どうやらこれに「電気」を付け足してもよさそうな情勢です。いざ電力が不足し、停電になってからでは遅すぎますので、日頃からそれぞれの家庭だけでなく、職場においても「節電」に努める心がけが必要のようです。

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2003年07月15日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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