校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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ぎっくり腰

 私達の身の回りでも「ぎっくり腰で痛い思いをした。」ということを良く聞きますが、大日本百科辞典では、「ぎっくり腰」のことについて、「急に腰を上げて起き上がったり、腰を曲げて重い物を持ち上げようとしたりする動作の瞬間に起こる激しい腰痛の俗称で、椎間板ヘルニアのこともあるが、これという原因の認められない場合を突発性腰痛と呼んでいる。」と記されています。
 ある日、教習時間と次の教習時間の間、職員室内の指導員の様子を見ていたところ、岩元指導員の動きが気になりました。顔色はいつもと変わらないようですが、考えごとをしているのか何か浮かぬ様子で、時々眉間に皺を寄せる時があります。それに、立ち上がろうとするときの動作がどうも緩慢です。
 何か心配事があるのではないかと思い、思い切って尋ねてみますと、「ぎっくり腰です。今朝、家の中で急に立ち上がったとき、腰を痛めました。一寸痛みはありますが、教習のほうは大丈夫です。」と言って椅子から立ち上がりましたが、腰は伸びきらず、まるで、「おじいさん」のようです。
 その姿を見て、私もかって「ぎっくり腰」の経験があり、そのときの腰の痛さを思い出しました。それは私が28歳の頃でした。その頃、家を新築したばかりでしたが、花壇の周りに置く石が必要になり、川から重さ3キロ位の石を数個、運んできたのです。
 その石を車から降ろすとき、不用意にひょいと持ち上げたところ、腰付近に激痛が走り、思わず「アイタッ」と言ってその場にヘナヘナと座り込んでしまったのです。
 しばらくは歯を食い縛りながら痛みをじっと我慢をしていたところ、やがて5分位で痛みが少し和わらいできました。しかし、今度は立ち上がろうとしたところ、腰が伸びず、無理に背伸びしようとすると、又腰に、激痛が走るのです。
 作業を中止し、家に上がりましたが、腰の痛みは益々増してきて、腰にサロンパスを貼っても少しも効果がありません。起きていることが出来ず、布団を敷いて横になり、妻に腰を揉んでもらいましたが、益々痛みは増すばかりです。そこで風呂に入ったら少しは痛みは和らぐだろうと思い、熱い風呂に入り、腰を自分で揉んだりして我慢をしながら長時間入っていましたが、全く効果はなく、その晩はそれこそ「ウン、ウン」唸りながら、朝を迎えたのです。
 しかし、朝になっても痛みは治りませんので、仕事を休み、近くの病院に行ったところ、医師の診断は、「ぎっくり腰」でした。
 そこで医師から治療方法を教えてもらいましたが、私が行った治療方法は、全くの逆療法だったのです。つまり、「ぎっくり腰」になったときは、「無理に腰を動かさない」、「患部を冷やす」、「腰巻かコルセットで腰を固定する」というものでした。患部を温めたり、ましてや腰を揉むことは絶対してはいけないことだったのです。
 その後、重い物を持ったりするときは、不用意に持ったりせず、十分腰を落としてから持つように心がけていますので、その後、あの痛い「ぎっくり腰」の再現はありませんが、いつその症状が出るかわかりませんので、細心の注意を払っているところです。

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2003年10月28日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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