校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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自分の仕事を好きになろう

 ここ数年、全国的に不景気の嵐が吹き荒れ、そのため会社が倒産したり、あるいはリストラで職を失う人が多くなってきています。このような人達は新たな仕事を求め、ハローワークに通ったり、知人や会社のツテを頼りに仕事を探しているようですが、なかなか思うような職は見つからないようです。
 先日のテレビで、このように職を失った中高年の人達が集まり、新たに「居酒屋」を起ち上げたものの、数ヶ月で見事に失敗した様子が放映されていました。この中高年の人達は、バブル景気華やかし頃は、肩で風を切るほど羽振りを効かせていた大手建設会社の労働組合の幹部だった人達ですが、会社の倒産で失職し、職を求めて奔走しましたが、中高年というハンディもあってか見つかりませんでした。
 そこで、かっての労働組合の上部団体であるユニオンから融資を受け、数人共同で「居酒屋」を始めたということです。開店間もない頃は、流行の「居酒屋」の商売が受けたのか、元の会社の同僚だった人達が毎日のように押しかけたり、また、マスコミで報道されたこともあって多くの人達が訪れ、店はいつも満員の盛況だったそうです。
 しかし、いかんせん「士族の商法」だったせいか、マンネリ化したため、このような状態は長く続かず、3ヶ月を過ぎる頃は、潮が引くように客足が遠のいて空席が目立つようになり、店舗を縮小したり、従業員を減らしたりする等の対策を講じましたが、一旦去った客を再び取り戻すことが出来ず、多くの借金を抱え、遂に半年で閉店の止むなきに至ったそうです。
 そこで、再度店を開くため、「居酒屋」の専門家に「何故閉店するに至ったか」を検証してもらったところ、「店の場所が悪い」「出される料理が毎回同じで変化がない」「素人経営であり、アイディアがない」「サービスが余り良くない」等辛辣な意見が出されましたが、その中で、閉店に至った最大の原因は、「居酒屋」で働いていた人達の殆どが、「居酒屋という商売があまり好きでなかった」ということだったそうです。
 つまり、リストラで職を失い、やむなく「居酒屋」で働くようになったものの、酔客にサービスしたりする自分の姿が段々惨めになり、仕事をするのが馬鹿らしくなってきたそうです。そういう気持ちになると、自然に客にサービスする意欲も失われ、また、従業員同士の協調性もなくなって経営が悪化の道をたどり、遂に閉店になったということです。
 そのため、再度開店を目指しているスタッフでは、単に失職した元労働組合員を数だけ集めるのではなく、真に「居酒屋」という仕事が好きな者を従業員として採用する方針で、現在その人選中だということです。
 自分がどの仕事に向いているかを即座に判断することは難しいことですので、自分が好きな職業に就くことが出来た人は、極めて稀であり、その人は幸せ者だと言えます。したがって、現在就いている仕事を先ず好きになることが大切であり、それがひいてはその人の幸せにつながると思っいます。

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2004年01月07日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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