校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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両替

 私は、天気の良い日は自宅から宮崎駅まで自転車で通っていますが、雨の日はバスを利用したり、自動車で宮崎駅まで乗って行き、駅前の駐車場に車を置いて、JRを利用して都城自動車学校まで通勤しています。
 そのうち、バスで通勤する場合、いつも私が気をつけていることがあります。それは財布の中にバス賃として必要な100円や10円硬貨があるかを確認し、もしない場合は1,000円札の有無を確かめることにしています。
 もちろんバスの中には両替機があり、両替出来るのですが、紙幣には制約があるからです。紙幣の中でも1,000円札は両替できますが、2,000円、5,000円、1万円の各紙幣は両替出来ないようになっているのです。
 ある雨の日、自宅近くのバス停からバスに乗った時のことです。私は運転席の直ぐ後ろの席に座ると、小銭入れの中からバス賃の290円を取り出し、降車の準備をしていました。バスが出発して間もなくすると、30歳代のサラリーマン風の男性が運転席横にある両替機の所に近づき、両替を始めたようでした。
 ところが男性が何回試みても両替機からは、あの「チャリン、チャリン」という硬貨独特の音が聞こえてこないのです。そこで私はどうしたのかなと思い、男性の様子を見たところ、どうやら500円硬貨の両替をしているようでした。
 すると、それに気付いた運転手が、「あ、新しい500円硬貨は両替出ませんよ。」と言ったのです。運転手からアドバイスを受けた男性は、「あれっ、なぜ新しい500円硬貨は両替出来ないの?」というよな表情をしていましたが、思い直して財布から1,000円札を取り出し、紙幣両替所のところに差し入れていました。しかし、これも何回試みても紙幣が戻されて失敗したようでした。
 それを見た運転手が、「釣銭がないみたいですね。」と、まるで他人事のようにつぶやくのが、私の耳に聞こえてきました。その言葉を聞き、両替機に釣銭を準備していない運転手の怠慢な態度に一瞬唖然としました。
 その男性は途方にくれている様子でしたので、私は小銭入れの中から500円硬貨を取り出し、「これを使ってみてください。」と男の人に差し出したのです。男の人は「すみません」と言いながら、私が差し出した500円硬貨を使って両替しようとしましたが、これも駄目でした。
 すると、私の直ぐ横の席でこの様子を見ていた年輩の女性の方が、「私が100円硬貨を5枚持っています。」といい、男の人に100円硬貨を5枚差し出しましたので、無事その男性は両替をすることが出来たのです。500円硬貨だけでなく、1,000円札まで両替出来ないとわかったとき、おそらく頭の中は真っ白になり、「どうしたらよいだろうか」という気持ちになったものと思います。
 本来はバスの運転手さんが、運転開始前に「釣銭は大丈夫か」と考え、小銭の有無を確かめておけば、お客さんにこんな迷惑をかけずにすんだわけですが、バスの運転手さんにもいろんな人がいますので、全てがスムーズにいくとは限らないようです。
 この出来事以来、私は先ず小銭があるかどうかを確認してから、バスに乗り込むように心がけているところです。

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2004年04月26日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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