校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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クラクション

 学科教科書を見ると、「クラクション」すなはち警音器について、「警音器は騒音防止のため乱用が禁止されています。前の車の発進を促すために鳴らしたりすると、相手の感情を害し、トラブルの原因となることもあります。危険を避ける場合でも、先ず速度を落とし、できるだけ警音気を鳴らさないようにしましょう。」と記載されています。
 全てのドライバーが教科書に記載されているようなクラクションの使い方をしていれば、何ら運転中に不愉快な思いをしたり、トラブルは発生しないのですが、車を運転していると、誤ったクラクションの使い方をしているドライバーが意外と多いようです。
 先日もこんな光景を目撃しました。都城自動車学校からの帰り、職員の方に山之口駅まで送ってもらう途中、日豊本線の跨線橋を渡り、山之口町の向原交差点に差し掛かったところ、前方の信号機、つまり東西方向の信号が「赤」になっていましたので、前の車に続いて止まりました。 やがて信号が「青」に変わり、前の車に続いて発進しようとしたところ、前方、つまり私達の車と反対方向から「ブワーン、ブワーン」というものすごいクラクションの音が聞こえてきたのです。普通、クラクションの音といえば、「プー、プー」ですので、何事が発生したのかと思い、音のする方向を見ると、交差点の東側の横断歩道の先に、軽自動車とその後ろに鮮魚運搬車らしい大型トラックが止まっていました。
  そして、その前の横断歩道を北から南のの方向に向け、自転車を押しながらノロノロと横断しているおばあさんの姿があったのです。おそらく、そのおばあさんは南北の歩行者用信号機が「青」だったので横断を始めたのですが、高齢と足が不自由なため、横断途中で信号が「赤」に変わったものと思われました。
 大きな「クラクション」の音を出していたのは、2台目に止まっていた鮮魚運搬車らしい大型トラックで、おばあさんは大きな音に驚き、必死で手押し車を押し、横断歩道を渡ろうとしますが、なかなか思うようには足が前に進みません。
 さらに、大きなクラクションの音にビックリしたのは、おばあさんだけでなく、トラックの前に止まっている軽自動車の運転手です。しかし、目の前の横断歩道をおばあさんが渡っており、前に進みたいと思っても発進することが出来ないのです。その様子は運転席が高い大型トラックからは当然見えるはずなのに、さらに軽自動車に対し、「早く発進せんか」といわんばかりに、立て続けにクラクションを鳴らしたのです。
 これにはさすがの軽自動車の運転手もムッとしたようで、後ろの大型トラックを振り返って何かブツブツ言っているような口ぶりでしたが、やがておばあさんが横断歩道を渡りきると、右折するため交差点の中央で止まっている私達の目の前を通り過ぎ西進して行きました。運転席を見ると、70歳代の男性で、顔の表情から察すると、クラクションを鳴らされて不愉快そうな感じでしたが、これがトラブルになるのかと思い、改めてクラクションの使い方を心しなければと痛感したところでした。

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2004年06月14日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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