校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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ショートカット走行

 交差点における右折方法については、道路交通法第34条に「自動車等は右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の中央に寄り、かつ、交差点の直近の内側を徐行しなければならない」と規定されていますので、運転免許を取得している人であれば、当然知っているはずであり、守らなければならない通行方法ですが、実情は必ずしもそうではないようです。ドライバーの中には、交差点を右折する際、交差点の中央部まで進まず、近道する走行をする人がいるのです。その右折方法は「ショートカット走行」と呼ばれていますが、交差点の直近の内側よりはるかに遠い所を近道して右折する方法です。
 この「ショートカット走行」については、学科教本の「安全運転の知識」の中の「交差点での死角」に記載されていますが、ショートカット走行をすると、右方向の死角を大きくし、危険性が高くなりますので、教習の際、このような運転を絶対しないよう、口を酸っぱくして指導をしているところです。
 ところが、自転車で通勤していますと、中にはとんでもない「ショートカット走行」する車がおり、その車に遭遇してヒヤットさせられたことがあります。
 それは先日の朝のことです。自宅から約10分位走った「矢の先交差点」に差し掛かったときのことです。その交差点は、宮崎市の北部にある交差点で、県道と県道とが交差する場所ですが、朝の通勤時間帯は、いつも両方の道路とも約200メートル位渋滞しています。
 私がその交差点に差し掛かった際、あいにく前方の信号が「赤」でしたので、しばらく待ち、やがて信号が「青」になりましたので、ペタルをこぎ、自転車のマークがある自転車道を真ん中付近まで来た時のことです。私の目の中に、右斜め前の方から何か黒い塊が私の方に向かって来るのが見えたのです。私は何だろうかと思い、目を右斜めの方に向けたところ、そこには信じられない光景がありました。
 対向車線にいた普通乗用車が交差点の中央に進まず、ショートカットして私の方に向かって来ていたのです。しかも、その車のスピードはあり、どう見ても私の前では止まりそうにもない様子でした。私はその瞬間、このまま進んではその車にはねられると咄嗟に考え、急ブレーキをかけその場にかろうじて停止したのです。
 案の定、その普通乗用車は停止するどころか、むしろスピードを上げ、私の目の前を通り過ぎて行きましたが、その際、チラッと運転席を見たところ、若い男性でシートベルトも締めていませんでした。
 その際は、運転者に対し、「何ていう運転をするんだ。」と一寸腹を立てた位でしたが、しばらく経ってからその時の情景を思い出したら、膝がガクガクし、背筋がゾットするほどの緊張感を味わいました。もし、あの時、対向車に気付いていなかったら、おそらく、今頃は、軽くてベッドの上か、運が悪ければあの世に行っていたかもしれません。
 このことがあってからは、例え「青」信号であっても絶えずショートカットをする車はないかと、あたりをキョロキョロしながら自転車のペタルを踏んでいるところです。

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2005年02月14日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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