毎年4月になると、テレビでは全国各地の各企業の入社式の模様が放送されますので、「今年もまた新年度が始まったな」という実感が湧いてきますが、一方、街のあちこちでも、この時期は「私は新入社員です」と言わんばかりに、男性も女性も黒いスーツに身を包んだ姿を良く見かけますので、新たな気持ちで仕事に邁進することが出来ます。
そうした中で、私が通勤のため電車に乗るJR宮崎駅でも、今年も新しく採用された女性の新入駅員が改札口に登場しました。JR宮崎駅では、3年位前から女性駅員を採用し始め、今では数名の女性が改札口に立ち、乗降するお客さんの改札をしていますが、これまで男性の、しかもかなり年配の駅員だけだった頃に比べ、お客さんの評判も好評のようです。
さて、今年新しく採用された女性駅員が事前教養を終え、先日から改札口に立つようになりました。その女性新入社員は、他の女性駅員と同様に黒い制服に身を包んでいますが、胸には「見習い」と大きく書かれたネームプレートを下げていますので、一見して「新入社員」であることがわかります。ある日、その新人の女性駅員と2,3年経験のある先輩女性駅員とどう違うのか、じっくり観察してみることにしました。
新人の女性駅員の仕事ぶりを見てみますと、まず印象的だったのが、「笑顔が見られない」ということでした。お客さんの前に立つのが初めてだったのかもしれませんが、全く笑顔が見られず、緊張した行動振りがこちらまで伝わってくるようです。おそらく事前教養では、「お客様には笑顔で接しなさい」と教えれれたはずですが、どうしたことでしょう。上り下りの電車が駅に近づくと、モニターを見ながらマイク放送をするわけですが、これも原稿を見ながらの放送ですが、声が小さく、そばで聞いていても何が放送されているのか良くわかりません。
それに比べて、先輩の女性駅員の仕事振りを見ますと、さすがは経験者だなと感心します。常にどのお客さんに対しても笑顔を絶やさず、自分の方から「おはようございます」と声をかけ、さらに、私が改札口を通るとき、定期券を差し出すと、必ず「行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれます。また、自動車学校からの帰り、改札口を通りますと、この女性駅員は必ず「お疲れさんでした」と笑顔と一緒に声をかけてくれるのです。このように声をかけられると、なんだかうれしくなり、途端にやる気が出てきますし、また、帰りのときは疲れが吹き飛んでいくみたいになりますから、不思議なものです。
新入社員にここまで要求するのは、まだまだ無理かもしれませんが、身近に見本となる先輩駅員がいますから、一日も早く先輩女性駅員のレベルに達してもらいたいと願っているところです。
ところで、都城自動車学校にもこの春3名の女性社員の入社がありました。現在はまだ教習生と接するする機会は少ないようですが、やがて事務所の窓口で仕事をするようになると、教習生だけでなく、その保護者、さらに高齢者講習で訪れた人等、様々な人が皆さんの仕事振りを注目して見ているはずです。常に笑顔を絶やさず、教習生に対してはもちろん、お客さんに対しては自分の方から積極的に声をかけるようにしましょう。
その前に、私達職員も新入社員のも見本となるよう、職員同士はもちろんのこと、お客様に対しては常に笑顔を絶やさず、自ら挨拶するように心がけましょう。






