私が宮崎県警察を退職したのは平成12年の8月ですが、その後約2年間はよく夢を見ました。それも楽しい夢ではなく、いつもまだ警察官だった頃の夢で、ほとんどが部下職員の不祥事が露見し、その対策に追われたり、テレビカメラが回る中で謝罪会見をするものです。どの夢も、夢の中で「ああ、オレの警察人生もこれで終わりだな」とつぶやいていると、不思議と、パッと目が覚めるのです。ハッと我に返り、「夢かな、それとも現実かな」とぼんやり考え、どうやらそれが夢だとわかると、「ああ、夢でよかった」とホッと胸をなでおろすのです。
しかし、最近は自動車学校での勤務が5年目になったからでしょうか、夢の内容も「ゴルフでホールインした」とか、「宝くじに当たった」等に変わりましたが、夢から目が覚め、正気に返ると、いずれもそれは夢だとわかり、いつもガッカリしているところです。
さて、夢の中には「正夢」というのがあります。これは夢と現実が全く同一になることですが、おそらく皆さん方の中にもこんな経験をした方もあると思います。当校のパート職員の岩満さんも次のような「正夢」の体験があるそうです。
それは岩満さんが、小学生の頃、転校生の夢を見ましたが、その転校生の名前は「小金沢」だったそうです。その日、学校に行ったところ、岩満さんのクラスに転校生があり、先生がその転校生の名前を黒板に書かれたところ、なんと夢の中に出てきた名前と同じ「小金沢」だったということです。これには岩満さんも、わが耳を疑ったということですが、本当に「正夢」というのはあるものですね。
実は私も最近、次のような「正夢」を体験しました。それは5月の連休が始まった5月3日の朝見た夢です。夢の中で、全職員に「将来の夢」というアンケートを出したところ、そこには「検定員になりたい」、「外国旅行をしたい」等と書かれていましたが、その中で「教習指導員の妻になりたい」という一寸変わった内容が書かれているのがあったのです。私は一瞬「教習指導員の妻」とはどのような意味かわからず、誰がこのアンケートを書いたのかと思い、氏名欄を見たところ、それは当校の富高里美指導員のものでした。
そこで、富高指導員にその意味を尋ねたところ、「この学校に好きな男性がいるのです。いつかその人と結婚したいと考えています。」と返事しましたが、相手の名前についてはすぐには答えてくれませんでした。しかし、何回も尋ねていると、富高指導員が少女のように顔を少し赤らめ、恥ずかしそうに「Nさんです」と答えてくれました。その瞬間、夢は終わり目が覚めたので、とうとう「Nさん」とは誰のことか聞きだすことが出来ませんでした。
ところが、連休が明けた5月6日に出勤したところ、富高指導員と中西職員がニコニコしながら私の所に来て「今年の秋、結婚することになりました」と報告に来てくれたのです。夢の中で、富高指導員が「Nさん」と言っていたのは、実は中西職員のことだったのです。これには私自身が一番驚きましたが、本当に「正夢」というはあるものですね。中西さん、富高さんおめでとうございます。幸せになってください。
当校にはまだまだ適齢期の職員がいますので、次は誰の夢を見ようかなと「正夢」を期待しているところです。






