私はここ10年来、歯の治療は宮崎市内のS歯科医院と決め、歯が痛くなったり、定期的に歯垢を取り除いたりしてもらうときは、必ずこの病院に通っています。何故、私がこの歯科医院を心に決めているかといいますと、先生を始め、歯垢を取り除いたり、治療をしてくれる歯科衛生士の方がとてもやさしく、親切で、おまけに虫歯等で治療を受けても、少しも痛い思いをしたことがないからです。それでも、虫歯がある個所を治療するときは、麻酔注射をして治療をすることになりますが、その際も先生が、「少し、ちくりとしますが、心配ありませんよ。痛いときは手を上げて合図をしてください。」と注射を打つ前に言ってくれますので、治療を受ける私としてもその心構えが事前に出来ますから、一寸痛みがあっても、それに堪えることが十分出来るのです。そのような言葉は、先生の人柄かもしれませんが、自然と口から出てくるようですし、患者である私にとっては、「安心感を与える言葉」になっています。
歯の治療だったら、命を失う恐れは先ずありませんが、これが飛行機だったら、そうはいきません。職員の皆さんもおそらく飛行機に乗られたとき体験されたと思いますが、気流状態が悪いときは、飛行機が大きく揺れ、場合によっては、飛行機が乱気流に巻き込まれ、エアポケット状態になるときもあります。そのような場合、私は、客室乗務員の顔色を見ることにしています。それは、多少揺れても、機内を移動する客室乗務員が笑顔を浮かべ、何ごともないようにしているときは、飛行には支障はないものだと自分に言い聞かせるように心がけているからです。
それでも、機体が大きく揺れ、窓の外を見ると、翼が上下にグラグラしている状態のときは、「もしかしたら」と不安感が横切り、途端に、手に汗がじっとりとにじみ出てくるのです。このような時、すかさず機長が、「ただいまこの飛行機は、気流の悪い状態の所を飛行しています。多少揺れていますが、飛行には全く支障はありません。どなた様もしっかりシートベルトを締めてください。」と力強いアナウンスがあると、不思議なことに、今まで「もし、墜落したらどうしよう。」と思っていたのに、「気流が悪いから多少揺れるが、少しも心配は要らないのだ。」という気持ちに変わり、全く気にならなくなるからです。これが、もし、客室乗務員のアナウンスだけだったら、そうはいきません。このような機長の力強いアナウンスこそ、まさしく搭乗客に「安心感を与える言葉」だと言えます。
さて、当校の職員室から場内を見ていると、入校したばかりの教習生が車に乗り込む姿を見かけることがありますが、始めて車を運転するにあたり、不安感があるのか、どの顔も緊張しているのが良くわかります。このような時、指導員としては、どのような言葉をかけて、不安感を取り除くのか、先日、ある指導員に聞いて見たのです。すると、その指導員は、すかさず、「私は、教習生が運転を始める前に『ハンドルがふらついた時は、私がすぐハンドルを握り補助します。また、危険だと思ったときは、補助ブレーキを使って車を止めますから、あなたは全く心配要りません。』と声をかけるようにしています。」と答えてくれましたが、まさにそのとおりです。この言葉こそ、教習生にとっては、「安心感を与える言葉」なのです。当校の全ての指導員が、どの教習生に対しても、やさしい気持ちで、必ず、このような言葉をかけ続けて欲しいと願っています。
校長のひとり言ブログ|都城自動車学校
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