校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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当たり前

 マルチタレントの「みのもんた」が司会のワイドショー番組で、発生した事件・事故等について、自らコメントする場面がありますが、先日の朝、その中で、プロ野球オリックスの前川投手が、無免許運転で女性をひき逃げしたとして、警察に逮捕された事故が取り上げられていました。
 その事故は、平成19年1月6日の午後2時ごろ、大阪市中央区心斎橋2丁目の交差点で、前川投手が無免許で車を運転して通行中、自転車で横断歩道を通行していた女性をはねて怪我を負わせたが、そのまま逃走したものです。この事故について、コメントを求められた「みのもんた」は、開口一番、「無免許運転をしたらいけないことは誰でも知っているでしょう。ましてやひき逃げするとは、言語道断です。このような『当たり前』のことが出来ない人間はプロ野球選手として失格ですね。」と切り捨てました。 その「みのもんた」らしい、スパッとしたコメントを聞き、私も全く同感でした。というのは、テレビや新聞の報道等によりますと、前川投手は、運転免許を取得していましたが、平成14年にスピード違反や駐車違反等の累積により、免許を取り消されたそうです。しかしながら、その直後に、ジープ型のベンツを購入し、球団の広報誌にも「愛車はベンツ」と記載していたばかりか、堂々と無免許で運転して球場通いしたり、買い物に行ったりしていたということです。さらに、警察の調べによりますと、今回の事故も、前川投手が運転していた方向の信号は「赤」だったということですから、事故の非は、全て前川投手にあったわけです。それにもかかわらず、事故直後、車から降りてきた前川投手は、自転車乗りの被害者に対し、文句を言い、その事故の様子を見ていた警察官から運転免許証の提示を求められると、「免許証は車の中に入れています」と答え、そのまま逃走したということです。
 前川投手が取ったこれらの行為を検証してみると、普通の人だったら、「免許を取って車を運転する」、「信号に従って車を運転する」、「交通事故を起こしたら、負傷者を救護する等の措置を取り、ひき逃げしない」という行為をとるのが「当たり前」ですから、これに反した今回の前川投手の行為は、情状酌量の余地は全くないといっても過言ではないようです。
 前川投手は、PL学園高校のとき、春夏の甲子園大会に3回出場する等、速球派左腕投手として注目され、ドラフト1位で当時の近鉄バッファローズに入団し、5年目にはチームでは最多の12勝を挙げて近鉄のリーグ優勝に貢献するなど、将来を期待された投手だったのです。しかしながら、その後は振るわず、平成15年には阪神タイガースにトレードされましたが、膝などの故障で平成16年末には、阪神も首になったのです。幸い、近鉄当時の監督だった仰木氏に救われてオリックス球団に移籍し、昨年は3年ぶりに1勝しましたが、その後は左手指の故障等で出場する機会がありませんでした。
 事故後、オリックス球団は記者会見をし、前川投手を無期限の謹慎とする処分を発表しましたが、その後、「当たり前」のことが出来ない選手を今後、試合に出場させることは、イメージダウンにつながるということで、先日、前川投手を解雇処分にしています。
 今回の事故は、前川投手自身の資質だけでなく、プロ野球全体に関わることですので、今後、「当たり前」のことが出来る選手を育成することが、各球団に望まれています。

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2007年01月29日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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