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校長のひとり言ブログ

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2007年6月 アーカイブ

2007年6月 4日

初心運転者標識(若葉マーク)

 今年4月からの都城自動車学校の職員駐車場は、例年と比べ少し様変わりしたところがあります。それは、駐車場の駐車車両に「初心運転者標識(若葉マーク)」をつけた車が多く見られることです。例年当校で新採用の女性事務員は、2名か3名でしたが、今年は8名という大量採用でしたから、「初心運転者標識」をつけた車が多くなったというわけです。8台はいずれも軽乗用車ですが、どの車もピカピカの新品ですから、おそらく親が買ってくれたものと思い、新人の事務員に試みに聞いてみたところ、全員「一応親に代金は支払ってもらいましたが、毎月の給料から親には返しています。」という答えが返ってきましたから、一寸安心したところです。
 さて、当校の新人事務員の車の前部と後部には、いずれも「初心運者標識」が取り付けられていますが、最近、宮崎市内で見かける車、特に女性が乗っている軽乗用車には、前部には「初心運転者標識」が取り付けられていますが、なぜか後部にはその標識がないものが時々見られます。私は自宅とJR宮崎駅までの間は、自転車で往復していますが、夕方自宅に帰る時は特に急ぎませんので、たまには知り合いの自転車店に立ち寄り、店主と世間話をすることがあります。
 先日、その自転車店に立ち寄り、いつものように話をしながら店の前を通過する車を見ていたところ、信号機により停車した車の先頭に軽乗用車が止まっているのに気づきました。その車の助手席側のフロントガラスには、「初心運転者標識」が取り付けられており、運転席を見ると、一見して若い女性が乗っていましたので、店主と「運転免許を取ったばかりのようですね。」等と話をしていたのです。やがて、信号が変わり、その軽乗用車は発進して行きましたが、私は何気なくその軽乗用車の動きを見ていたところ、「おやっ」と思ったのです。それは、車の後方に取り付けてあるはずの「初心運転者標識」の姿が見当たらなかったからです。しかし、その時は、おそらく運転者が車の前部には「初心運転者標識」を取り付けたものの、うっかりして後部に取り付けるのを忘れたものものとばかり思っていたのです。
 ところが、それから数分後してから自転車店の前の信号機で停車した車の中に、前面の助手席側のガラスに「初心運転標識」を付けた車があり、運転席には若い女性が乗っていましたが、その車も後ろの方を見ましたが、やはり「初心運転者標識」は取り付けられてありませんでした。2台続けて車の後部に「初心運転者標識」を取り付けてない車を見ましたので、その後、車の前部に「初心運転者標識」を取り付けている車を見るたびに自転車を止め、車の後部を観察して見たところ、車の前部には「初心運転者標識」が取り付けてあるものの、後部には取り付けていない車が数多く見られまたのです。中には、「初心運転者標識」を2枚後部に取り付けている車や運転席側のドア外部に取り付けた車も見受けられたのです。その殆どが若い女性が乗った軽乗用車でしたが、まさか流行とは思いたくありません。
 道路交通法第71条の5第1項では、「運転する車両の前後の視認性の高い部分に掲示する義務」が課されていますし、運転者がこれを怠った場合は違反点数が加算されますので、指導員の皆さんは、教習生に対しては「なぜ標識を取り付けるのか」等を納得がいくまで指導していただくようお願いします。

2007年6月11日

アジサイ

 九州南部地方は6月1日に梅雨入り宣言がありましたが、雨が降ったのは発表日を含め3日間だけで、その後は晴れた日が続いています。週間天気予報を見ても水曜日まで雨のマークが見られませんので、今年はどうやら空梅雨になりそうです。
 梅雨時期の花といえば、真っ先に浮かぶのは「アジサイ」の花ですが、朝散歩していると、紫、白、ピンク、赤、青等様々な色をした「アジサイ」を見ることが出来ます。その中でも、現在都城市と合併した旧山之口町内では、梅雨時期になると、JR山之口駅前の広場を始め、街中の至る所で「アジサイ」の花を見ることが出来ます。それは、旧山之口町の花は「アジサイ」だったからです。その「アジサイ」も、雨が降る中で咲いているから風情があるからで、今年のように晴れてばかりいると、なんだか「アジサイ」の花も元気がないように感じられます。
 さて、先日の朝、散歩中にラジオを聴いていたところ、「日本古来の花である『アジサイ』をヨーロッパに紹介したのはシーボルト」と放送していましたので、本当かどうか、早速インターネットで調べてみたところ、事実その通りでした。それによりますと、鎖国時代に長崎にオランダ人と偽って日本に渡来していたドイツ人の医師シーボルトは、日本の「アジサイ」の花に惹かれ、アジサイ科に属する14種の植物図を作成し、ヨーロッパに紹介しましたが、その中で一番大きい「アジサイ」の花に、愛人の「お滝」の名前を取り、「オタクサ」という名前を付けたそうです。
 その「アジサイ」の原産は日本で、もとは関東地方の海岸に自生していた「ガクアジサイ」ですが、この花は、中心が小さい両性花とまわりの大きな装飾花から成っており、通常「ヤマアジサイ」と呼ばれています。「アジサイ」は、現在、青、白、ピンク、紫、赤、緑等色々な色の品種が売られていますが、もともとの日本の「アジサイ」の色は青だったということです。それは日本の土壌が酸性であるからで、土壌がアルカリ性になると、花の色は赤くなるそうです。
 その青い「アジサイ」がシーボルトによって紹介され、幕末から江戸時代にかけて来日した人達がヨーロッパに持ち帰り、それが改良されて色とりどりの「セイヨウアジサイ」が生み出され、それが再び、日本に輸入されたということです。従って、現在私達が「アジサイ」と呼んでいる球状の「アジサイ」は、逆輸入された「セイヨウアジサイ」だということです。
 また、「アジサイ」の語源ですが、「青い花が集まっている」ので、集めるという意味の「あづ」に、青い意味の「さ藍」で、「アヅサアイ」から「アジサイ」になったということです。
 さらに、「アジサイ」は漢字で「紫陽花」と書きますが、これは、唐の詩人の白居易がライラックの花に「紫陽花」と名付けていたところ、平安時代の学者である源順が、誤って「ガクアジサイ」に「紫陽花」の漢字を当てはめてしまい、これが日本国中に広まったということです。
 我が家の庭にも、名前だけは「アジサイ」と呼ばれる「ガクアジサイ」がありますが、土壌そのものが悪いのか、肥料をやってもなかなか大きくなりません。それでも、梅雨時期になると、毎年、形だけの花が咲きますが、ようやく先日、その花が咲きました。朝夕、その花を見るたびに心が安らぎますが、やはり、時期に咲く花はいいものです。

2007年6月18日

ゴルフのマナー

 どのスポーツでもマナーは付きものですが、特に、ゴルフではマナーが厳しく要求されています。例えば、「同伴者がプレーの動作に入ったときは、動いたり、しゃべってはいけない」、「グリーン上では走ってはいけない」、「グリーン上で同伴者がパターでボールを打つときは、ボールの延長線上に立ってはいけない」等数限りなくあります。その中で、最も厳しく言われているのは「同伴者がプレーするとき、そのボールの前に出てはいけない」ということです。それは、アマチュアのゴルファーの場合、必ずしもボールがまっすぐ飛ぶとは限らず、場合によっては、当たり所が悪いとシャンクして真横に飛ぶ場合だってあるのです。そのため、シャンクしたボールが同伴者の身体に当たり、大きな事故になる場合がありますので、このマナーはゴルファーにとっては鉄則となっています。現に、私が聞いたゴルプレー中の事故でも、ボールが同伴者の顔面に当たり、そのため失明するという不慮の事故が発生し、たまたま怪我をした人が医師であったため、補償問題でこじれて裁判沙汰になり、それまでは親しい中であった関係がこの事故で壊れたということです。
 さて、このゴルフマナーの鉄則を守らなかったばかりに、同伴者の打ったボールが頭に当たり、数日後に死亡するという事故が先日発生しました。新聞報道によりますと、その事故は熊本県内植木町のゴルフ場で発生したもので、一緒にプレーしていた人の打球が、約20~30メートル先に立っていた同伴者の左側頭部を直撃したということです。事故直後は意識はあったということですが、その後、頭の異変を訴えたため、救急車で病院に運ばれたものの、4日後、急性硬膜下血腫のため死亡したということです。新聞にはそれ以上詳しく掲載されていませんでしたが、亡くなった方は、同伴者の約20~30メートル先に立っていたということですから、おそらく、ドライバーショットではなく、2打か、3打目に打ったボールで、しかも左側頭部にボールが直撃しているので、打球がシャンクしたものと推察されます。
 ゴルフをした経験のない方は分からないと思いますが、ゴルフボールの打球は想像以上に威力があるものです。私が体験した中では、同伴者がドライバーショットをしたところ、ボールが大きく左にそれ、約30メートル先にあったグリーン上のピンの位置を示す表示板に直撃したことがあります。ボールが表示板に当たった瞬間、グアーンという音がしましたが、ボールの行方が分かりませんでしたから、打った人はもちろん、同伴者である私達は表示板の所に行って見たのです。すると、驚いたことに、その表示板はブリキ製となっていますが、その真ん中に穴があいているのです。近づいてよく見ると、穴はゴルフのボールとほぼ同じ大きさですから、間違いなく、同伴者の打球が当たったということになります。ブリキ製の表示板は厚さ数ミリかもしれませんが、その表示板を打ち抜くほどですから、その威力にビックリした次第です。
 このような不慮の事故があった場合に備え、ゴルファー保険がありますが、私も20年前から補償額1億円の保険に加入しています。備えあれば憂いなしという諺がありますが、それよりも先ず、事故が発生しないことが肝要ですので、プレーする際は、ボールの前に出ないようくれぐれも気をつけましょう。

2007年6月25日

関心

 先日、新聞を見ていたところ、「親の関心、学力を伸ばす」というみだしの記事が目に止まりました。その記事に興味があったので、早速読んでみると、「子供の学力には、親がどれだけ子供とかかわりを持っているかどうかが影響する」ということが記載されていました。それは、日本教育社会学会で発表されたもので、ある研究グループは、「子供が一人きりで夕食を食べたり、親が子供の成績に関心を示さなかったりする家庭では、子供の学力が低い傾向にある」という研究結果を発表しています。また、あるグループでは、全国の小・中学生約3000人を対象に、家庭環境に関するアンケートを行い、同時に漢字の書き取りや計算問題など、国語と算数・数学のテストを行い、家庭環境との関係を調べたそうです。その結果、夕食を家族と一緒に食べると答えた子供の平均偏差値が51.19だったに比べ、夕食を一人で食べると答えた家庭の子供の学力平均偏差値は44.88で、約6ポイントも低かったということです。
 このほか、学校や友達のことについて保護者とよく話をする子供の方が、ほとんど話さない子供より成績が良くなる傾向も見られ、「親子間のコミュニケーションの有無は、子供の学力にも大きく影響している」と結論付けています。さらに、京都市では、「教育の原点は家庭にある」として、幼稚園や小・中学生に通う子供を持つ親に「家族の宿題」を提示し、取り組みを呼びかけているそうです。ちなみにその「家庭の宿題」とは、(1)子供の目を見て会話をしよう(2)一緒に家事をしよう(3)一緒に本を読もう(4)一緒に出かけよう(5)立ち止まって、一緒に答えを探そうの5項目ということです。
 さて、「関心」と言えば、先日、コヤマ交通教育サービス営業次長渡辺安一さんが転勤挨拶のため、当校を訪問されました。渡辺さんは大柄な体格と、いつも笑顔を絶やさない話し振りで、いつの間にか相手を自分の方に惹き付ける不思議な魅力を持った営業マンです。その渡辺さんは、挨拶の後、「自動車学校の6月号を見ました。祖父と孫娘が同じ職場に勤務できるとは、いい職場ですね。ほのぼのとした感じを受け、感動しました。」と早速話題を変えられたのです。
 話題となった祖父と孫娘というのは、今年、事務員として採用された天神祐未さんが、当校の検定員である天神雄二さんの孫娘であったことから、全指連発行の月刊誌「自動車学校」に「紹介します。うちの学校のこんな人」欄に投稿したところ、6月号に掲載されて全国の指定自動車学校に配布されたのです。その記事を渡辺さんは読まれており、今回のあいさつ回りの際、早速話題にされたというわけです。たまたま、職員室には話題となった天神雄二さんと天神祐未さんが在室し、それぞれ挨拶を交わしましたが、その光景を見ながら、「さすがは、渡辺さんだな。如才がない」と感心したのです。
 というのは、人間誰しも、自分や身の回りのことに「関心」を持ってもらい、それが話題になれば、決して悪い感じは持たず、むしろ良い印象を受けるはずです。こうした話題の持って行き方は、営業マンとしては当然のことかもしれませんが、それが素直に出来る渡辺さんは、やはり素晴らしい営業マンです。何もペラペラしゃべるだけが優秀な営業マンとは限りませんから、寡黙の中にも是非渡辺さんのように、先ず相手方が関心を持つような、例えば、訪れた家の庭木とか子供さんの様子などの話題を提供するといった、相手方を自分の方に惹きつける技術を是非会得して欲しいものです。研修結果を楽しみにしています。