今年4月からの都城自動車学校の職員駐車場は、例年と比べ少し様変わりしたところがあります。それは、駐車場の駐車車両に「初心運転者標識(若葉マーク)」をつけた車が多く見られることです。例年当校で新採用の女性事務員は、2名か3名でしたが、今年は8名という大量採用でしたから、「初心運転者標識」をつけた車が多くなったというわけです。8台はいずれも軽乗用車ですが、どの車もピカピカの新品ですから、おそらく親が買ってくれたものと思い、新人の事務員に試みに聞いてみたところ、全員「一応親に代金は支払ってもらいましたが、毎月の給料から親には返しています。」という答えが返ってきましたから、一寸安心したところです。
さて、当校の新人事務員の車の前部と後部には、いずれも「初心運者標識」が取り付けられていますが、最近、宮崎市内で見かける車、特に女性が乗っている軽乗用車には、前部には「初心運転者標識」が取り付けられていますが、なぜか後部にはその標識がないものが時々見られます。私は自宅とJR宮崎駅までの間は、自転車で往復していますが、夕方自宅に帰る時は特に急ぎませんので、たまには知り合いの自転車店に立ち寄り、店主と世間話をすることがあります。
先日、その自転車店に立ち寄り、いつものように話をしながら店の前を通過する車を見ていたところ、信号機により停車した車の先頭に軽乗用車が止まっているのに気づきました。その車の助手席側のフロントガラスには、「初心運転者標識」が取り付けられており、運転席を見ると、一見して若い女性が乗っていましたので、店主と「運転免許を取ったばかりのようですね。」等と話をしていたのです。やがて、信号が変わり、その軽乗用車は発進して行きましたが、私は何気なくその軽乗用車の動きを見ていたところ、「おやっ」と思ったのです。それは、車の後方に取り付けてあるはずの「初心運転者標識」の姿が見当たらなかったからです。しかし、その時は、おそらく運転者が車の前部には「初心運転者標識」を取り付けたものの、うっかりして後部に取り付けるのを忘れたものものとばかり思っていたのです。
ところが、それから数分後してから自転車店の前の信号機で停車した車の中に、前面の助手席側のガラスに「初心運転標識」を付けた車があり、運転席には若い女性が乗っていましたが、その車も後ろの方を見ましたが、やはり「初心運転者標識」は取り付けられてありませんでした。2台続けて車の後部に「初心運転者標識」を取り付けてない車を見ましたので、その後、車の前部に「初心運転者標識」を取り付けている車を見るたびに自転車を止め、車の後部を観察して見たところ、車の前部には「初心運転者標識」が取り付けてあるものの、後部には取り付けていない車が数多く見られまたのです。中には、「初心運転者標識」を2枚後部に取り付けている車や運転席側のドア外部に取り付けた車も見受けられたのです。その殆どが若い女性が乗った軽乗用車でしたが、まさか流行とは思いたくありません。
道路交通法第71条の5第1項では、「運転する車両の前後の視認性の高い部分に掲示する義務」が課されていますし、運転者がこれを怠った場合は違反点数が加算されますので、指導員の皆さんは、教習生に対しては「なぜ標識を取り付けるのか」等を納得がいくまで指導していただくようお願いします。






