先日、新聞を見ていたところ、「親の関心、学力を伸ばす」というみだしの記事が目に止まりました。その記事に興味があったので、早速読んでみると、「子供の学力には、親がどれだけ子供とかかわりを持っているかどうかが影響する」ということが記載されていました。それは、日本教育社会学会で発表されたもので、ある研究グループは、「子供が一人きりで夕食を食べたり、親が子供の成績に関心を示さなかったりする家庭では、子供の学力が低い傾向にある」という研究結果を発表しています。また、あるグループでは、全国の小・中学生約3000人を対象に、家庭環境に関するアンケートを行い、同時に漢字の書き取りや計算問題など、国語と算数・数学のテストを行い、家庭環境との関係を調べたそうです。その結果、夕食を家族と一緒に食べると答えた子供の平均偏差値が51.19だったに比べ、夕食を一人で食べると答えた家庭の子供の学力平均偏差値は44.88で、約6ポイントも低かったということです。
このほか、学校や友達のことについて保護者とよく話をする子供の方が、ほとんど話さない子供より成績が良くなる傾向も見られ、「親子間のコミュニケーションの有無は、子供の学力にも大きく影響している」と結論付けています。さらに、京都市では、「教育の原点は家庭にある」として、幼稚園や小・中学生に通う子供を持つ親に「家族の宿題」を提示し、取り組みを呼びかけているそうです。ちなみにその「家庭の宿題」とは、(1)子供の目を見て会話をしよう(2)一緒に家事をしよう(3)一緒に本を読もう(4)一緒に出かけよう(5)立ち止まって、一緒に答えを探そうの5項目ということです。
さて、「関心」と言えば、先日、コヤマ交通教育サービス営業次長渡辺安一さんが転勤挨拶のため、当校を訪問されました。渡辺さんは大柄な体格と、いつも笑顔を絶やさない話し振りで、いつの間にか相手を自分の方に惹き付ける不思議な魅力を持った営業マンです。その渡辺さんは、挨拶の後、「自動車学校の6月号を見ました。祖父と孫娘が同じ職場に勤務できるとは、いい職場ですね。ほのぼのとした感じを受け、感動しました。」と早速話題を変えられたのです。
話題となった祖父と孫娘というのは、今年、事務員として採用された天神祐未さんが、当校の検定員である天神雄二さんの孫娘であったことから、全指連発行の月刊誌「自動車学校」に「紹介します。うちの学校のこんな人」欄に投稿したところ、6月号に掲載されて全国の指定自動車学校に配布されたのです。その記事を渡辺さんは読まれており、今回のあいさつ回りの際、早速話題にされたというわけです。たまたま、職員室には話題となった天神雄二さんと天神祐未さんが在室し、それぞれ挨拶を交わしましたが、その光景を見ながら、「さすがは、渡辺さんだな。如才がない」と感心したのです。
というのは、人間誰しも、自分や身の回りのことに「関心」を持ってもらい、それが話題になれば、決して悪い感じは持たず、むしろ良い印象を受けるはずです。こうした話題の持って行き方は、営業マンとしては当然のことかもしれませんが、それが素直に出来る渡辺さんは、やはり素晴らしい営業マンです。何もペラペラしゃべるだけが優秀な営業マンとは限りませんから、寡黙の中にも是非渡辺さんのように、先ず相手方が関心を持つような、例えば、訪れた家の庭木とか子供さんの様子などの話題を提供するといった、相手方を自分の方に惹きつける技術を是非会得して欲しいものです。研修結果を楽しみにしています。
校長のひとり言ブログ|都城自動車学校
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