校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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道路上の危険物

 私達が普段車を運転したり、自転車で通る道路は、最近どこも舗装されていて比較的安全ですが、大雨や台風が通過した後などは、道路上に枯れ枝や落下した石が転がっていたりして、思わず急ハンドルを切り、冷や汗をかく場合があります。先日、超大型といわれた台風4号が九州に上陸し、宮崎県内が暴風雨圏内に入っているとき、車同士が正面衝突するという事故が発生しました。この事故は、目の前の道路上に水溜りがあるのを発見したドライバーが、水溜りを避けようとして左に急ハンドルを切ったため、ガードレールに衝突し、その反動で反対車線に飛び出し、たまたま反対側車線を走行していた軽乗用車と正面衝突し、衝突されたドライバーの方が亡くなったものです。
 その前日から県内には大雨洪水警報が発令され、特に山沿い地区では、1時間雨量が50ミリを越えていましたから、雨水が排水できずに道路上にあふれ出し、それが水溜りになっていたものです。さらに、運の悪いことに、ドライバーも通常と同じ状態で車を運転していたので、水溜りの発見が遅れ、今回のような不幸な事故につながったものと思います。落下物だけでなく、水溜りも時と場合によっては、危険物になることを裏付けたわけで、初心運転者教育に携わる私達としても、今回の事故は教訓となるものでした。
 さて、「道路上の危険物」といえば、先日、私も危うく事故になるような体験をしました。それは、私は毎朝、自宅からJR宮崎駅まで自転車通勤をしていますが、その途中の出来事です。宮崎駅まで後2キロという所の自転車道を走っていましたが、その地区は、毎年今の時期になると、2日間の夏祭りが行われ、その期間中は、道路の両側に約200メートルにわたり、焼イカ等を販売する屋台が数十軒立ち並ぶのです。もちろん、地元警察署の道路使用許可はもらっているのですが、屋台のテントが幅1,5メートル位の自転車道にせり出し、おまけに、車道端に置いてある発動機から屋台までをつなぐゴム製のコードが、何本も自転車道に置かれているのです。
 そのような中を自転車で進んでいますと、前方に真横に横たわっているコードが見えましたので、腰を浮かせてコードの上を通過しましたが、ゴトンという衝撃がハンドルに伝わってきました。さらに進んでいますと、今度はやや斜めになっているコードが見えましたので、同じように腰を浮かせてコードの上を通過しようとしたところ、自転車の前タイヤがコードの上に乗ったと思った瞬間、タイヤが滑り、あっという間もなくハンドルを取られ、左側に倒れたのです。幸い、自転車の速度が遅かったので、咄嗟に左足を付いて転倒を避けることが出来ましたが、もし、右側に倒れていれば、車道側になりますので、運が悪ければ、車と衝突、そして大怪我をしていたかもしれません。その場は、転倒することがなかったので、そのまま自転車に乗りましたが、今でもあの場面を思い出すと、ヒヤッとします。
 このように、道路上は一見安全なように見えますが、実は、その裏には落下物や狸、犬猫の動物の飛び出し等、危険物が一杯潜んでいるわけですから、教習に当たっては、道路上にある危険物を早期に発見出来るよう、今回の事例を参考にして危険を予測した運転の大切さを指導してください。

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2007年07月23日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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