私は、殆ど毎日のように車を運転していますが、ドライバーの中には、自分本位な運転をしたり、乱暴な運転をする人があり、このような車に出会うと、ヒヤッとする場面が時々あります。
先日の日曜日、郷里の国富町に帰省し、夕方、宮崎市内の自宅に向け車を走らせていると、バックミラーに後方から接近して来る1台の黒い車の姿が見えました。私の車は制限速度の40キロで走行していましたが、その黒い車は、見る見るうちに接近し、瞬く間に、私の車の後ろにピタッと付いて来たのです。運転している私としては、その状態は余り面白くなく、急いでいる様子だったので、進路を譲ることに決めました。丁度そのとき、前方左側に駐車場が見えましたので、左折の合図をしてその駐車場に車を入れ、後方の黒い車に道を譲ったのですが、その際、黒い車の運転席を見たところ、サングラスをかけた若い男が一人乗っているようでした。
右後方を振り返ってみたところ、進行してくる車がなかったので、右折の合図をして再び県道に出て自宅の方向に向かったのですが、約5分位走った所で、前方を見ると、先ほど私の車を追い越していったあの黒い車が進行しているのが見えたのです。どうやら、夕方で交通量が多くなったため、少し渋滞状態となったようです。やがて、私の車も黒い車に追いつき、しばらく走っていましたが、前車の直ぐ後ろにピタッと付いていた黒い車が、急に尻を振り出したのです。それを助手席で見ていた妻が、「どうしたのかしら、あの黒い車は?」と私に聞いたのです。妻は運転免許は持っていないので分かりませんが、私には何故車の尻を振ったのか直ぐ分かりました。それは、黒い車が少し渋滞状態になり、スムーズに進行できないためと、前車を追い越そうにも、その県道は「はみ禁」となっていますので、追越しが出来ず、運転者がイライラ状態になっていると思われたからです。それでも黒い車は、なおも車の尻を左右に振ったり、対向車線を反対側から進行して車があるのに、はみ禁車線を超えて前車を追い越そうとするのです。そのたびに、対向車からクラクションを鳴らされ、元の車線に戻らざるを得ない状態になり、益々イライラが募ったようでした。
さて、普段はおとなしい性格の人が、車の運転をすると突然性格が変わり、乱暴な運転をすることがありますので、自分の性格や癖を知ることはとても大切なことです。そのため、指定自動車学校では、運転適性検査を実施していますが、上記の事例のような運転をする人の性格は、「責任転嫁型」に分類されます。この性格の人は免許を取ると、「自分の思い通りに進みたがる」「相手の動きを封じても先に出ようとする」「道を譲りたがらない」等の動作が出ますので、「責任転嫁型」の性格の人には、教習中にしっかり指導しています。但し、気をつけなければいけないことは、この性格の人は、「他人の言うことを聞かない」のが特徴だそうですから、指導の際は、先ず自分のペースに引き込み、噛んで含めるように、繰り返し、繰り返し指導することが肝要だそうです。また、「責任転嫁型」の人でなくても、出かける前に面白くないことがあったり、渋滞で思うように走れなかったりするとついイライラになり、ついスピードを出したり、ほかの車に対する注意力が低下しますので、この点を教習中にしっかり指導して下さい。
校長のひとり言ブログ|都城自動車学校
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