校長のひとり言ブログ|都城自動車学校

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イケメン

 私の妻の母は、今年89歳になりましたが、5年前に義父が亡くなりましたから、現在一人で郷里の国富町に住んでいます。そのため、私は週末になると、妻を車に乗せて郷里に送り届け、翌日また妻を迎えに行くパターンを続けていますが、義母と話をしていると、時々ビックリさせられることがあります。
 その一つの例として、今年1月の大相撲初場所の千秋楽日でしたが、テレビのチャンネルを変えたところ、丁度、十両の優勝決定戦が行われており、やがて優勝者が決定したようでした。私は子供の時から大相撲が大好きですが、昨年11月、朝青龍問題が起きてからは、大相撲には嫌気がさして興味がなくなり、最近はテレビで見ることは殆どありませんでしたから、新しい力士は殆ど知らない状態だったのです。したがって、テレビに写し出されている力士を見ても初めて見る顔であり、何と言う名前の力士であるかわかりませんでした。それでも一見して外人、それもヨーロッパ系の人のようでしたが、インタビューに答える言葉は、日本人と見間違える位、よどみなく出てくるのです。さらに、その顔を見た瞬間、ちょんまげ姿が良く似合う力士でしたので、「おお、この力士の顔はいいな。サムライだな。何という力士だろうか?」と口にしたのです。
 すると、コタツの中で私と一緒にテレビを見ていた義母が、「『イケメン』ね。」とつぶやいたのです。その声を聴いた瞬間、私は思わず自分の耳を疑ったのです。まさか、90歳近くになる義母の口から「イケメン」という若者の言葉が出ようとは思いもしなかったからです。私は思わず、ビックリして義母の方に顔を向けると、義母は、「こんな人を『イケメン』と言うのじゃろ。」と、さもそれ位は知っている、と言わんばかりの口調で返事したのです。
 「イケメン」とは、もともとは、ゲイの間で隠語として使われていましたが、約7,8年位前から普及した若者言葉で、一般的には美形で、顔が「格好いい男性」のことを指しますが、テレビに映し出されている力士は、まさに「イケメン」という言葉がピッタリだったのです。何という力士かなと思っていると、やがて画面に名前が出ましたが、その力士は春日野部屋の「栃ノ心」で、新十両ながら12勝3敗で見事優勝したということです。
 早速「栃ノ心」のプロフィルを調べてみると、グルジア出身で、世界ジュニア相撲選手権大会で準優勝する等の実績を残し、同じグルジア出身の黒海関にあこがれて角界に入ったということでした。身長190センチの身長と優れた身体能力から、入門時から将来の大相撲を担う力士として期待されているそうですが、事実その通り、入門は平成18年の初場所ですが、2年後の今年1月の初場所では、早くも新十両で優勝したわけですから、実力も大したものです。おそらく今年中には幕内に上がり、テレビの画面に登場するものと思われますから、是非皆さんもこの「イケメン力士」を応援してください。
 義母は、骨粗鬆症と胃下垂のため、腰が曲がっており、手押し車の加勢を受けながらの歩行ですが、庭にある畑の草取りや近所の方との会話のほか、新聞は丹念に読みますし、テレビはニュースだけでなく、お笑い番組、スポーツ番組等を幅広く見ているようですから、おそらく「イケメン」という若者言葉を覚えたものと思われます。まだまだ首から上の方は健在ですから、義母の口から、また、ビックリするような言葉が出るものと期待しています。

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2008年02月14日 14:29に投稿されたエントリーのページです。

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