私は朝夕通勤のため、自宅とJR宮崎駅間は自転車を利用していますが、途中目の前で交通事故が発生することは、年に1回あれば多い方で、滅多にその現場に遭遇することはありません。しかしながら、今年は既に8月にはいってから3件の交通事故を目撃していますが、どうやらその原因と、今年の異常気象とは何らかの関連がありそうです。それは、今年は梅雨明けが例年より早く、しかも、梅雨が明けたと思ったら、連日35度を超える猛暑が続いておりますので、この猛暑が運転する人から緊張感を奪い、それが「ボンヤリ運転」につながっている感じがします。
先日目撃したのもトラックを運転するプロ運転手による事故で、普段だったら発生はあり得ないようなものでした。その事故は、JR宮崎駅で電車を降り、自転車で帰宅中に目撃したものでしたが、その日は気温が35度を超える猛暑日であり、まだ日差しが強かったので、日陰のある道路西側の歩道兼自転車道を北進していたのです。自転車のペタルをこぎながら前方を見ていると、約50メートル先の自転車道上に、1台のトラックの姿が目に入りました。そのトラックは運送用のもので、道路左側にある狭い道路から進行してきたようでしたが、止まっている場所が丁度、私が進行している自転車道上でしたから、そのまま進めませんので、自転車の速度を緩めてゆっくりとペタルをこいでいたのです。その間、トラックの運転者の様子を見ていたところ、顔を右側、つまり私が進行して来る方向に向けていたので、車の切れ目を待っているのだなと思ったのです。
やがて、私の自転車がトラックの約10メートル手前に近づいたとき、車の流れに切れ目がついたのか、トッラクのタイヤが動き出したのです。そのとき、何気なくトラックの曲がる先の方を見たところ、自転車道を私の方に南進してくる1台の自転車の姿が見えたのです。その自転車は、自転車道上に止まっているトラックの前を横切ろうとしたようでしたが、その瞬間、トラックが勢いよく発進して左折し始めたので、私は「危ない、交通事故になる」と思ったのです。すると、案の定、トラックの左側の後部タイヤ付近に自転車が衝突してしまったのです。ガチャンという衝突音とともに、自転車は路上にもんどりうって倒れてしまいましたが、幸いにもトラックに巻き込まれた様子ではありませんでした。
トラックは事故に気づいたのか、約20メートル先に停車し、運転席から男性運転手が走ってきて、「大丈夫ですか」と自転車乗りに声をかけているようでした。すると、青い作業服を着た50年配の男性はその場に立ち上がり、「俺は大丈夫やったけど、あんたは俺の姿が見えんかったつな」と答えているのが聞こえました。これに対し、トラックの運転手は、「すみません、私がボンヤリしていました。」と返事し、二人で倒れている自転車を起こしていましたが、自転車はハンドルが少し曲がった程度で、自転車乗りの男性も幸い怪我はしていない様子でした。二人の会話の様子を見て、私は再び、自転車のペタルをこぎ始めたのですが、大きな事故にならずによかったと、ほっと胸をなでおろしたところでした。
最近一週間は、時々雨が降ったりして幾分涼しくはなってきましたが、今年はまだまだ残暑が続きそうですから、職員の皆さんも、普段よりも緊張感を持って呼称運転を確実に行い、交通事故の防止に努めましょう。






