広 告
17万台の格安合宿免許!


校長のひとり言ブログ

« 小動物の飛び出し | メイン | 当て逃げ »

湯たんぽ

 MDSでは、昼食時間になると月に数回、保険会社の外交員が訪れ、職員にパンフレットを配っていますが、会社によっては「○○ニュース」という健康や社会問題などが入ったミニ広報誌を作り、配布しているところもあるようです。先日、MDSを訪れたある保険会社が作ったそのミニ広報誌を見ていたところ、「湯たんぽにホットな視線」というタイトルが私の目に飛び込んできました。早速その記事を読んでみると、最近燃料高や環境意識の高まりを背景に、「湯たんぽ」への注目が高まっているようで、大手メーカーによると、「湯たんぽ」の市場規模は2004年ごろまでは、年100万個前後でしたが、2007年には300万個に拡大したということです。「湯たんぽ」といえば、私の頭には子供の時使ったブリキ製の「湯たんぽ」が浮かびましたが、その日、自宅に帰って妻に聞いてみたところ、妻が覚えている「湯たんぽ」は陶器製で、冬になると祖父母が使っており、朝はその「湯たんぽ」に入っていたお湯で顔を洗っていたということでした。
 さて、その「湯たんぽ」ですが、昔から日本にあったものか、それとも外国から入って来た物なのか興味がありましたので、早速調べてみたところ、やはり中国から伝わったものでした。中国では唐の時代からあり、日本に伝わったのは室町時代の頃で、中国では「湯たんぽ」のことを「湯婆」と書いていたそうですが、「婆」とは「妻」を意味し、妻の変わりに抱いて暖を取ることを意味しているそうです。「湯婆」のみで「湯たんぽ」を表しますが、そのままでは意味が通じないため、日本に入ってから「湯」が付け加えられ、「湯湯婆」となったということです。本当にそうなのか、12月に当校に入校していた、中国からの留学生である鄭(てい)さんに聞いてみたところ、中国では「婆」のことを「タンポー(tangho)」と発音するそうですから、この話は真実だったのです。
 日本に伝わった「湯たんぽ」は陶器製でしたが、その後金属製のものが現れたのは大正期以降で、戦時中は金属が貴重だったため、再び陶器製が使われるようになり、現在ではプラスチック製のものが主流になっているようです。最近、再び「湯たんぽ」が脚光を浴びるようになり、テレビなどでは盛んに宣伝していますが、先日、近くのホームセンターに行ってみたところ、陳列してあるのは、陶器製、金属製、ポリエチレン、プラスチック、天然ゴム製等さまざまで、子供用の「湯たんぽ」も見受けられましたが、なんと「湯たんぽ」の種類は300種あるということです。
 このように最再び脚光を浴びている「湯たんぽ」は、当校の職員でも利用されている方が何名かあるようですが、やはり心配なのは事故です。数年前になりますが、保温性の高い液体をプラスチックの容器内に密閉し、電子レンジで過熱することにより湯水の出し入れをしなくてもよいものが登場しましたが、加熱のし過ぎによって容器が破損し、内部の高温の液体が漏れ出して火傷を負う事故が発生してメーカーが回収する騒ぎがありました。そのほか、先日見たテレビによると、金属製の「湯たんぽ」をIHで加熱する場合、口金、つまりフタを外さずにそのまま加熱し、そのため蒸気が膨張して容器そのものが破裂する事故が、この1年間で4件も発生しているそうですから、くれぐれも説明書の注意書きをよく見て、事故にならないようにしましょう。