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校長のひとり言ブログ

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戦国武将ブーム

 昨年のNHKの大河ドラマの「篤姫」は、主人公が旧薩摩藩の姫君であったことから、毎回、日曜日の夜にこの番組を見るのが楽しみでしたが、今年の大河ドラマ「天地人」も、これまで数回テレビを見たところでは、大いに期待が出来そうです。私は歴史ものが大好きで、小説を数多く読んだり、映画やテレビで見ていますが、正直言って、今回のドラマの主人公である「直江兼続」については、全く知識がなく、初めて名前を聞く人物でした。文献によると、「直江兼続」は、戦国時代、越後の上杉景勝に仕えた武将で、日本を統一した豊臣秀吉から「わしの家来にならないか」と誘われましたが「私の主君は上杉景勝ただ一人です。」ときっぱり断ったほか、後に天下を統一した徳川家康が上杉景勝を攻めなかったのは、家臣に「直江兼続」がいたからだと言われているほどの人物だということです。
 さて、先日の朝、出勤前にNHKテレビを見ていたところ、最近、「直江兼続」のような戦国武将が若者、その中でも若い女性の間でブームになっている様子が放映されていました。私もその番組を見た瞬間、戦国武将=若い女性という結びつきがどうしても理解出来ませんでしたが、インタビューを聞いてみると、なるほどと同意出来ました。それは、若い女性が「今の世の中で、命がけで上司に仕えるタイプの人は先ず存在しません。その点、戦国時代の武将の中には、自分の命を主君にささげるタイプの人が多く、それに惹かれるようになった。」と説明していました。このような女性が、戦国武将を題材にした小説を読むようになったということで、特別に戦国武将コーナーを設けた本屋さんも出てきているということです。
 また、このような戦国武将ブームに乗って、最近、戦国武将グッズも大人気だそうです。そのグッズでは、戦国武将の家紋が最も人気があり、その武将でも、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった天下を統一した武将ではなく、明智光秀、真田幸村、石田三成といったどちらかと言えば、英雄になれなかった武将の家紋に人気があり、一番人気があるのは、石田三成だそうです。その家紋のグッズは、携帯電話や持ち物などに貼り付ける方法がとられているということですから、何がブームになるか全く予想も出来ないところです。
 番組では、今後ブームになりそうな戦国武将が紹介されていましたが、その名前は、伊達政宗の家臣の「片倉小十郎」という人物です。「片倉小十郎」は戦国時代から江戸時代前期にかけ伊達政宗の軍師として活躍した戦国武将ですが、上杉景勝の家臣「直江兼続」と似たところがあります。それは、豊臣秀吉から「5万石の大名を与えるからわしの家臣にならないか」と誘われましたが、「私の生涯の主君は伊達政宗ただ一人です。」と忠義を選んで断ったと伝えられています。「片倉小十郎」は、伊達家の中では剣術に長けたほか、笛の名手としても知られ、現在風に言えばイケメンの武士だったということです。
 その「片倉小十郎」を主人公にしたテレビアニメが、近いうちに発売されるそうです。現在発売されている伊達政宗が主人公のテレビアニメも、主人公より脇役の「片倉小十郎」の方が人気があるということですから、きっと発売と同時に、爆発的な売れ行きがあるものと予想されます。