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校長のひとり言ブログ

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2009年6月 アーカイブ

2009年6月 1日

朝カレー

 子供達の野外キャンプでの夕食は、「カレー」が定番となっているように、日本国民にとって「カレー」は、大好きな食べ物の一つのようです。その「カレー」を食べるのは昼食や夕食がほとんどですが、先日、散歩中に聴いたラジオ放送によると、最近、「朝カレー」が流行しているということです。なぜ、今「朝カレー」が流行しているのかというと、どうやらそのきっかけを作ったのは、現在、アメリカ大リーグで活躍しているイチロー選手だそうです。イチロー選手は、テレビでカレーのコマーシャルにも出演していますが、日本のプロ野球からメジャーに移籍してから、朝食と昼食を兼ね、7年間ずっと「朝カレー」が続いており、イチロー選手のパワーの源が「朝カレー」だということが立証されたということです。
 イチロー選手が、毎朝「カレー」を食べていることが話題となり、それに見習って、「朝カレー」を習慣にしているビジネスマンが増えたということです。さらに、本格的な受験時期ガ始まった今年の1月頃、東京・神奈川の私立中学校を受験する受験生の間から、この「朝カレー」が脳の活性化につながるという評判が伝わり、現在関東地区だけでなく、じわり、じわりと全国に広がりつつあり、流行の兆しが見えるということです。この現象は、単なるイチロー選手のまねだけではなく、実は専門家から見れば、「朝カレー」は能力アップにつながり、理にかなっているということです。
 その専門家とは、20年前からカレーとスパイスの研究をしている日本薬科大学の丁宗鐵(てい むねてつ)教授です。丁教授の研究によると、カレーを食べたときの人体に与える実験を行ったところ、市販のカレーを食べた場合、脳の血流量が2~4パーセントアップしたという結果を得たということです。これは血管拡張剤2錠を飲んだことに匹敵し、しかもカレーの場合は、薬よりも血流の上昇がなだらかだったということです。さらに、別の脳の活動を調べる実験では、カレーを食べると、集中力や計算力が高まり、眼の動きもよくなったということです。
 丁教授の研究によると、インドカレーには、4,5種類のスパイスしか使っていませんが、日本の市販カレーには、15~30種類のスパイスが入っており、これが漢方の生薬のように、総合的なスパイスの働きが健康に役立つという結果につながっているわけです。その結果、「カレー」で高められた能力は、2時間の持続がありますので、朝「カレー」を食べれば午前中、昼食べれば午後も、脳は活性化されるということになるわけです。また、「カレー」には唐辛子が付き物ですが、唐辛子は抹消血管の血流は良くするものの、脳の血流には関係がなく、その働きをするのがカルダモンという香りのスパイスだということです。
 それでは、どんな「朝カレー」の食べ方が理想的かというと、丁教授の話によると、「カレーに市販のスパイスをかけること」、「カレーを食べるとき、水を飲まないこと」、「カルダモンに合うミルクティーに、さらにカルダモンを加えること」だそうです。私は「カレー」を食べる際、必ず水を飲んでいましたが、水を飲むと、血管が収縮してしまうから効果がなくなるということですから、くれぐれもお間違いのないようにして、是非、「朝カレー」を実行してみて下さい。きっと、能力アップにつながるものと思います。

2009年6月 8日

烏(カラス)

 例年、宮崎県では、5月末になると入梅時期になりますが、今年はどうやらその時期が遅れ、しかも少雨という予報も出ているようです。そのせいでしょうか、今年は枇杷が豊作のようで、どこの枇杷の木にも、黄色に実った枇杷の実がなっており、先日実家に植えてある枇杷を食べたところ、例年より甘さが濃く感じられました。
 その枇杷ですが、私達が子供の頃は、食糧難の時代でしたから、好んで食べていた果物の一つです。しかしながら、今の子供達は、皮を剥いて食べるのが面倒くさいのか、例え、道路端に枇杷の実があったとしても、誰もちぎろうとはせず、そのままになっているようです。先日も、自転車で帰宅中、私方のすぐ近くまで来たところ、自転車道のすぐ傍にある枇杷の木に何か黒い物があるのに気づきました。その枇杷の木は2本あり、毎年、その木には枇杷の実がなるのですが、誰もちぎりませんので、いつの間にか実が熟して落ちたり、あるいは熟したまま枯れてしまうのです。私は枇杷の木の中に見える黒い物は何かなと思って近づいてみると、それは「烏(カラス)」だったのです。それも1羽や2羽ではなく、十数羽だったのです。その「烏」が何をしているのかとよく見ると、くちばしには枇杷の実が見えており、どうやら、今年の「烏」は、枇杷の美味さを知り、食事の真っ最中だったというわけです。その日の夕方、妻と一緒にスーパーに行く途中、再び、その枇杷の木がある箇所を通行したところ、枇杷の木にはそれこそ真っ黒になるほどの「烏」がとまって枇杷の実を食べており、しかも、その近くの電線には、監視役のカラスが数羽、あたりの様子を伺っていましたが、数日後には、全ての枇杷の実が綺麗に食べつくされていました。
 さて、その「烏(カラス)」は、童謡の「七つの子」にも謡われているように、日本人にとっては馴染みのある鳥ですが、なぜ「カラス」と呼ばれるかということですが、この語源は、「カラス」のカラは鳴き声の擬声だそうです。私には、カラスが鳴く声は、「カアー、カアー」または「ガアー、ガアー」と聞こえますが、古(いにしえ)の人には、どうやら「カラ、カラ」と聞こえたようです。また、「ス」とは、ウグイスやホトトギスと同じく鳥を表わす言葉だということです。つまり、カラカラと鳴く鳥を「カラス」と名付けたわけです。また、「烏」という漢字ですが、「鳥」という漢字と違って一画少なくなっています。これは「烏」も「鳥」も同じ象形文字、つまり、古の人が見たままを文字にしたものですが、「烏」は黒く、目がどこにあるのかわからないところから、「鳥」の字を一角省略したということです。古の人は面白いことをして名前をつけたり、漢字にしたものです。
 昔から、「烏」は頭の良い鳥だといわれていますが、頭の良さの指標の一つに、脳化指数というのがあります。これは、体重に占める脳の重さのことですが、人は0、89、犬は0,14、猫は0,12、鶏は0,02に比べ、「烏」は0,16で、なんと犬や猫より利口だということです。その裏づけとして、例えば「神社の賽銭箱からお金を盗み、はとのえさの自動販売機に入れて餌を取った」、「道路上に胡桃を置き、自動車に引かせて割って中身を食べた」、「線路上に石を並べて遊んでいた」などが報告されているそうです。また、鳴き声も20種程度は使い分けしているほか、都会の「烏」は、年中食料を獲得でき、複雑な空間に住んでいますので、ますます知能が発達してきているということです。これでは、人間がいくら知恵を絞り、「烏」がゴミ袋を荒らさないように努力しても、所詮無駄なようです。

2009年6月15日

ほめる覆面調査

 先日の朝、NHKテレビを見ていたところ、画面に「ほめる覆面調査」というタイトルが映し出されました。私は、当初「覆面調査」という文字の方が先に目に飛び込んできましたので、一瞬いやーな感じを受けました。なぜならば、私の知るところでは「覆面調査」とは、普通の客になりすまして飲食店、スーパーなどの店舗に行き、その店舗の商品やサービスの質、接客態度、清掃状況等を調査する仕事だと聞いていたからです。しかしながら、テレビの画面をよく見ると、覆面調査の前に「ほめる」というタイトルが入っていましたので、俄然興味が湧いてきてテレビの内容を見ることにしたのです。
 テレビでは、男性の覆面調査員2名がビル内にある飲食店に入っていく様子が映し出され、そのあと、店内では、メニューを見ながら女性従業員に料理を注文しているようでした。その際、覆面調査員が料理の内容を従業員に聞いていましたが、若い女性従業員は即答できず、「厨房に聞いてきます」といい、厨房に走る姿が映し出されていました。そのとき、ナレーターが、「この場合、お客さんの質問に即答できなかったので、これまでの覆面調査だったら、改善すべき点で依頼者に報告されていました。ところが、最近の覆面調査は次のように変わりました。」と説明し、次の場面では、覆面調査員が、依頼者の飲食店オーナーに調査結果を報告している様子に変わりました。
 それによると、従業員が客の質問に即答できなかった点については、「即答できなかったということより、むしろ、正確な返事をするため、小走りに厨房に行き、お客の期待に応えた態度です。この女性従業員の態度は素晴らしい。」と報告し、さらに、「このほかにも、お客がいない隣のテーブルでは、気持ちを込めて丁寧にテーブルを拭いている従業員がいました。」といった具合に、次々に従業員の行為をほめるのです。これを聞いていた店のオー「ナーも満更ではない様子でした。
 この「覆面調査」をしているのは、社長数名の調査員からなる大阪の小規模な会社ですが、会社が発足した数年前は、依頼者の求めに応じ、接客態度や清掃状況などを調査し、改善すべき点など、どちらかと言えば悪い点を洗いざらい報告するというやり方だったそうです。しかし、人間とは不不思議なもので、自分では悪かったと思っていても、面と向かって指摘されると、素直に改めようとしないものだそうです。そのため、「覆面調査」をしても効果が現れることが少なく、段々依頼者が減少したということです。
 そこで、その会社では、社員の改善意見を取り入れ、「ほめる覆面調査」に改めたそうですが、画面では、レストランのオーナーが、朝礼の席上、アルバイト店員に対し、「○君は、出勤時間が9時になっていますが、1時間前には出勤し、店内の清掃をしているそうです。ありがとう」とほめますと、はにかみながら、それでも嬉しそうな店員の姿が映し出されていましたが、このレストランでは、このような「ほめる覆面調査」に切り替えてからは、従業員の接客程度もよくなり、収益も伸びてきたそうです。
 この「ほめる覆面調査」を行なっている会社では、レストランやスーパーだけではなく、最近は大阪府庁からも調査の依頼が来るなど、大変忙しい状態だということでしたが、一寸した発想の転換により、これだけ業績が伸びるものです。ちなみに、その秘訣は五つほめて一つ改善点を報告するということだそうです。自動車学校でも出来そうなので、工夫して行なってみましょう。

2009年6月22日

一日三食

 新聞報道によると、最近、朝食をまともにとらない人が増えており、その割合は20代女性で25%、30代男性では30%にも上るということですが、その理由は、出勤ぎりぎりまで寝ていて朝食を食べる時間がないとか、お腹がすかない、面倒くさいなど色々あるようです。このような最近の食の乱れを案じ、学生に朝食を習慣づけるため、朝の講座に朝食を取り込んだ大学もあり、過保護だと笑えない危機感が現場にはあるということです。
 さて、私達は、一日の食事は、朝、昼、晩の三食が当たり前だと思っていますが、実は人間の歴史では「一日三食」という習慣は比較的新しいことなのだそうです。専門家の話によると、日本では、その昔、狩猟生活をしていた時代、空腹になったら食物を求めて狩猟するという生活をしていましたので、食事は一日一食でしたが、栽培農耕が可能になり、食料が保存できるようになると、一日二食になったそうです。その時代、農民は夜明けと同時に起きて野良仕事を行い、午前十時ごろに初めてその日の食事を摂り、その後、約二時間昼寝をした後、また野良仕事をし、暗くなる前に晩の食事をするという生活パターンだったそうで、このような習慣は、かなりあとまで、農家に残っていたというところもあるようです。
 わが国で三度の食事をするようになったのは、鎌倉時代、永平寺を開祖した道元が、中国からその習慣を持ち帰ってからで、その習慣は僧侶の間で広がり、やがて江戸時代中期には武士階級がすべて朝、昼、晩の三食を摂るようになったそうです。それが町民の間にも普及し、明治維新によって武士階級が崩壊して新政府が平民を集めて軍隊を作り、彼等に武士階級と同じ食事方式を採用したので、たちまち「一日三食」の習慣が全国に普及するようになったということです。
 こうしてみると、「一日三食」という食習慣が日本人全体に普及したのは、わずか100年前からですが、外国でもその歴史は浅いようです。ウソかホントかわかりませんが、アメリカでも一日二食の時代が長く続き、それを「一日三食」に変えたのは、発明王として知られるエジソンだそうです。それは自分が発明したトースターを普及させるため、アメリカ国民に「一日三食」を提唱し、やがてアメリカ国内では、トースターを使った朝食の習慣が広がり、さらにこの習慣がヨーロッパにも広がったということです。
今では、「一日三食」の習慣はしっかり生活に組み込まれ、病院を始め社会全体が三食摂取ということで成り立っていますが、そろそろ見直してもよい時期に来ているのではないかと提唱している専門家もいます。それは、今の日本の食事には、「三食」食べれば必ずオーバーカロリーになるほど、炭水化物・蛋白質・脂肪の三要素が含まれているからです。それでは、オーバーカロリーを防ぐためには、どの食事を減らすかということですが、これには朝食を抜いた方がよいとか、いや昼食だと意見が分かれているようです。私個人の意見としては、朝食は一日のリズムを整えるためにも侮られませんので、どちらかといえば、昼食を抜いた方が得策のようです。
 それは、テレビでバナナダイエットのことを知り、昼食の代わりに昨年10月から間食としてバナナを食べていますが、体重が約4キロも減ったのです。最初の頃、バナナだけではすぐ腹が減るのではないかと心配しましたが、慣れてくると、空腹感もなくなり、おかげで腹の周りもスマートとなり、30年前の背広が着れますし、採血検査の結果も正常値となるなどプラスの点が多いようです。当校でも、やや肥満気味の人もみかけられるようですから、健康のためにも「一日二食」にチャレンジしてみませんか。

2009年6月29日

競争意識と進化

 今年のプロ野球は、セ・パ両リーグの交流戦が終わり、6月26日から再度同一リーグ戦に入りましたが、それに先立ち、先日の朝、NHKテレビで両リーグの首位を走る日本ハム梨田監督、読売巨人軍原監督が前半戦好調の原因を分析していました。それによると、好調の原因を、梨田監督は「競争意識」、原監督は「進化」と答えていましたが、私はその言葉やテレビ画面を見ながら、両監督が求めているものに共通点があることに気づいたのです。
 その共通点とは、両監督が若手の選手をうまく引き出し、それがチャンスになると、ホームランやヒットを打ったり、また、ピンチになっても守備面で大活躍するなど、ベテラン選手とうまくかみ合っていることです。その中でもパリーグのトップを走る日本ハムには、昨年まであまり名前を聞くことがなかった若手選手が、まるで雨後のタケノコのように次から次へと日替わりで出現しています。私も子供のときからプロ野球が大好きですから、ある程度各チームの選手の名前は知っていますが、「日本ハムの選手で知っている名前は」と聞かれた場合、まず頭に浮かぶのは、ダルビッシュ、森本、稲葉といった、かってWBCやオールスターに出場した選手です。
 ところが、先日発表されたプロ野球オールスター中間発表を見ると、日本ハムの選手達がそれこそワンサ選ばれているのです。選手の名前を見ると、投手部門がダルビッシュ、中継ぎ投手が建山、抑え投手が武田久、捕手が鶴岡、一塁手が高橋、二塁手が田中、三塁手が小谷野、遊撃手が金子、外野手が稲葉、森本、スレッジ、DHが二岡とそれぞれの部門でトップあるいは上位に選ばれています。もちろん、その原因は、今年のオールスター第一戦が、日本ハムのフランチャイズである札幌球場で開催されることもありますが、梨田監督に言わせると、これらの選手と控えの選手たちの間には差がなく、各ポジションの選手間には、猛烈な「競争意識」があるからだということです。これは梨田監督が春のキャンプの時から考え、選手たちを競わせていたからで、そういえば、5月から6月にかけての交流戦を見ると、日本ハムの選手達には、明らかに闘争心が見受けられ、常にボールに食らいつくようなプレーが見られました。
 一方、読売巨人軍の原監督は、選手達が「進化」しているから、前半戦を終了して首位を走っていると分析しています。ここ数年読売巨人軍は、毎年、各チームの中心選手、たとえばヤクルトからラミレス選手、ゴンザレス投手、横浜からクルーン投手、日本ハムから小笠原選手等を獲得しながら日本一になれず、その原因は、自前の若手選手が育たないからだと言われ続けてきました。そのため、原監督は、今年の春のキャンプで若手選手に対し、「今日より明日、明日よりあさってという気持ちを持て。そうすれば人間は必ず『進化』する。」とハッパをかけたところ、坂本勇人、亀井義行、松本哲也、矢野謙次、脇谷亮太といった自前の20歳代若手選手が育ったということです。原監督に言わせると、若手の選手には「あいつが出来たのだから、自分にも出来るはず」という「競争意識」が芽生え、それらの若手選手を起用すると、期待通り活躍するというパターンになっているようです。
 先日行われた日本陸上選手権大会では、女子短距離で日本新記録が出ましたが、これは福島選手と高橋選手がライバル関係にあったからということですので、私達も、職員同士が「競争意識」を持ち、さらに、「今日より明日、明日よりあさって」という「進化」意識を持って仕事に励みましょう。