とろろ昆布
テレビ等で紹介されて流行した最近の食品ダイエットといえば、にがり、寒天、白インゲン豆、納豆、バナナ等がありますが、先日、新聞に掲載された記事によると、最近、流行の兆しを見せているのが「とろろ昆布」だそうです。「とろろ昆布」といえば、子供のころ、うどんや吸い物等に入れて食べた経験がありますが、最近、スーパー等で陳列してあるのは見たものの、とんとご無沙汰していて、口に入れる機会がありません。その「とろろ昆布」ブームに火をつけたのは、新聞報道によると、10月中旬に放送されたテレビ番組だそうです。その番組の中で出演した女性タレントが「とろろ昆布」を直接食べたり、おかずにかけて食べたりするダイエット法に挑み、減量に成功した事例を紹介したところ、放送翌日から、スーパーで「とろろ昆布」が飛ぶように売れる事態となったそうです。東京都内等首都圏の大手スーパーでは、この放送があってから数日間は急激に売り上げが伸び、通常の倍以上仕入れたということです。
その「とろろ昆布」ですが、昆布には、コレストロールや糖の吸収を抑える食物繊維が豊富に含まれていますが、通常の昆布よりも薄く削った「とろろ昆布」は、食物繊維が体内に取り込まれやすくなるのだそうです。また、その効果ですが、今年7月に発売された「とろろ昆布ダイエットバイブル」という本によると、「『とろろ昆布』を食べると、昆布の植物繊維が小腸内で脂質等を包み込み、身体に吸収されないまま脂質を外に排出する」ため、ダイエットするには効果があると書かれています。
さて、その「とろろ昆布」の食べ方ですが、「とろろ昆布」を販売している会社の話によると、「とろろ昆布」は水分と一緒に摂れば、植物繊維が溶け出して効率よく摂取できるので、味噌汁、うどん、インスタントラーメン、おでん等に入れて食べるとうまみが増すということです。そのほか、ひとつまみの「とろろ昆布」をお椀の中に入れてお湯を注ぎ、しょう油で味を調えれば即席の吸い物になるということでした。そこでまず、味噌汁の中に「とろろ昆布」を入れる食べ方をはじめたのですが、約1週間続けたところ、味噌汁そのものの味がやや薄くなった感じがしたので、いったん中止しました。次は、食事をする前に、お椀の中に「とろろ昆布」を入れ、お湯を注いでしょう油を入れる「吸い物方式」に変えたところ、少量の食事で、すぐ満腹感を覚えるようになり、お陰で食べ過ぎがなくなったようです。
過去、テレビや雑誌等で「ダイエットに効果がある」と紹介され、ブームとなった食品は、納豆やバナナ等多数あり、そのうち、私が継続して実行しているのは、バナナによるダイエットです。昼食にバナナを食べ始めてから約1年経過しましたが、体重が4キロ減量しましたので、確かにバナナは、ダイエット食品には間違いないようです。それでは、「とろろ昆布」は、間違いなくダイエット食品かといえば、まだ断言は出来ないようです。ダイエット食品の専門家も、「毎年のようにダイエットブームが起き、すぐテレビの情報に飛びついて、特定の食べ物を万能薬のように食べる人が多いが、これは健全ではない。これさえ食べていれば、やせるという食べ物等はない。」と指摘していますので、私としては、当分は、食事の前に「とろろ昆布」を吸い物で食べる方式を継続していくつもりです。果たしてダイエットの効果が出るものでしょうか。



