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校長のひとり言ブログ

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2009年12月 アーカイブ

2009年12月 7日

とろろ昆布

 テレビ等で紹介されて流行した最近の食品ダイエットといえば、にがり、寒天、白インゲン豆、納豆、バナナ等がありますが、先日、新聞に掲載された記事によると、最近、流行の兆しを見せているのが「とろろ昆布」だそうです。「とろろ昆布」といえば、子供のころ、うどんや吸い物等に入れて食べた経験がありますが、最近、スーパー等で陳列してあるのは見たものの、とんとご無沙汰していて、口に入れる機会がありません。その「とろろ昆布」ブームに火をつけたのは、新聞報道によると、10月中旬に放送されたテレビ番組だそうです。その番組の中で出演した女性タレントが「とろろ昆布」を直接食べたり、おかずにかけて食べたりするダイエット法に挑み、減量に成功した事例を紹介したところ、放送翌日から、スーパーで「とろろ昆布」が飛ぶように売れる事態となったそうです。東京都内等首都圏の大手スーパーでは、この放送があってから数日間は急激に売り上げが伸び、通常の倍以上仕入れたということです。
 その「とろろ昆布」ですが、昆布には、コレストロールや糖の吸収を抑える食物繊維が豊富に含まれていますが、通常の昆布よりも薄く削った「とろろ昆布」は、食物繊維が体内に取り込まれやすくなるのだそうです。また、その効果ですが、今年7月に発売された「とろろ昆布ダイエットバイブル」という本によると、「『とろろ昆布』を食べると、昆布の植物繊維が小腸内で脂質等を包み込み、身体に吸収されないまま脂質を外に排出する」ため、ダイエットするには効果があると書かれています。
 さて、その「とろろ昆布」の食べ方ですが、「とろろ昆布」を販売している会社の話によると、「とろろ昆布」は水分と一緒に摂れば、植物繊維が溶け出して効率よく摂取できるので、味噌汁、うどん、インスタントラーメン、おでん等に入れて食べるとうまみが増すということです。そのほか、ひとつまみの「とろろ昆布」をお椀の中に入れてお湯を注ぎ、しょう油で味を調えれば即席の吸い物になるということでした。そこでまず、味噌汁の中に「とろろ昆布」を入れる食べ方をはじめたのですが、約1週間続けたところ、味噌汁そのものの味がやや薄くなった感じがしたので、いったん中止しました。次は、食事をする前に、お椀の中に「とろろ昆布」を入れ、お湯を注いでしょう油を入れる「吸い物方式」に変えたところ、少量の食事で、すぐ満腹感を覚えるようになり、お陰で食べ過ぎがなくなったようです。
 過去、テレビや雑誌等で「ダイエットに効果がある」と紹介され、ブームとなった食品は、納豆やバナナ等多数あり、そのうち、私が継続して実行しているのは、バナナによるダイエットです。昼食にバナナを食べ始めてから約1年経過しましたが、体重が4キロ減量しましたので、確かにバナナは、ダイエット食品には間違いないようです。それでは、「とろろ昆布」は、間違いなくダイエット食品かといえば、まだ断言は出来ないようです。ダイエット食品の専門家も、「毎年のようにダイエットブームが起き、すぐテレビの情報に飛びついて、特定の食べ物を万能薬のように食べる人が多いが、これは健全ではない。これさえ食べていれば、やせるという食べ物等はない。」と指摘していますので、私としては、当分は、食事の前に「とろろ昆布」を吸い物で食べる方式を継続していくつもりです。果たしてダイエットの効果が出るものでしょうか。

2009年12月14日

常識外れ

 我が国においては、車を運転する場合、運転免許が必要ですので、ほとんどのドライバーは、当然「運転上の常識」があるものと思いがちですが、実際は、その「常識」がないドライバーを見かけることがたびたびあり、つい最近もそのようなドライバー二人に遭遇しました。
 その一人は、先日、自動車学校からの帰り、JR宮崎駅で降車したところ、雨が降り出したので、バスで帰宅することにし、歩いてバス停留所があるデパート前まで行く途中に見かけました。私は歩道上を歩きながら、何気なく、右側の自動車が通る道路を見たところ、夕方でしたから交通量も多く、渋滞状態となっていましたが、その中で、約30メートル位先の交差点を左折しかかった白色の乗用車が交差点内で停車しているのが見えたのです。その交差点は、デパートから約50メートル東方にある信号機がない小さな交差点ですが、歩道上を通行する歩行者も多いので、最初、その車は歩行者を通すために停車したのかなと思っていたのです。しかしながら、停車している場所は、横断歩道上の手前ではなく、丁度、交差点のカーブになっている所なので、なぜ、そのような場所に停車しているのかなと思いながら、横断歩道の近くまで差し掛かったのです。すると、その白い乗用車の運転席から、年齢が40歳代のメガネをかけた女性が降りる姿が見え、その女性はドアをロックしたので、「故障したのかな」と思ったのです。
 ところが、その女性は雨が降る中、傘もささず、いきなり西側にあるデパートの方を目がけて小走りで走り出したのです。私は一瞬、その女性がなぜ走り出したのかわかりませんでしたので、目でその女性を追って見ていたところ、デパートの角の所で歩みを止めたのです。なんと、そこは、宝くじ売り場だったのです。その日は丁度、年末宝くじの発売日でしたから、その女性はジャンボ宝くじ券を買うため、車を交差点内に止めて、宝くじ売り場に向かったというわけです。この交差点の近くには、1時間100円の有料駐車場もあるというのに、そこを利用する気はサラサラなかったようです。宝くじ売り場に近づいたのでその女性を見たところ、右手にはしっかり1万円札を握っていましたが、女性の前には約10数名の人が並んでいましたから、おそらく、10分位はかかるだろうなと思いながらその場を通り過ぎたという次第です。
 その二人目は、私が毎日夕方買い物に行くスーパーで見かけたドライバーですが、そのスーパーには宝くじ売り場が併設されており、その売場の前は駐輪場になっています。先日の夕方、妻が買い物に行っている間、私は駐車場に車を止め、車の中で待っていたところ、1台の軽自動車が駐車場に入って来るや何のためらいもなく、宝くじ売場の前にある駐輪場に車を止めたのです。車から降りてきたのは30代の女性で、すぐそばには数台の自転車が止まっていうのに、わずかなスペースを見つけ、器用にも車を止めたわけです。
 私が偶然見かけた、二つの「常識外れ」のドライバーには、いずれも宝くじ売り場が関連していますが、それだけ、早く宝くじを買いたいという心境の表れかと思われます。この行動振りは、丁度遊びに夢中になって道路に飛び出す子供の行動に似ているようですから、3億円獲得を夢見て宝くじを買いに行く人は、周りの状況を確認し、くれぐれも「常識外れの」運転をしないよう気をつけましょう。

2009年12月21日

方言

 「どげんかせんといかん」、この言葉は、平成19年に初当選した東国原英夫・宮崎県知事が県議会の所信表明で、「停滞のもととなった古いしがらみからの解放が必要」ということで「方言」で述べた言葉ですが、この言葉は、その年の年間大賞にも選ばれたほど、今や宮崎弁として有名な言葉となっています。しかしながら、年間大賞にケチを付けるわけではありませんが、この「方言」がテレビに出るたび、宮崎県内の中央部に生まれ育った私としては、一寸納得がいかないところがあるのです。それは、「どうにかしなければ・・」というときは、私達は「どんげかせんといかん」と言っていましたので、東国原知事の「どげんかせんといかん」という言い方が気になるのです。それも、やがて「どげんかせんといかん」は、都城地方に伝わる「方言」ということが解り、こだわっても仕方がありませんので、今ではしぶしぶ認めているところです。
 さて、「方言」と言えば、先日、当校で実施している高齢者講習でこんなことがありました。それは、今年の6月から、75歳以上の方が公安委員会指定の自動車教習所で高齢者講習を受ける場合は、講習に先立ち「講習予備検査」を実施することになりましたが、この検査は、認知症かどうかを判断する材料となるものです。その一つに、動物や乗り物、花等の絵を受講者に見せ、数分後にその絵の内容を思い出す検査がありますが、先日、検査を担当した指導員が、私の隣に座っている副管理者の所に来て、「これは正解ですか」と聞いている言葉が聞こえたのです。指導員の話によると、その日、講習予備検査の受講者に対し、花、昆虫、乗り物等の絵を見てもらったのですが、その中で、「トンボ」の絵があったそうです。受講者のほとんどの解答欄は「トンボ」でしたが、ただ一人だけ「ばぶた」と書いた受講者があったそうです。指導員は初めて見る言葉でしたから、その受講者に『ばぶた』とはどういう意味ですか」と尋ねたそうです。すると、その受講者は、怪訝な顔をしながら「トンボのことよ」と答えたので、試しに他の受講者に聞いてみたところ、全員が、「『トンボ』のことを都城地方では『ばぶた』と言う」と答えたということです。そこで、インターネットで「都城弁」を検索し、「ばぶた」を調べたところ、受講者が言う通り「トンボ」のことでしたが、それにしても、同じ宮崎県内に住んでいても、全く聞いたことがない言葉があるものです。これも「方言」だからでしょう。
 そのほかにも、都城地方には、いろいろな「方言」があります。これも、この地方がかって薩摩藩の領地だったからと思われますが、その一例として、都城地方では、「豆腐」のことを「おかべ」と呼んでいます。なぜかということですが、これは、もともと旧薩摩藩は、外部から侵入するスパイ対策として独特の「薩摩弁」を編み出しましたが、その言葉は、古語、武家言葉、公家宮中言葉などを組み込んで作られたといわれています。鹿児島や都城地方では、豆腐のことを「おかべ」と言いますが、これは本来「御壁」のことで、豆腐が白いことから室町時代に宮中の女官達が使っていた「宮中言葉」だということです。いくらスパイ対策だとはいえ、言葉そのものを独特の薩摩弁に変えた、旧薩摩藩の先人達の考え方には、今更ながら頭の下がる思いがしていますが、その「方言」の中に、宮中言葉が使われているということも、また面白いことですね。

2009年12月28日

感謝の言葉

  感謝の気持ちを表す言葉は、我が国においては「ありがとう」ですが、国によっては呼び方が違っています。例えば、英語なら「サンキュー」、ドイツ語なら「ダンケシェーン」、イタリア語なら「グラチェ」、フランス語なら「メルスィ」、ロシア語なら「スパシーバ」、中国語なら「シェーシェー」、韓国語なら「カムサハムニダ」という具合です。その中でも、私は日本人として生まれ、そして日本で育ち、話す言葉は日本語を使っていますから、「ありがとう」という言葉が好きです。
 先日、テレビを見ていたところ、その「ありがとう」という言葉を表現した特集番組がありました。それは、女性宇宙飛行士「山崎(旧姓角野)直子さん」の家族愛が内容となっているものです。山崎さんは、向井千秋さんに続き、2001年に宇宙飛行士に選定された日本人で2番目の女性飛行士ですが、結婚後、娘を出産しながらも宇宙飛行士の夢を見続け、2度目のチャンスで、とうとう宇宙飛行士になった人です。その山崎さんのご主人は、結婚当時、筑波宇宙センターのシステム運用管制官として勤務し、将来は宇宙センターの管制官を目指していたそうです。しかしながら、直子さんが、宇宙飛行士となるためのアメリカでの訓練が本格的に始まるのを機に、夢をあきらめ、仕事を辞めて家族3人で渡米し、現在は「主夫」に専念しているということです。その直子さんは、ご主人に対し、いつも感謝の気持ちを持ち、二人の会話の中では、「ありがとう」という言葉を絶えず使っているということでしたが、その様子をテレビで見ながら、私もなんだか嬉しい気持ちになったところでした。
 さて、「ありがとう」と言えば、先日ラジオで深夜放送を聞いていたところ、感謝の気持ちを表す「ありがとう」を題材にしたリスナーからの応募作品が放送されていました。その内容は、中学から高校を卒業するまでの6年間、毎日弁当を作り続けてくれたお母さんに対する娘さんからの感謝の言葉「おかあさん、弁当ありがとう、美味しかったよ」等でしたが、次の作品はそれまでの作品と全く異なるキラリと光るものでした。そのリスナーは、従業員8名の部品を作る下請け工場に勤務する30代の男性ですが、「ありがとう」の感謝相手は、なんと会社の社長さんということでした。
 私は当初、「感謝の気持ちの相手が社長さん」と聞き、びっくりしたのですが、内容を聞いてさらに感激しました。それは、その会社も不景気の影響をもろに受け、元請け企業からの仕事がなく、従業員はいつ工場が倒産するかと心配しながら勤務していますが、それでも1名の落伍者はないそうです。それは、社長が従業員からの相談は、仕事以外の例えば、家庭内のこと等、何でも受けてくれるからです。それに、従業員を一人でも失ってはならないと毎日金策に飛び回り、夜遅くまで仕事を続け、毎月の給料もきちんと支払ってくれ、これまで遅配ということはないそうです。従業員もこのような明るく、そして従業員のことをいつも思っている社長に対して、絶大な信頼を持っているということで、放送を通じて、「社長、ありがとうございます」という言葉を是非伝えて下さいということでした。
 その言葉を聞き、ニコニコと従業員と話をする社長さんの姿を思い浮かべ、うらやましい気持ちになりましたが、私達も会社に勤める立場、この例に倣い、素直な気持ちで社長に対し、「ありがとう」という感謝の気持ちを持つよう、常に心がけましょう。