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校長のひとり言ブログ

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新聞離れ

 「ニューヨークタイムス」と言えば、アメリカを代表する新聞社ですが、先日のテレビ放送によると、この「ニューヨークタイムス」では、毎年、新聞を購読する人が減少しており、会社の経営陣はその対策に追われているということです。その原因は、インターネットの普及による新聞購読離れが最大の原因だそうです。一方、我が国においても、同じような現象が見られ、大手の新聞社では、その対策として、地方の新聞社と業務提携を模索している状況のようです。
 私達が育った年代は、現在のようにテレビがなく、世の中の出来事等を知らせる情報源は、ラジオと新聞だけでしたから、私の記憶では、小学校低学年の頃から新聞を読んでいました。その当時、新聞購読といっても、政治や経済関係の記事を見るわけではなく、見ていたのは、野球や相撲等のスポーツや漫画だったようです。その新聞ですが、現在、我が家では、約40年前から「朝日新聞」を読んでいます。その理由は、活字が見やすいからです。一部の人は、「朝日新聞は記事が偏向している」と言いますが、それを承知で読めば、自分なりに世の中のことは判断できますから、私にとって、新聞の購読は、今や生活の一部となっているところです。
 さて、その新聞の購読ですが、先日、当校の職員に「新聞は何新聞を読んでいる?」と聞いてみたところ、驚いたことに、30代以下の職員の大半は、妻帯者や独身の如何を問わず、「新聞は購読していない」という答えが返ってきたのです。購読しない理由は、「仕事が忙しくて、新聞を読む暇がない」とか「新聞代がもったいない」という経済的なもののほか、「テレビやインターネットで情報は得ている」と答えた人が大半だったのです。
あるネットリサーチサービスの調査によると、ニュースを読んだり、見る媒体を尋ねたところ、テレビが88,8%、パソコンのインターネットが82,7%、新聞はテレビやインターネットよりも少なく、69,5%だったそうです。若い年代ほどインターネットを利用してニュースを得ており、新聞でニュースを読む20代は半数に過ぎないことが分かったそうです。
 また、新聞を購読しないという人の中には、「新聞の購読をやめてから約半年になるが、テレビやインターネットでニュースを見たりするので、一切不自由しない」という人がいるほか、「毎日膨大な数の新聞紙がトラックで販売店に運ばれ、それをバイクで分散して戸別に配達するのは、ものすごい紙資源とガソリンを消費しているので、環境破壊につながるから、新聞購読をやめた。」という考えを持っている人もいるということです。確かに、今のようにインターネットなどの情報伝達手段が発達するまでは、新聞の戸別配達が果たしてきた役割はとても大きく、日本の隅々まで情報や事実を伝えてきた功績はありますが、そろそろ新聞社は、毎日膨大な量の紙資源を消費することから方向を転換すべき時期に来ているのかもしれません。
 しかしながら、私にとって、毎朝、新聞を読み、脳の活性化のため、声を出して「天声人語」を読むことは日課になっていますので、これから何年先になるかわかりませんが、生きている限り、「新聞離れ」はないものと思います。