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校長のひとり言ブログ

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2010年6月 アーカイブ

2010年6月 7日

タイヤの交換

 私は、ほとんど毎日のように車を運転していますが、ここ10年の間、走行中に車のタイヤがパンクしたということは一度もありません。30年位前までは、走行中にタイヤがパンクし、タイヤを交換することは度々ありましたが、それが少なくなったのは、やはり道路が舗装されたせいではないかと思われます。
 さて、車がパンクした時のタイヤの交換方法について、指定自動車学校においては、第2段階の学科教習項目10「自動車の保守管理」の中で、細かに教えています。それによると、タイヤの交換方法では「パンクなどでタイヤを取りかえるときは、出来るだけ道路外(駐車場・空き地)か、やむを得ない時は道路左端の、交通の邪魔にならない場所で行いましょう。また、平らで固い路面を選びましょう。同乗者や思い荷物を下ろすことも忘れずに。」となっています。私も、これまでこのやり方でパンクしたタイヤを交換していましたし、今まで見かけたドライバーもほとんどがこのやり方でしたが、先日見かけた初心運転者のやり方は、この方法と異なるやり方で、ビックリというより驚いたことがあります。
 それは、先日の夕方、買い物のため車を運転してスーパーに行く途中でした。私が住んでいる団地のすぐ下の道路は、宮崎市内から西都市に通じる片道1車線の県道となっており、夕方ともなると、宮崎市内から出る車と市内に入って来る車で混雑するところです。団地入り口の交差点を過ぎ、しばらく走ったところ、私の方から見ればやや右カーブになっている個所がありますが、その道路の反対車線に1台の軽自動車が停止しており、そのため後続の車が中央線を越え、私が走行している車線に進路を変える様子が見えたのです。
私はその車が非常灯を点灯しているところから、故障かそれとも交通事故のため停止しているのかなと思いながら、その車に近づいたところ、なんと、軽自動車の下にジャッキの姿が見えたので、そこで初めてその車がタイヤ交換のため停車していることが分かったのです。しかし、止まっている場所は、1車線しかない道路のほぼ真ん中付近で、交換しているタイヤは左前のタイヤのようでした。ジャッキを操作していたのは20歳前後の若い男性で、フロントガラスには若葉マークが付いていましたから、初心運転者だとわかったのですが、それにしてもひどいやり方です。後続車の迷惑など全く考えないで、一人黙々とジャッキを操作している姿には驚くとともに、唖然とした次第です。
 よほど、その若者に注意しようかと思ったのですが、バックミラーを見ると、私の車の後にも数台の車の姿が見えましたので、そのままその場所を通り過ぎたのですが、案の定、反対車線は、その場所から約2キロ位は車が数珠つなぎになっており、どの運転者も「何があったのかな?」という不安げな表情でした。もし、渋滞の原因が、不心得な運転者のタイヤの交換と知ったら、おそらくどの運転者も腹を立てるか、場合によってはトラブルの原因になるものと思われます。
 この初心運転者は、自動車学校で「タイヤの交換方法」を教えてもらったが、ひょっとすると、パンクした時のタイヤの交換をする場所を失念していたのかもしれません。現代の若者の中には、ゆとり教育の影響か、事細かに教えないと実行できない人が多いということですから、この点を考え、教習生が理解したかどうか必ず確認するようにしましょう。

2010年6月14日

停止線

  車を運転して道路を走っていると、数多くの「停止線」に出くわすことがあります。それは、一時停止場所や横断歩道の手前、信号機が設置してある交差点の手前等まちまちですが、自動車学校で教えている学科教本には、「停止線とは、車が停止する場合の位置を示す」と記載されています。そこで、自動車学校では、場内、路上を問わず、この「停止線」がある所では、「停止線の手前で停止する」ことを指導していますが、路上を走っている車を見ていると、残念ながら、「停止線」の意味を知らないというより、むしろ自分勝手に車を運転している次のようなドライバーを見かけることが度々あります。
 その一つは、狭い道路から広い道路に出る場合、狭い道路の方に一時停止の標識があり、交差点の手前に「停止線」があるにもかかわらず、その「停止線」の手前で停止せず、歩行者や自転車が走行する通行帯まで進行し、そこで停止するドライバーがいるのです。私は通勤等で自転車を利用する機会が多いので、これまで数回、このような場所で、車が歩行者や自転車と衝突する交通事故現場に遭遇したことがあります。朝出勤時に良く見られるので、おそらくドライバーとしては、急いでいるためあせってこのような運転振りになっているものと思われます。交通事故の原因となっていますから、基本通り、「停止線」の手前で一時停止してほしいものです。
 その二つは、半感応式の信号機が設置してある場所でよく見られる光景です。それは、半感応式信号機が設置してある交差点では、その手前に、必ず「停止線」があり、その上には、ラッパの形をした「感知器」が設けられ、その下を通過する車両を感知して信号が変わるシステムになっているのですが、ドライバーの中にはこのシステムを知らないのか、「停止線」から離れた所で停止しているため、「感知器」が感応しないことがあるのです。このような場所は、私が住んでいる団地入り口の交差点にありますが、いくら待っても信号が変わらず、後続車両がイライラしてクラクションを鳴らす光景を何度か見たことがあります。また、私が知る限りでは、このようなドライバーには、なぜか若い女性が多いようですが、感知器の真下を通過し、「停止線」の手前で停止することを守ってほしいものです。
 その三つは、片側1車線のT字路交差点でよく見かける光景です。そのような場所は、私方から約2K位離れた県道にあり、ゴルフからの帰りに通行している所です。その交差点には信号機が設置されていますが、その交差点にある「停止線」は、交差点より約10メートル位手前にあります。それは、その県道では、大型トラックなどが数多く通行しているため、これらの大型車両が左折するとき、普通の交差点のように、交差点のすぐ手前に「停止線」を設けていると邪魔になり、左折することが出来ないので、わざと後方に下げて「停止線」が設けられているわけです。ところが、ドライバーの中には、このような意味で「停止線」が設けられていることを知らないのか、わざわざ「停止線」を過ぎて交差点の手前まで進み、そこで信号待ちしている車を見かけることがあります。もし、大型トラックが左折してきたら、さあ大変です。双方の車とも困るはずです。自分本位に考えず、ルールに従い、必ず、「停止線」の所で停止して信号が変わるのを待ちましょう。

2010年6月21日

ステテコ

 「ステテコ」といえば、主に男性が着用する裾が股より長く、膝下丈まであるズボン下ですが、イメージとして「お父さん」、「ダサイ肌着」を思い浮かべ、特に若い女性からは敬遠されがちな肌着です。その「ステテコ」は、着物やはかまの下に履く下着として、明治以降の日本の近代化に伴い、全国に普及したものですが、当初素材は綿の平織り、色も白、黒、灰、ベージュなどでしたが、その後ポリウレタンを混紡した物に変わり、戦後繊維業が盛んになると、日本の高温多湿の気候に合わせて素材や織りを工夫したクレープやキャラコ織りのものが登場したようで、現在の日常生活においては、中年以上の年齢の男性が履くことが多い肌着です。私もその中年以上に当たるわけですが、地球温暖化の影響でしょうか、最近は1年を通して背広やズボン姿で外出する際は、必ず着用しています。そのオジンくさく、ダサイというイメージの強かった「ステテコ」が、最近、若者や女性の間に人気になっているということです。
 通常、デパート1階の正面入り口にある売場には、その店が売り出したい品物が陳列してあり、「ステテコ」等の肌着が陳列されることはまずありませんが、最近大阪では、1階正面売り場に、「ステテコ」専用の売り場を設けるデパートが増えているそうです。その「ステテコ」も、私達が日頃思い描いている「白色のステテコ」という物は全くなく、全てチェック模様の柄物で、色も水色、空色、ピンクなど様々だということです。そして、売り場の人の話では、その「ステテコ」を買い求める客は、中年男性より、むしろ若者、特に女性が多いということですから、世の中も変わったものです。
 さて、それではなぜ、今「ステテコ」がこのように見直されるようになったかというと、それは世界初のステテコ研究所の設立にあります。研究所を設立した人の説明によると、そのきっかけは、クレープ生地による「ステテコ」の着心地の良さに感動を覚えたからだということです。「ステテコ」等の肌着メーカーの話によると、ここ数年、「ステテコ」は、「ダサイ」、「オヤジクサイ」等から買い求める人が減少傾向にあり、将来「ステテコ」は消滅するのではないかと危惧されていたそうです。そこで、研究所を設立した若手研究員が、着心地の良さがある「ステテコ」文化を復旧するため、若者や若い女性も着用出来る新たな「ステテコ」を作り上げたということです。
 新しい「ステテコ」を買い求めた若者の感想は、「涼しくて着心地が非常に良い」、「昼間はスーツの下に着用しているがサラサラして気持ちが良いし、家に帰ってスーツを脱ぐと、すぐにステテコ1丁でくつろげる」等評判は上々だということです。そしてなりよりも従来の「ステテコ」と根本的に違っているのは、新しい「ステテコ」は、柄物でポケットも付いており、一見して肌着と思えないからです。言うならば、「バミューダ」か「短パンツ」の感覚で着用出来るので、遊び着や外出着として利用している若者や若い女性があるということです。私も夏になると、風呂上がりは、Tシャツにハーフパンツという格好でくつろいでいますが、新しい「ステテコ」は、ホームウェアとしてはもちろん、旅行に持っていったり、ズボン下として着る等、使い方は色々あるようですから、是非近日中に買い求め、この夏は大いに活用したいと考えているところです。

2010年6月28日

説得

 75歳以上のドライバーが運転免許を更新する場合、昨年6月から指定自動車教習所において、講習予備検査を受講することが道路交通法で義務付けられましたが、警察庁の調べでは、認知症と診断され、現在も運転免許証を保有している高齢ドライバーは、なんと全国で約30万人も存在しているということです。そして、何といっても心配なのは、高齢ドライバーが引き起こす交通事故ですが、最近、都城地区でも高齢者ドライバーによる2件の交通死亡事故が発生しました。1件は、ハンドル操作を誤って縁石に乗り上げ、道路外に設置された標柱に衝突した事故、もう1件は、信号待ちの車に追突した事故で、双方とも運転していた80歳を超えた男性が死亡されました。今後、このような高齢者ドライバーによる交通死亡事故が発生することが予想され、こうした認知症運転者の家族にとっては、なんとか運転をあきらめてもらいたいと考え、「説得」を試みているのではないかと思われます。
 先日見たテレビでは、こうした認知症ドライバーに運転をあきらめさせる「説得」マニュアルが放映されていました。まず最初に登場したのは83歳の男性で、この男性は2年前に認知症と診断されましたがその後も運転を続け、何度も危うく事故になりそうなことがあったということです。家族は他人を巻き込むおそれがあったので、何度も運転を止めるよう「説得」しましたが、本人は「大丈夫だ」といって、言うことを聞かなかったそうです。そこで、家族は主治医に相談し、医師が危険だから運転を中止するよう「説得」したのですが、本人は「運転には自信がある」と言い、頑としてこれを受け入れなかったということです。
 こうした相談は、家族から医師にあり、その対策が早期に講じられるよう望まれましたが、このほど厚労省の研究班が、高齢者への運転中止「説得」マニュアルを作成したということです。それによると、運転中止がうまくいきそうにない場合は、家族が同乗し、①センターラインを越える②路側帯に乗り上げる③車庫入れに失敗する④ふだん通らない道に出ると、急に迷ってしまう⑤普段通らない道に出ると、パニック状態になる⑥車間距離が短くなる等の問題がないかメモし、主治医や警察、免許センターに相談することをすすめています。
また、認知症と診断された患者が、運転中止を約束したことを忘れる場合もありますが、このような場合は、「あなたは物忘れが始まっていて、安全に運転することが難しくなっています。運転を続けることは危険であると、法律で定められています」等の文書を主治医に書いてもらい、目立つ所に貼っておくのも効果的であるということです。
 そのほか、運転を中止させるためのアドバイスとしては
○週末の買い物等は家族と一緒に出かける工夫をする。
○「鍵隠し」、「車隠し」は、本人の興奮や被害妄想を悪化させるので、最後の手段とする。
○運転中止後は、デイサービスセンタの利用や趣味の活動を取り入れる。
○認知症の場合、自動車の代わりに電動車いすや自転車を利用することは、事故の危険性が高くなるので、なるべく公共交通機関等を利用する。
等がマニュアルに掲載されているようですから、もし、高齢者ドライバーの家族から相談があった時は、このマニュアルを活用して下さい。