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校長のひとり言ブログ

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名前の由来

  先日の日曜日のラジオで、結婚のお祝い返しに引き出物を頂きますが、この引き出物の「名前の由来」は一体何なのでしょうかというクイズ番組が放送されていました。三択形式でしたが、どれも正しいようであり、どれかなと思っていたところ、正解は、結婚のお祝い品として馬をあげたことから、この言葉がつけられたということでした。それによると、引き出物という言葉は、平安時代のしきたりから生まれた言葉で、当時は結婚すると、主人側は、お客に対し、そのご褒美、お祝いとして馬を庭に引き出して相手にあげるというしきたりがあり、それがその後、馬代の代わりに金品をあげるようになり、それが現在のように招待客へのみやげ物を指すようになったということです。この言葉のように、私達が普段何気なく使っている言葉も、調べてみると、いろいろ面白い「名前の由来」があるようです。
 まず、一つは、奥さんがご主人を呼ぶときに使う「あなた」という言葉です。江戸時代、「あなた」はあちらの方、つまり、もともとは方向を指す言葉だったそうです。夫といつも離れた位置にいて、表に出なかった江戸時代の妻たちは、夫を「あちらの人」と表現しており、これが転じて、「あるかた」という尊称になり、さらに「あなた」になったということです。
 その二つは、日本のみならず世界でも有名なカメラのキヤノンの社名の「由来」ですが、これは観音様からきているそうです。 1933年に精機光学研究所が設立され、創立者の吉田五郎が、観音菩薩を熱心に信仰していたことから、同年発売予定の精密小型カメラ「KWANON(カンノン)」と名づけました。その為、当時のロゴには千手観音が描かれ、KWANONの文字がデザインされていたということです。その後、世界で通用するブランド名として、英語で聖典、規範、標準という意味の『Canon』という言葉を商標登録し、現在のように社名を変更したということです。
 その三つは、私達が住んでいる宮崎県の「名前の由来」です。もともと「宮崎」という言葉は、神武天皇がお住まいの場所、または奈古(なこ)神社の前に広がる土地を意味し、宮前(みやさき)が転じて宮崎(みやざき)になったといわれ、古文書の中にも「宮崎」という地名が出ています。その後、 明治維新後の廃藩置県により、宮崎県が誕生しましたが、その際、神武天皇がお住まいであったという伝説の場所「宮崎神宮」付近が「宮崎」と呼ばれていたことから、ここを県庁所在地とし、県名を「宮崎県」に決めたということです。
 その四つは、MDSがある都城市の「名前の由来」です。これは都城島津家2代目の北郷義久(ほんごうよしひさ)が永和元年(1375年)、現在都城市歴史資料館となっている場所に城を建てましたが、この地は当時都島と呼ばれていたことから、「都島」という地名の一字を取り、この城の名前を「都之城」と名づけたそうです。その後、明治維新後の廃藩置県により、宮崎県内には、都城県と美々津県が出来ましたが、このときの県名も、「都之城」の名前を取って「都城県」と名付けられたということです。都城県は約1年で消滅しましたが、1889年の町村制施行の際、当時の宮丸村、下長飯村、上長飯村、西町、上町、中町、下町が合併して町になったとき、町名は都城町と命名され、さらに1924年、町村合併により市制が施行されたときも、すんなりと「都城市」という名前になったということです。
  こうした勉強は、いわゆる「雑学」と言われますが、生徒さんと話す時の話題等に活用できそうですので、時間に余裕のある方は、インターネット等で調べてみませんか。