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校長のひとり言ブログ

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熱中症

 気象用語では、日中の気温が30℃以上になる日を「真夏日」、35℃以上になる日を「猛暑日」というのだそうですが、今年は、梅雨が明けた途端、日本国内に猛暑が押し寄せ、特に関東の群馬県や岐阜県等では、連日のように最高気温が38度以上になっているようです。この影響で、農作業中に死亡したお年寄りや、救急車で搬送された患者のことがニュースになっていますが、その原因は「熱中症」のようです。テレビを見たり、ラジオを聴いていますと、必ず,「熱中症」のことが話題になっていますが、先日の朝、散歩中にラジオで聞いた「年代別の熱中症」は、内容も分かりやすく、大変参考になりましたので、皆さん方に紹介します。
 そのラジオは、NHK「健康ライフ」で放送されたものですが、年齢によって[熱中症]が発生する原因は違っており、従ってその対策も変わって来るということでした。まず、幼児の場合で、人間は体内の温度が高くなると、熱を体外に汗として出す機能がありますが、幼児の時期はその機能がまだ未発達だそうです。従って、水が飲みたいときは、泣いたり、ぐずったりするわけですが、母親が幼児の表現をうまくキャッチしないと、「熱中症」になり手遅れになってしまうことがあるそうです。特に、幼児は小さいので、地表からの照り返しが強く、大人と幼児では気温が3度も違うそうですから、この時期、幼児の手をひいたり、乳母車などで散歩する場合は、帽子を被せたり、傘をさしたりし、さらに、途中で休憩したり、水分を与えることが必要だということです。
 次は若い人、つまり10代後半から20代の年代の人達ですが、この年代はスポーツ関係者の人が「熱中症」に罹っているそうです。高校野球のように炎天下でスポーツするわけですから、「熱中症」に罹るのは当然ですが、しかし、専門家によると、熱を体外に出す新陳代謝機能が発達し、例え[熱中症]に罹っても80%は軽症だということです。しかしながら、命かかわることですから、スポーツ関係者は、練習時間を短くしたり、途中で休憩を取ったり、水分を取らせる等の配慮が必要ということでした。
 次は高齢者ですが、若者が[熱中症]に罹っても軽症なの比べ、65代以上の高齢者では、半分以上が重症になるということです。その原因は三つあるそうです。まず一つは、身体の中の熱を汗として体外に出す機能が衰えて来る、つまり年を取ると、下手になって来るということです。その二つは、のどが渇いても、それを脳に伝える中枢神経が衰えて来るということです。その三つは、いろいろな病気で薬を服用するため、自然と体が汗をかかない体質になってしまうということです。
 最後は、「日中症」に罹る時間帯ですが、若者が罹るのは日中炎天下の時間が多いのに比べ、高齢者では自宅居室、しかも10%は夜間だそうです。なぜかということですが、その原因は二つあるそうです。一つは、高齢者は暑いのに、クーラーや扇風機を使うのを嫌がるということと、二つは、トイレに行くのを嫌がって水分を取らないため、就寝中にけいれんを起こして意識障害になるということです。高齢者が[熱中症]に罹った場合、重症になることが多いので、クーラーは除湿にしてやるとか、扇風機は直接身体に充てず、部屋の空気の流れをよくしてやる等、周りの人達が細心の注意を払うことが大切だということです。