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校長のひとり言ブログ

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臨機応変な運転

 自動車学校では、交通社会において守るべき基本的なルールを学びますが、いざ運転免許を取得して道路を運転してみると、なかなか習った通りにはいかないもので、そこには自ずから「臨機応変な運転」が求められているところです。しかしながら、実際の道路においては、「臨機応変な運転」をすることが出来ないドライバーを見かけることがしばしばあります。最近も、そのようなドライバーを見かける機会がありました。
 その一つは、交差点に入ったものの、信号が変わって前に進むことが出来ず、横断歩道上で立ち往生している車のドライバーです。先日の朝、自転車で出勤途中、約50メートル先に信号機のある交差点が見えて来ましたが、私が進行している自転車道上に1台の白い軽自動車が止まっているのが目に入りました。私が進む方向の信号機は「青」となっていましたから、おそらく、その軽自動車は信号に従って交差点に入ったものの、信号が変わって前に進めなくなり、立ち往生したものと思われました。交差点に近づいてみると、軽自動車が止まっている場所は、車の前半分は自転車道、そして後ろ半分は横断歩道上でしたから、自転車は自転車道を進むことが出来ない状態になっていたのです。しかしながら、その軽自動車の後の方を見ると、全く車の姿はないのです。つまり、車を一寸バックして交差点外に出て止まれば、自転車はもちろんですが、歩行者にも迷惑をかけないで済むわけです。仕方がないので、私は自転車道を迂回し、その車の後ろの横断歩道を通ったのですが、運転席を見ると、若い女性がしきりにミラーを見ながら髪の形を整えており、しかも車の後部には、あの若葉マークが付いていたのです。自動車学校ではこのような場合、後方の交通を確認して交差点外にバックするよう指導されているはずですが、まだまだ「臨機応変な運転」が出来ないようです。
 その二つは、かたくなに「安全」だけを考え、自分本位に車を運転しているドライバーです。それは先日の日曜日、妻の実家に行く途中のことで、時間はお昼ごろでした。その日は交通量が少なく前を行く車もなかったので、スムーズに車は走らせていると、ふと前方に1台の普通自動車が走行している姿が見えました。その車はゆっくり走っており、その付近は制限速度が50キロの所でしたから、たちまち私の車はその車に追いついたのです。その車は私の車が追いついても、相変わらずゆっくり走り、私の車のスピードメーターを見たところ、40キロを指していました。その道路は片側1車線の県道で、はみ出し禁止区域となっていますから追い越すことは出来ませんし、ましてやクラクションを鳴らすわけにもいかず、しばらくその車に追従して車を走らせることにしたのです。車を見ると国産の高級車で、車を運転している姿は見えませんが、慎重すぎる運転ぶりからすると、おそらく女性ではないかと推察されたのです。約5キロその状態が続き、その間、道路左側には車を避けることが出来る空き地がありましたが、全くその車は進路を譲ろうとしないのです。バックミラーで後方の車を確認すると、約10台位が数珠つなぎでつながっており、私も少しイライラしていたところ、ようやく信号機のある交差点で右折車線に入ったので、私はその車のすぐ左横に車を停止させ、運転席を見たところ、やはり女性で年齢は50歳前後位のドライバーでした。このようなドライバーは、確かに安全運転はしていますが、車の流れが悪くなるほか、後続車両のドライバーがイライラして対向車線にはみ出し、大きな事故につながることがありますので、わき道に車を寄せて進路を譲るとか、「臨機応変な運転」をしてほしいものです。