広 告
17万台の格安合宿免許!


校長のひとり言ブログ

« 2011年6月 | メイン | 2011年8月 »

2011年7月 アーカイブ

2011年7月 4日

早合点

  6月19日の日曜日は父の日でしたが、その日の夕方、東京に住んでいる長男夫婦から、今年も「父の日プレゼント」が届きました。宅急便で届けられた小包を見た瞬間、中身はスポーツシャツだなと感じました。それは私の趣味がゴルフですから、長男はそのことを知っていて、毎年、父の日にはプレゼントとしてスポーツシャツを送ってくれるからです。
 早速、包装紙をほどいてみると、やはり中身は私が予想した通り、スポーツシャツでした。今年のスポーツシャツは黒色の半袖ポロシャツで、見た感じではなかなかおしゃれなものに感じました。どこの製品かなと思い、ポロシャツの襟を見たところ、私の目に飛び込んできたのは、「TAKEO」という文字でした。何と私と同じ名前ではありませんか。その瞬間、私の脳裏には「長男がわざわざ私の名前を刺しゅうしてくれた」という考えが浮かんできたのです。そこで、すっかり嬉しくなって「わざわざ俺の名前を刺しゅうしてくれたのか。」と独り言をつぶやいたのです。その私の言葉を炊事場で聞いていた妻が、「まさか。その名前はどこについているの?」と聞くので、シャツの襟についていると返事したのです。すると、妻が「それはもしかしたら、デザイナーの名前かも知れないよ」と答えたのです。それを聞いた途端、「あっ、そうか」と考え、即座に襟を見たところ、何とそこには、「KIKUCHI」というローマ字が小さく刺しゅうされているではありませんか。妻が言うとおり、「TAKEO KIKUCHI」はデザイナーの名前で、私の「早合点」だったのです。穴があったら入りたい心境でしたが、そこは一家の大黒柱ですから、ぐっと我慢して「どんなデザイナーかな。インターネットで調べてみよう」と話題を変え、2階の自室に上がったのです。調べたところ、「TAKEO KIKUCHI」というのは、私の知っている戦時中、天皇機関説を唱えた菊池武夫男爵と同じ名前の有名なファッションデザイナーでした。
 こうした「早合点」は、私が持って生まれた性格のようで、これまでの人生でも数々ありました。その中でも今でもはっきり覚えているのは、小学5年生の時の大失敗です。算数のテストがあり、その問題を見た瞬間、てっきり「足し算」の問題だと「早合点」したのです。私はどちらかといえば、国語や社会という科目が得意な方ですが、算数や理科という科目は不得手なのです。それでも算数では、「足し算」だけは得意だったので、問題を見た瞬間、「しめた」と小躍りしたのです。問題を最後まで見れば、「足し算」か「引き算」かの区別はわかるはずですが、その時は全く「引き算」だと思わず、「足し算」とばかり思ったわけです。問題を解き終わったら読み直すこともなく、そのまま答案を出したところ、友達から「問題は引き算だった」ということを聞き、「しまった」と思いましたが、もう後の祭りです。結果は0点でした。その時の通信簿には「なんでも『早合点』する性格のようです」という先生のコメントが載っていたことを記憶しています。
 そのほか、ゴルフの時、番手の違うクラブを間違って握り、そのためボールが飛び過ぎてOBになったりしたことは度々あります。いまさら、私の短所である「早合点」を完全に治すことは無理なようですから、たとえ失敗しても、小さな失敗で済むよう心掛けるつもりです。

2011年7月11日

てげてげ運転

 宮崎県内の国道10号線等の主要個所には、宮崎県警察の電光掲示板が設置され、その掲示板には交通安全を呼び掛けるメッセージが表示されていますが、その一つに「てげてげ運転追放運動実施中」というのがあります。私達宮崎県人は、その「てげてげ運転」という文字を見ても、その意味を知っていますから、特段違和感はありませんが、県外から来たドライバーにとっては、その意味がわからない人が多いということです。この運動が始まったのは、平成21年9月14日からですが、当校の職員の中にも入社してから2,3年の人がいますし、また運動の経緯を充分理解していない職員もいますので、この機会にその内容を知っておいてください。
 この運動が始まったのは平成21年ですが、宮崎県警察ではその前年までの県内交通事故の発生状況を分析したところ、事故の原因が、運転中の緊張感の欠如とみられるわき見、考えごと、安全不確認等によるものが約70パーセントを占め、これは、全国平均を約10ポイント上回っていることがわかったのです。そこで、宮崎県交通安全対策推進本部(本部長宮崎県知事)では、宮崎県独自の安全運動を推進するため、この運動のネーミングの募集を始めたのです。当校においても、この募集に応じ、全職員がそれぞれ標語を提出しましたが、審査の結果、えびの市の濱島康修さんの「てげてげ運転追放運動」という作品が最優秀に選ばれたのです。なお、この運動には「ストップ わき見 ぼんやり運転」というスローガンがついていますが、これは、当校の豊島奈緒美さんの作品です。
 さて、「てげてげ運転」の「てげてげ」というのは、宮崎県の方言ですが、共通語に訳するなら「いいかげん」、「適当」、「ほどほど」、「まあまあ」、「そこそこ」といった意味合いの言葉です。したがって「てげてげ運転」とは、いうならば「緊張運転」や「きびきび運転」の反対語になるわけです。
 それでは、どんな運転を「てげてげ運転」というのでしょうか。この運動を開始するにあたり、宮崎県警察本部が当時HPに掲載した記事によると、「てげてげ運転」の例として、「読書しながらの運転」、「お化粧しながらの運転」、「ひげをそりながらの運転」、「考えごとをしながらの運転」を挙げていますが、この事例はほんの一部でまだまだ沢山あるようです。私が車を運転中や自転車に乗っているときに見かける例として、こんな「てげてげ運転」があります。例えば、狭い道路から広い道路に出る際、狭い道路側に一時停止の標識がかかっているのに、停止線で止まらず、一気に車の鼻先を車線にはみ出したり、直線やカーブにかかわらず、平気で反対車線にはみ出したり、車線の中央を走っている車があります。また、対向車が来ていても、路上に駐車している車を避けて反対車線にはみ出して走行したりする車や方向指示器を点滅させないで右左折する車を見かけることもあります。さらに、ノロノロ運転していてなかなか脇に避けようとせず、マイペースで走行している車も、やはり「てげてげ運転」に含まれると思われます。
 全国の自動車学校では、わき見や前方不注視の事故を防止するため、「危険予測運転」を教習項目の中に入れていますが、宮崎県が継続して実施している「てげてげ運転追放運動」は、まさに初心運転者の事故を防止するためには、効果的な方法ですから、当校においても教習中に「てげてげ運転」の危険性をしっかり指導して下さい。

2011年7月18日

自己本位の運転

 私達は日頃車を運転する場合、安全運転を心がけていますが、街角で見かける運転者の中には、安全意識に欠けたというか、「自己本位の運転」をする人がいます。先日、そういった「自己本位の運転」をする運転者を見かけました。
 その運転者は、バスの中から見かけた女性運転者です。その日は朝から雨で、自宅近くのバス停からバスに乗り、丁度一番前の席が空いていましたからそこに座りましたが、バスに乗ってから約5分位走ったところ、県道と県道が交わる交通量の多い交差点に差し掛かりました。もちろん信号機はあり、さらに、右折車の流れを良くするため、矢印の信号機も設置されている所です。私が乗ったバスは宮崎市の中心部に向かって南進していましたが、その交差点に差し掛かったとき、信号が変わり、バスは南進車の先頭の位置で停車したので、何気なく前方の交差点を通過する東西の車の動きを見ていたのです。
 交差点の中心部付近の右折レーンには、約10台位の車が停車していましたが、やがて東西の信号が青から赤に変わり、次に青の右折矢印になりましたので、右折レーンに停車していた車は、次々に右折を開始しましたが、その交差点の矢印信号の時間は10秒位ですから、全部の右折車両は右折出来ず、最後になった車が交差点内に入ったところで、信号が赤に変わったのです。私は当然その車はその地点で停止し、次の信号になるのを待つものとばかり思っていましたところ、なんと、そのまま交差点の中央部方向に向け進み始めたのです。しかしながら、その車の先を右折していた車は、前方の車が渋滞のため停車したので、右折した地点で停車してしまったのです。それでも最後の右折車は無理に右折しようとして進んだため、とうとう交差点の中央部付近で停車を余儀なくされたものです。
 その間に南北の信号が変わり、バスもいったん発進したものの、交差点の中央部に右折車が取り残されており、立ち往生してしまったのです。そこで、取り残された右折車の運転者はどうするのかと見ていたところ、運転していたのは女性で、前方ばかり見ていて私達が乗っているバスには全く気が付いていないようです。そこで、バスの運転手がクラクションを鳴らしたところ、運転者はびっくりしたような顔付きでバスを見ましたが、全く動こうとしないのです。すると、バスの運転者が、手で車をバックさせるような仕草をしたところ、ようやくそれに気づき、運転者は後方を振り返ってバックし、バスが通れるくらいの間隔が出来、バスは交差点を通過することが出来たのです。
 この間、時間にすると約1分もない位でしたが、私のすぐ後の席から「何であんなに無理するのかな。次の信号を待てばいいのに」という男性のつぶやく声が聞こえ、私も同感するとともに、このときのドライバーが女性運転者であったことから、以前読んだことのある女性運転者の意識のことを思い出したのです。
 それは女性運転者による交通事故が著しく増加したことから、自動車安全運転センターが専門家の協力を得て作成した「女性運転者の運転の実態と意識に関する調査研究」というものです。それによると、女性の運転者は、男性に比べ、自車の周りの状況を把握することがやや不得意で、さらに「自己本位の運転」をしやすいというものでした。女性の運転者の全てが、「自己本位の運転」をするとは限りませんが、こうした運転は女性運転者の特性だと受け止め、今後の教習に活かしていただくようお願いします。

2011年7月25日

あきらめない

  2011年7月18日の未明から早朝にかけて行われたサッカー女子ワールドカップドイツ大会の日本対アメリカの決勝戦は、私も午前3時過ぎには起床し、テレビで試合の模様を観戦しました。試合は、延長戦後半12分、澤穂希キャプテンのシュートで同点に持ち込んだ日本代表チームが、PK戦を3対1で勝ち、ついに世界女子サッカーの頂点に立ちました。私はこの試合の模様を観戦して、日本人の心の中にある「あきらめないで」という気持ちと、女性の強さ、逞しさを改めて感じたところでした。
 この試合は、開始早々からアメリカチームの力に圧倒的に攻め込まれ、日本チームは何度か危ない場面がありましたが、そのつどゴールキーパーの海堀選手のファインプレー等で、何とか無得点で前半戦を終了することが出ました。この日の日本代表チームは、いつもの「なでしこ」らしさが感じられず、どこかおどおどとしたプレーが見られたので、そこは、現在世界ランキング第1位のアメリカと第4位の日本との格の違いかなと考え、「同点だったら、まあいいか」という気持ちで後半戦の模様を観戦していたのです。したがって、後半24分にアメリカに1点を先制されたときは。正直な気持ち「やはり駄目か。日本チームの負けだな。」と、私の心の中に「あきらめ」が生じたのです。それは過去、男子日本のサッカーチームの試合を数々見ていて、日本チームは先取点奪われると、それを跳ね返すだけの力がなく、すぐあきらめムードが漂ってしまって負けていたからです。 ところが、この試合は違い、後半34分、宮間あや選手のシュートで日本チームは追い付いたのです。一人でテレビの音を小さくして観戦していた私は、思わず「やった」という声と拍手をしてしまいましたが、このときは、本当に日本チームの「あきらめない」という強い気持ちに感動したのです。
 しかしながら、延長戦に突入し、前半に再びアメリカに先制されたときは、さすがに、「やはり駄目か、万事休す」という弱い気持ちが再び私に芽生えたのですが、その半面、「女子代表のことだから、ひょっとしたら、また同点にするかもしれないぞ。」という淡い期待の気持ちも私の心の中にあったのです。おそらく、テレビで観戦していた多くの国民の方もそう思っていたものと思いますが、残り時間あと3分となり、国民の大多数の心の中に「あきらめ」が漂い始めたとき、まさにその時、澤穂希選手の奇跡的なシュートが決まり、再び同点となったのです。この日本選手の「あきらめない」というか粘り強さには、さすがのアメリカチームも根負けしたのか、テレビを見ていても戦意が喪失したことがはっきりわかり、ついにはPK戦では、ペナルティキックをはずし、ついに日本チームに栄冠が輝いたということです。
 それでは、なぜ、日本チームに「あきらめない」という気持ちが存在したかということですが、どうやら「ハングリー精神」にあったようです。それは今回の日本チームの大半はアマチュア選手で、日頃はコンビニ等で働き、約1時間かけてチームの練習に参加する等、選手一人ひとりに「ハングリー精神」があり、それが試合を「あきらめない」という気持ちにさせたようです。この「あきらめない」という言葉は、我が国の国民に感動を与えましたが、ただ残念なことは、退陣表明をしている菅首相が、「なでしこジャパンの『あきらめない』という気持ちで行動したのには感動した。私もあきらめないで行動しなければならない。」と政権運営の続行を明らかにしたことです。さすがにこの発言は国民のひんしゅくをかい汚点を残しましたが、「あきらめない」という言葉は、3月の大震災のことを考えると、今年の「流行語大賞」にノミネートされそうです。