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校長のひとり言ブログ

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2012年2月 アーカイブ

2012年2月 6日

食べ合わせ

 先日の朝、早朝散歩をしながらラジオで生島ヒロシの「おはよう一直線」を聞いていたところ、遺伝子学が専門の順天堂大学白澤卓二教授が、「食べ合わせ」について話をされていましたが、非常に興味のある内容でした。それは「ウナギと梅干し」は、昔から悪い「食べ合わせ」の代表でしたが、白澤教授の話によると、科学的な根拠は一切なく、むしろ、それぞれの栄養を見てみると、疲労を乗り切るためにピッタリの「食べ合わせ」だということでした。その理由は、ウナギには、感染症を防ぐビタミンA、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1など、身体を健康に保つためのビタミンが多く含まれているので、夏バテを防ぐには、まさにもってこいの食材だそうです。一方、梅干しにはクエン酸が含まれているので、食欲の増進、疲労回復には効果があり、これも夏バテには効果的な食材だということです。実験の結果、「ウナギと梅干し」の「食べ合わせ」で、体調が悪くなった人は皆無で、むしろ食欲が増し、夏バテを防ぐことが出来たと好評だったということです。なぜ、過去に「ウナギと梅干し」の「食べ合わせ」が悪いとされたかという理由ですが、これには色々説があり、梅干しの食欲増進効果が過食を引き起こすこと、ウナギの脂が消化しにくいこと、ウナギは贅沢品だったので、贅沢を戒めるために生まれた伝えではないかということです。
  次に医学的に避けたい「食べ合わせ」の中に、「トマトとキュウリ」、「大根とニンジン」があるということには、正直言ってびっくりしました。それは、私は野菜を食べるときの組み合わせとして、トマトとキュウリが多く、栄養学的にも身体によいと信じていたからです。では、なぜ、この「食べ合わせ」が悪いのかということですが、それは、トマトや大根には、豊富なビタミンCが含まれており、生のキュウリやニンジンに含まれているアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があるからです。そこで、これらの野菜を生で食べるときは、アスコルビナーゼは酸に弱いので、酢やレモン汁をかけると良く、また、アスコルビナーゼは熱に弱いので、加熱すると良いということでした。
 この話を聞いて、このほかに、どんな「食べ合わせ」が栄養学的に薦められるのか調べてみると、色々な「食べ合わせ」がありました。まず、身体に効く「食べ合わせ」としては、「とんかつとキャベツ」があり、この組み合わせは、老化防止と疲労回復に効果があるそうです。また、私達が良く食べている「カレーとラッキョウ」も、胃もたれを直し食欲を増進させる効果があるそうです。そのほか、「お寿司とガリ(甘酢しょうが)」は殺菌と消化促進の効果があり、「サンドイッチとピクルス」はむくみを解消する役割があるということです。さらに、刺身を食べるときには、必ずワサビや場合によってはシソの実がつまみとして付いていますが、刺身は生ものなので、食中毒を引き起こす菌が発生することがあるので、食中毒を防ぐため、殺菌作用の強いワサビをつけるのだということです。
  逆に避けたい「食べ合わせ」としては、前述のトマトとキュウリのほか、「豚肉と冷たいそば」がありました。それは豚肉には、身体を冷やす作用があるので、この「食べ合わせ」は胃を冷やし、栄養素や有効成分の吸収を妨げるので要注意だということです。また「ナスの漬物と冷たいそば」も、ナスの漬物には身体を冷やす作用があるので、下痢をしたり、手足が冷えることになるのだそうです。どうしても食べたいときは、温かい汁そばにすると良いそうです。さらに、「酒とからし」も避けたい「食べ合わせ」だということです。それは酒もからしも血行を促す作用があり、かゆみが出る可能性があるので、じんましんや湿疹が出やすい人は避けた方が良いということです。
 こうして調べてみると、私達が日頃何気なく食べている物の中には、避けたい「食べ合わせ」があるようですから、体調を崩さないために、今一度調べてから食べるように心がけたいと考えているところです。

2012年2月13日

ヒートショック

 1月末から2月始め頃にかけ、日本列島にこの冬一番の寒波が押し寄せたため、都城地方でも最低気温が氷点下8度位になりましたが、この寒さで、大阪では1カ月の間に、例年の2倍に当たる30人の高齢者が入浴中に死亡する事故が相次いだということです。そこで、医療関係者は、毎年、厳冬期の11月から3月にかけて事故が集中することから、寒い時期の入浴に十分注意するよう呼びかけていることが、先日、新聞に掲載されていました。それによると、毎年、1万人を超える人が浴室の中で死亡しているそうですが、この数は、交通事故の2倍の死亡数であり、さらに、死亡者の8割以上は高齢者ということです。この現象は、我が国だけのようですが、それは、外国ではシャワーで汗を流しますが、日本では風呂に入るのが一般的であり、この「熱い湯に首までつかる日本の入浴文化」がどうやら原因のようです。
 それでは、なぜ、我が国において入浴中に高齢者が死亡するかということですが、その原因は、「ヒートショック」という現象だそうです。この現象は、急激な温度変化により体が受ける影響のことで、皆さんも、冬の寒い時期に、暖房の効いた暖かい部屋から廊下やトイレなどに行くと、寒さに「ゾクゾクッ」と震えた体験はありませんか。それが「ヒートショック」現象です。
 その「ヒートショック」は、急激な温度差によってもたらされ、暖かい所から、浴室やトイレ等寒い所に移動した時、人間の身体は、室温の急激な変化から体温を調節するために血管が収縮し、血圧や脈拍が上がり、さらに、熱いお湯に入った瞬間、熱い刺激で血圧が上昇し、次に温まり始めると、今度は逆に血圧は急激に低下するということです。この血圧の急激な変化が危険で、高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化が進行した高齢者では、血圧の上昇で、心筋梗塞や脳梗塞、または血圧の低下により、意識を失って浴室内で溺死する原因となるということです。
 それでは、どんな人が「ヒートショック」を起こしやすいかということですが、先ず年齢は65歳以上、持病として上述のように動脈硬化が進行している人、不整脈がある人は注意して欲しいということです。また、一番風呂や深夜の入浴が習慣となっている人や飲酒後や薬を飲んだ直後、それに、42度以上の熱いお風呂に首までつかり長湯をする人も要注意だということです。
 そこで、「ヒートショック」対策として 、「高齢者・高血圧の人は一番風呂を避ける。 」、「浴室が温まってから入る。」、 「かけ湯、半身浴をうまく組み合わせて徐々に温めるようにする。 」、「 浴槽のふたを開け、洗い場にマットやスノコを敷くことで、急激な体温の低下を防ぐ。 」、「シャワーを使い、浴室の温度を上昇させる。」、 「 浴槽のお湯の温度は、42度以上で死亡者数が増加するので、41度以下にする。 」等がありますが、根本的に解決するためには、トイレ、洗面、浴室に暖房設備を設置することが必要だということです。また、「サウナ」は身体に良いと信じていたのですが、先日、かかりつけの医師から、「高齢者は危険ですよ」という警告を受けたので、現在利用していないところです。そのほか、私達が知らない危険な場面は、まだまだあるようですから、アンテナを広げて情報をキャッチし、不慮の事態にならないよう、細心の注意を払いましょう。

2012年2月20日

野鳥

  先週、私達仲間でゴルフコンペをしましたが、その際、バードウォッチングが趣味のMさんが「今年は『野鳥』が少ないな。どうしたのだろうか」と言い出したのです。Mさんの話によると、バードウォッチングの仲間で、郊外の山に「野鳥」の姿を求めて出かけることがあるそうですが、今年はその「野鳥」の姿がめっきり少ないそうです。そう言われてみれば、このゴルフ場でも毎年2月中旬頃になると、メジロ等の「野鳥」の姿をみかけていましたが、今年は全くメジロの姿はもちろん、鳴き声を聞いたことがありません。また、私方の庭にあるツバキの花が咲き始めましたが、今年はまだ「野鳥」の姿を1回も見たことがありません。例年だと、この時期にはツバキの花の蜜を求めて可愛い目をしたメジロが集まり、さらにこれをイジワルするヒヨドリの姿が見られていたのです。私方の庭には、ツバキの花のほか、赤い実がなるマンリョウの木もありますが、その実も真っ赤に熟しており、「野鳥」が食べた形跡も全くありません。
 さらに、先日の日曜日、妻の実家に帰った時、庭にある樹齢60年位の梅の木を見たところ、白い梅の花が満開に咲いていましたが、例年だと雀の姿がたくさん見られ、その声がうるさいほど聞こえているのに、今年はわずか数羽の雀の姿しかありません。Mさんの仲間内でもこのことが話題になり、ある人は「昨年爆発した新燃岳の灰の影響ではないだろうか」と言っているそうです。確かに、昨年の新燃岳の灰の影響で、一昨年、宮崎県地方でヒトツバの葉を食い荒らしていた「キオビエダシャク」という蛾の姿が、昨年は消えましたので、それも一理あるなと思ったのです。
 ところが、最近、散歩中に聞いたラジオでは、昨年東日本大震災で大きな被害を被った東北地方でも、「今年の冬は『野鳥』の姿が少ない。」という放送が流れていたほか、新聞の「声」欄でも、同じ内容の投書が全国各地の人から数多く寄せられており、どうやら、今年の冬は、全国的に「野鳥」の姿が少なくなっていることがわかったのです。
 そこで、インターネットで調べてみたところ、今年の冬は「野鳥」が少ないと感じている人は意外と多く、たくさんの書き込みがありました。その内容を見ると、「昨年発生した東日本大震災の影響」、「東京電力福島第一発電所の爆発による放射能の流出の影響」等といったまことしやかなものがありました。その中で、私が危惧しているのは、昭和61年、当時のソビエト連邦で発生したチェルノブイリ原子力発電所の事故で、研究の結果、原子力発電所の爆発事故のため、多量の放射能が流出して「野鳥」等の動物の生態系に大きな影響を与えていることです。日本においても福島県等において研究チームが調査をしているそうですが、やはり「野鳥」に何らかの影響を与えているという結果が出ています。しかしながら、国が調査した放射能の測定結果では、北海道や九州等、福島県から遠く離れた場所では全く検出されていませんので、この説も、「野鳥」が少ない解答にはなっていないようです。
 宮崎において今年の冬に見かける「野鳥」は、カラス、ムクドリが大半ですが、これも例年にない寒さも影響しているものと思われますので、今は、春になって暖かくなり、山から「野鳥」が私達の住んでいる所に飛んでくることをかすかに期待しているところです。

2012年2月27日

鉄道ファン

 先日、「撮り鉄新幹線を止める」というニュースが新聞に掲載されていましたが、それは、名古屋市内の東海道新幹線下り線の線路脇に、カメラを持った中年の男性がいるのを巡回中のJR職員が発見し、届出を受けた警察ではこの男性を調べたところ、「列車が好きで、写真を撮影したかった。」と供述し、カメラと脚立を所持したものの、線路内への侵入がなかったことから、新幹線特例法違反の立件は見送り、厳重注意したというものでした。この男性は、いわゆる「撮り鉄」と呼ばれる「鉄道ファン」ですが、これにより、上下線13本が最大で25分遅れ、乗客約1万人に影響を与えたということです。
 さて、このような「鉄道ファン」とは、鉄道、またはこれに関する事象を対象とする趣味(鉄道趣味)を持っている人のことを指しますが、調べてみると、色々な「鉄道ファン」が存在し、内容によってその呼び方も異なっています。
 まず、「車両鉄」と呼ばれている「鉄道ファン」は、鉄道の車両分類、車歴、装置、内装、編成等について趣味がある人のことを指すそうです。昨年3月のダイヤ改正で、日豊本線の鹿児島中央駅から大分県の別府駅間を走る特急電車が変わりましたが、初めてその電車の姿を見た時、流線形の黒い車体でしたからびっくりし、たまたまその電車の写真を撮っていた旅行客と思われる男性に聞いてみたことがありました。すると、その電車は「787系電車」と呼ばれ、約20年前から特急つばめとして鹿児島本線を走っていたが、九州新幹線の開設に伴い、日豊本線を走ることになったものだということを細かく教えてくれたのです。後で、そのことを知り合いのJR職員に話したところ、「それは、『車両鉄』と呼ばれる人です。中には私達より詳しい人がいます。」と教えてくれました。
 次に「撮り鉄」と呼ばれる人は、走行している鉄道写真を撮影し、それを鉄道趣味誌やコンクール・コンテスト等へ投稿するのだそうですが、JR職員の話によると、これら「鉄道ファン」の人達が読む「鉄道ファン」という月刊誌が出版されているそうです。また、「乗り鉄」と呼ばれるのは鉄道旅行を楽しむ人で、このような人は、テレビでよく紹介されているようですが、この「乗り鉄」の中でも、「かぶりつき」とユニークな呼び方をされている「鉄道ファン」がいるそうです。私は、当初「かぶりつき」という言葉を聞いた瞬間、経験上、客席の最前列でストリップショーを見ている人かなと思いましたが、実はそうでなく、鉄道に乗車しているときに、先頭側乗務員室の窓ガラス前に陣取り、前方の景色や乗務員の様子等を眺める人のことをいうそうです。 そう言えば、私は、宮崎市内から電車に乗って都城市まで通勤していますが、昨年の夏ごろ、運転席の横に立ち、前方の景色を眺めている旅行客と思われる男性がいたことを思い出し、その人が「かぶりつき」という「鉄道ファン」だということを知ったのです。
 そこで、先日の朝、JR青井岳駅から山之口駅の間、試しに先頭車両の運転士の横に立ってみました。その体験では、前方の景色は手に取るようによく見え、線路はまっすぐ伸びていますし、特に鉄橋の上を通過するときは、興奮するというか、胸がドキドキしてまるで自分が運転しているようで、「かぶりつき」の心情がわかったような気になりました。その後、何回か「かぶりつき」の体験をしましたが、スリルがあってはまりそうですから、ひょっとしたら、私も「鉄道ファン」の一人になったのかも知れません。