都城自動車学校 | 合宿体験記

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第二段階のポイント[ 久田祐樹さん(大学4年生) ]

第二段階ではいよいよ公道での運転が始まります。まず最初に戸惑うのはスピード感覚と他の車の運転だと思います。教習所のコースでは最高でも時速40キロまでしか出せないのに対して、公道では制限が無ければ時速60キロまで出せるし、そもそも教習所のコースと違い直線や緩いコーナーが大半なのでとにかくスピードが出ます。また、出さないと逆に他の交通の迷惑なっていまいます。僕のような、飛ばすのが大好きな人間の場合は逆に制限速度を守ることを意識しないといけませんが、人によってはスピードを出すのが怖いという人もいるそうなので、まずはその道路の制限速度まで思い切って出しましょう。隣には指導員がいるので、最悪どうとでもなります。
また、行動に出て初めてMTの面白さが体感できます。教習所のコースでは基本は1速と2速、まれに3速を使う程度で、坂道発進やS時、クランクでの半クラ維持など、正直面倒くさい以外の何者でもありませんでしたが、行動では、4速、5速を多様します。そこで、シフトチェンジの楽しさが生まれます。ギアに悲鳴を上げさせることなくスムーズにシフトチェンジできたときの快感はたまりません。また、減速の際も如何にスムーズに止まれるかを追及していると楽しくてしょうがなくなります。そして、MTの特徴であるエンジンブレーキ、これがコーナーではもろに活きてきます。ATの場合はブレーキを踏まないといけないところを、シフトダウンすることでエンジンブレーキを効かせて、ブレーキペダルを踏むことなく緩いコーナーを抜けたとき、かなり気持ちいいです。第二段階の終わりの方では渋滞のとき以外はMTの方が乗りやすいとさえ感じてきます。
そして、もう一つ戸惑いを与えてくれるのが他の車たちです。教習車ではないので、スピードオーバー当たり前、一時不停止、歩行者進路妨害続発といった状態ですが、教習車はそんなことしたら即怒られます(検定では大幅減点か一発アウト)。従って他の交通に逆らって安全運転をしなくてはなりません。また、制限速度を守っているがゆえに渋滞を招くといった事態も起こります。ついついアクセルを踏んでしまいたくなることも多々ありますが、それを抑える心、これが非常に大切です。
そして、公道で一番ポイントになるのは信号だと思います。信号を守ることは当たり前ですが、その当たり前が非常に難しいです。特に黄色信号。これは最大の宿敵です。黄色は安全に止まれないなら行ってよし、ですが、安全に止まれるかどうかなんて始めのうちは分かるわけありません。特にスピード感覚がついていけていない一番最初では、ブレーキを踏んでも思った以上に進んでしまい、最後は思いっきりブレーキペダルを踏み込むといった事態が起こったりします。止まれるか止まれないかの瀬戸際で黄色になったとき、免許をとったあとなら普通に疾走してもよいかもしれませんが、教習中はそういうわけには行きません。行こうと思ったら「止まれるよ」と言われてブレーキを踏まれたり、逆に止まろうとしたら「行けるよ」と言われたり、これはもう慣れるしかありませんが、特に始めのうちは行けるのに止まろうとすることがよくあるので要注意です(特に歩行者用信号が赤になったとき)。また、右折時に交差点に入っていたら対向車が途絶えずに赤になってしまったとき、これが最初かなり焦ります。何も気にせず普通に曲がればいいのですが、早く曲がらないと行けないと思ってついつい急発進してしまったり、逆にビビッて交差点内で止まったままになってしまったりしてしまいます。急発進した場合は歩行者の見落としをしやすく、止まったままだと完全に交通の妨げになるので、要注意です。
あと、最後のポイントは歩行者と自転車です。いざ車に乗ると、彼らが如何に危な気な存在か身にしみて感じます。特に車道の脇を走るフラフラ自転車や学生の集団自転車。道路交通法的には一切違反をしていないのですが、横を通るとき、かなり焦ります。僕は教習所を卒業して以来、本当はいけないのですが、ついつい自転車で歩道を走りがちになってしまいました。車からしたら本当に邪魔で怖いもの以外の何者でもないのです。